広島カープブログ

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     広島・前田健太投手が、8月後半からフォークを使い出した。6年連続2桁勝利をマークしてなお、さらなる進化を目指す右腕。“新球”は、エースをいかなる境地に導くのだろうか。

     それは前触れのない“解禁”だった。8月21日・巨人戦(マツダスタジアム)。延長十一回の死闘の末に、カープは敗れた。先発の前田は7回2失点で勝敗はつかなかった。午前0時を越えた試合終了後、右腕は「フォークを結構投げました。最近練習してましたし」と、事も無げに言ってのけた。

     フォークやスプリットの「落ちる変化球」は、毎年オフに習得を目指しては、シーズン前に使用を“封印”するのが常だった。前田は「まだまだ50%位ですけど。小林コーチにアドバイスをもらって、感覚を変えました。今は引っかけるイメージ。前は抜こうとして、落差を求めて失敗してきたので」と説明した。

     小林投手コーチは「彼は感覚だけをつかめば、後は自分で工夫してやれる。握りや細かい事は言っていません。抜こうとするとボールがすっぽ抜ける。しっかりリリースして、直球の軌道から10センチでも落ちれば空振りが取れるよ、という事を伝えただけです」と、説明した。

     昨年も終盤戦になって、新球としてカットボールを突如使い出した事があった。キャッチボールやブルペン投球で試したところ、感触が良かったため、実戦投入を決めた、という経緯だった。

     前田はキャッチボールで変化球を試すなど、練習では常に遊び心を抱くように心がけている。「ふと思いついた事や、やってみたいと思った事を試すようにしています。キャッチボールは大切ですが、ガチガチにこれをやらないと、とは思わないようにしています」と、以前聞いた事があった。

     ただ、シーズン後半になって、新球を使用する恐怖心はないのだろうか。フォームの狂い、肩肘への負担が増す可能性も出てくるはずだ。前田は「勇気がいるのかもしれない。でももし使えたら、もっといいピッチングができる。それにビビっていたら成長はできない。悪かったら使わなければいいだけ」と、話した。

     前田は落ちる変化球としてチェンジアップを持っているが、右打者には使用していない。右打者の内側に入りながら沈む変化について、バッテリーを組む会沢は「確かに左打者にしかチェンジアップは使いません。右打者だと、チェンジアップを狙われたときに、捉えやすくなるからです」と話す。対右打者を考えた時、前田にとってフォークは有効な変化球になってくる。

     フォーク解禁から2試合目のマウンドとなった8月27日・阪神戦(マツダ)、前田は8回4安打無失点で今季10勝目を挙げた。フォークは試合中盤まで投げたが、ワンバウンドになるなど精度が低く、後半は1球も使用しなかった。

     小林コーチは「彼のスライダー、ツーシームは真っすぐの軌道から変化する。フォークも同じ。彼にとってフォークは必ずしも必要ではないと思うが、あったら違う球」と話した。

     悪ければ使わなければいいだけ、と簡単に言えるのは並大抵の事ではない。前田は既に高い完成度を誇るからこそ、気後れせずに前に進める。フォークの完全マスターが、右腕をさらなる高みに導く事は間違いない。(デイリースポーツ・山本鋼平)

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     「DeNA2−3広島」(29日、横浜)

     広島・黒田博樹投手が右手首付近に打球を受け、五回途中に降板。試合中に横浜市内の病院で診察を受けた。この日の診断結果は明らかにされず、31日に広島市内の病院で精密検査を受け、専門医の診断を仰ぐことが発表された。

     1−0の四回だった。筒香の中前適時打で同点とされ、なお1死二塁。バルディリスが放った中前に抜けそうなライナーに対し、右手を出して止めようとし、打球が右手首付近に直撃した。跳ね返った打球は左前に転がり、二走・筒香が生還。逆転を許した。

     このときは降板せず、投球練習を経て続投。1死一塁から2者連続三振に抑えた。

     しかし、2−2の同点に追いついた五回、先頭の砂田を三ゴロに抑えたところで、ヒースと交代した。

     黒田は午後8時半ごろ、トレーナーとともにタクシーに乗り込み、横浜市内の病院へ向かった。チーム宿舎に戻った際には「トレーナーに聞いて」とだけコメントした。

     ○広島3−2DeNA●(延長十回・29日、横浜)

     広島が延長戦を制した。同点の延長十回、1死一、三塁からエルドレッドの右前適時打で勝ち越した。黒田は五回途中で降板したが、大瀬良ら中継ぎが好救援。DeNAは抑えの山崎康が踏ん張れず、延長戦は11連敗。

     ○…DeNAは頼みの綱である抑えの山崎康がつかまり、延長戦での連敗が11に伸びた。今季2度目となる2イニング目の登板となった延長十回。前日の登板で本塁打を浴びていた広島の代打・松山に安打を許すなど1死一、三塁のピンチを招いた。ここで4番のエルドレッドを2ストライクと追い込みながら、3球目の速球が甘く入り、右前適時打を浴びた。中畑監督は「本人は『(2イニング目も)いけます』と言ったが、いけるボールじゃなかった」と悔やんだ。

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