広島カープブログ

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    2016年12月

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    【担当記者が独断で選ぶプロ野球大将2016】神ってる大将=広島・緒方孝市監督

     メディアに対して多くを語らないタイプの指揮官が発したひと言は、あれよあれよという間に浸透し、気がつけば流行語大賞の年間大賞にまでなった。「神ってる」。今年の交流戦で売り出し中の鈴木がサヨナラ弾2本を含む3試合連続決勝本塁打を放ったことへの称賛の言葉だった。

     振り返ればチーム全体が神っていた。ベテランの新井は通算2000安打と300本塁打をマークし、今季限りで引退した黒田も日米通算200勝をクリア。次から次へと明るい話題をファンに提供し、シーズン中に購入した愛犬を「優勝」と命名する指揮官の執念とも相まって、25年ぶりのリーグ制覇へと一気に駆け抜けた。もちろん来季の目標は1984年以来となる日本一だ。


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161231-00000011-tospoweb-base

     広島の松田元オーナー(65)がデイリースポーツ単独インタビューに応じ、25年ぶりのリーグ優勝でファンへの感謝と、連覇に挑む来季への展望を語った。カープの総帥が描く理想のチーム像とは…。33年ぶり日本一へのキーマンとは…。カープ愛に満ちた言葉をたっぷり語り尽くした。

      ◇  ◇

     -25年ぶりのリーグ優勝に沸いた1年だった。

     「肩の荷が下りた1年。ある意味では逆に苦しい1年でもあった。勝つチャンスがあっただけに“逃したら…”という気持ちもあって苦しかった。達成して肩の荷が下りたという思いが強いな」

     -終わってみれば17・5ゲーム差の独走。

     「それは全く関係ない。最後の最後まで安心はできなかった。とにかく1日でも早く、と。何が起こるか分からんわけだから」

     -41年ぶりの優勝パレードも実現。オーナーは初めて参加した。

     「本当のことを言えば、ああいった場所に出るのは苦手だが。喜んでいる方々の顔を見るのが一番うれしかった。遺影を掲げながら泣く人や、車いすの人たちも前の方におっちゃった。非常に感慨深いものがあった」

     -引退した黒田選手の15番を永久欠番に。

     「世の中の価値はお金の多寡が、全ての判断基準になっている。それは当然で仕方ないが、彼が帰ってきてくれたことでそれは違うんだというものを身をもって示してくれた。それを歴史の中に残しておかないといけない。10年、20年たった時にこの話が、人々の記録に残らないのではないか。だからこそ永久欠番にすることで、残しておいたほうがいいのではと思った」

     -将来的に再びユニホームを着る存在だ。

     「また、男気を出してもらわないといけないかもしれない。現時点ではなんとも言えないが、現場との関わりをずっと持ち続けてくれたら、それはありがたい話だと思う」

     -チームとしてのオーナーの理想像とは。

     「(昭和)54年、55年のチームは強かった。江夏さんがおっちゃって、パターンを確立させた。1人でチームを一変させたように思う。自分の感覚で言えば59年とか、61年が本当に強いチームだと思っている。ウチらしいというか、負けているのに粘って追い付いて、追い越してしまう強さ。あの強さがほしい。(61年は)日本一にはなれなかったが、我々としては相手がものすごく嫌なチームで、今後目指したいところだ」

     -来年に目を向けると、日本シリーズで敗退した悔しさが残る。

     「日本一というのを、みんなに見てもらいたい気持ちはあった。選手は立派だったと思う。ただ、申し訳ないと思っているのは外国人選手の補強。野手が十二分に行われていない。新人はある程度、補強できたが」

     -巨人、阪神など他球団が補強を進めた。

     「阪神は糸井を獲ったが、着々とチームを切り替えようとしている。巨人パターンの同じ繰り返しをするのではなく、一生懸命選手を作っていこうとする強い姿勢、思想を感じる。来年どうかと言えば分からないが、何年かすれば手を付けられないチームになる可能性を秘めているように思う。巨人は来年1年をみたら怖い」

     -これまでキーマンに掲げた選手が、翌年に活躍してきたが。

     「来年は堂林に期待する。本人も相当な覚悟でいるようだ。意を決して変わろうとしている。きっかけはどうしても必要だ。それはなんでもいいから、伸びていってほしい。投手は福井。これから3年はエースとして、もしくはエース格として頑張ってもらわないといけない」

     -着々と常勝への道を歩んでいるようだ。

     「いや、それはまだ甘い。勝つのが当たり前、見下せるだけの力を持っているわけではない。だからこそ、もう一段上に成長してほしい。Aクラスであり続けるための(他球団との)何か差を確立してほしい。そのために努力することはたくさんある」


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161231-00000035-dal-base

     若ゴイたちに朗報だ。今季限りで現役引退した黒田博樹氏(41)に来季、広島の“臨時コーチ”を務める可能性が浮上した。当の本人が「タイミングが合えば(練習場のある)由宇や大野へ行き、苦しんでいる2軍の選手を手助けできれば」と明かした。時期や期間は未定だが、球団側は申し出を歓迎。レジェンドの助言が、悩める若手の血となり肉となるのは間違いない。

     発展途上の若ゴイにとっては、願ってもない話だろう。日米通算203勝を誇り、栄光に輝く20年間の現役生活に別れを告げた黒田氏の“臨時コーチ”就任。それは“来年、野球にどう関わるのか”という質問への答えとして、本人の口から明かされたものだ。

     「2軍で苦しんでいる選手がいれば、由宇や大野へ行って、ちょっと手助けできればいいかな…と。ただ、がっつり居ることはできない。たまにフラッと来て…という感じでよければですが」

     その助言は実際、1軍の若手投手陣に大きな影響を与えてきた。「1軍は勝負の場。教えることなんてないと思う」と謙遜するが、薫陶を受けた野村は最多勝、勝率1位の2冠を獲得。生き字引として、精神的支柱として、25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。

     ただ、現役引退後に目を向けたのは2軍。伸び悩む若ゴイのサポートを買って出るあたりが、いかにも黒田氏らしい。自身もプロ入り後の2~3年は苦しみ、そこから日米球界のトップへとはい上がった経験を持つ。その原体験は鮮烈だ。

     97年4月25日、プロ初登板の巨人戦(東京ドーム)。9回6安打1失点の完投でプロ初勝利を挙げたが、「それが自信にならず“オレは何をしているんや”と思った」と後に語っている。会話の引き出しは豊富。その一言一言が、若ゴイには金言になるに違いない。

     現役引退後は家族の住む米国ロサンゼルスが生活の拠点。来日時期や期間は未定だが、レジェンドの申し出を球団は歓迎する。鈴木清明球団本部長は「フラッと遊びにくる感覚でOBとして若い選手やコーチ陣と話をしてくれたら」と語った。

     「ボクはコーチじゃないので、適当なことは言えないし、適当なこともできない。そこをしっかり頭に入れつつ…という感じですかね」

     2軍の水本監督や佐々岡、沢崎両投手コーチとは率直な意見を交わせる間柄。フランクでプライドをひけらかさない黒田氏だけに、若ゴイにとっては貴重で魅力的な体験になるはずだ。 (江尾 卓也)



    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161231-00000009-spnannex-base

     覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、有罪判決を受けた清原和博氏に球界の先輩がエールを送っている。

     清原氏は今年2月に逮捕され、5月に懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けた。同氏はTBSの取材で事件後初めてインタビューに答え、その模様が24日の「新・情報7daysニュースキャスター」で放送された。

     その翌日、広島OBの北別府学氏が「清原君の姿勢」と題して自身のブログを更新。「清原君のインタビューを観て彼は立派に闘っているなと感じた。私の知る好青年だった彼の姿だ。その姿勢を息子さんも見てくれているだろう」と綴り、「頑張れ!! そして又、一緒に野球対決しような」と温かい言葉を送った。

     北別府氏は2月の逮捕直後に「間違いであってくれ」とのブログを更新し、眠れないほどショックを受けた心境を綴っていた。


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-00010007-fullcount-base

     29日、ヤクルトのマスコット・つば九郎がブログを更新し、胃がんを公表した赤松真人に向けてエールを送った。

     つば九郎は「あかまっちゃんへ。しんぶんみたよ。つばくろうはまってるから。またいつものように、ぐらんどで、くだらないはなしを、おもいっきりはなして、おおわらいするひを」と赤松が病気を克服した後、再びグラウンドで会えることを願った。

     また、「いそがなくていい。ひとりでたたかってるんじゃない。ちーむのみんな、ふぁんのみんな、つばくろうも、いつもちかくにいます。あかまっちゃんぺーすで!ずむすた、じんぐう、みんなまってるから!!!おともだちだいひょう、つばくろうより」と力強いメッセージを送った。

     つば九郎のブログに、つば九郎、赤松真人、菊池涼介、丸佳浩と撮った写真をアップしている。


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161229-00099708-baseballk-base

     25年ぶりのリーグ制覇を果たした広島。しかも、2位の巨人に17.5ゲーム差をつける記録的な圧勝だった。優勝するときはこんなものなのか。黒田博樹が日米通算200勝を達成。新井貴浩も通算2000安打に到達するなど、話題には事欠かない1年となった。そんなカープの2016年10大ニュースを振り返る。

    ◯黒田が日米通算200勝を達成

     メジャーから電撃復帰して2年目。残り7勝で迎えたシーズンは開幕から順調に勝ち星を重ね、迎えた7月23日、マツダスタジアムでの阪神戦だった。7回を5安打無失点。味方の大量援護にも恵まれて節目の大記録に到達した。日米通算での達成は野茂英雄以来、2人目だった。

    ◯新井が通算2000安打

     開幕の時点で残り29本。当初から時間の問題だと思われていたが、予想以上のハイペースで安打を量産した。Xデーは4月26日のヤクルト戦(神宮)だ。第2打席で成瀬から左翼線へ二塁打を放ち、47人目の通算2000安打を達成した。「広島に戻ってこなければ達成できなかった」と感謝した。

    ◯悲願のリーグ制覇

     前田健太が抜け、開幕前の下馬評は低かったが、開幕から安定した戦いを続けた。6月5日に首位に返り咲くと、苦手の交流戦も好成績で乗り切り、独走態勢に。そして、マジック1で迎えた9月10日の巨人戦(東京ドーム)。先発・黒田が6回3失点と試合を作ると、鈴木が2本塁打など投打ががっちりかみ合い、6-4で勝利。25年ぶりの優勝を決めた。黒田と新井は号泣しながら抱き合った。

    ◯鈴木が神った

     鈴木誠也が奇跡を起こした。6月17日のオリックス戦(マツダ)。延長12回にサヨナラ2ランを放つと、翌18日の同戦でも2点を追う9回に逆転サヨナラ3ラン。緒方監督は「今風の言葉で言うと『神ってる』よね」と興奮気味にたたえた。さらに19日にも決勝弾を記録した。4年目の鈴木はこの年、大ブレイク。「神ってる」は後に流行語大賞にも輝いた。

    ◯黒田が引退

     クライマックスシリーズ最終ステージを勝ち抜き、日本シリーズ進出を決めた直後に黒田が引退を表明。「ファンやチームメートに最後の登板前に伝えておきたかった」と理由を説明した。日本シリーズでは第3戦(札幌ドーム)に登板。6回途中で大谷を抑えたところで両足がつったため降板。これが現役最後の登板となった。


    菊池が守備のあの記録で歴代ベスト3独占

    ◯優勝パレードに31万人

     初優勝時以来、41年ぶりの優勝パレードには31万3000人がつめかけた。その後にマツダでの優勝報告会では黒田がナインに胴上げされ、号泣した。

    ◯野村祐輔がマエケンの穴を埋め最多勝

     前年5勝に終わっていた野村が開幕から快進撃。5月25日の巨人戦から8連勝。最終的には、前年のマエケンの15勝を上回る16勝(3敗)をマークし、最多勝、最高勝率に輝いた。

    ◯新井がリーグ最年長MVP

     通算2000安打の後には、通算300本塁打も達成した新井。同時達成は史上25人目の快挙だった。4番として打率.300、19本塁打、101打点と好成績を残した。39歳シーズンでのMVP獲得はリーグ最年長だった。

    ◯タイトル独占

     新井がMVP。ジョンソンが沢村賞。菊池が最多安打。野村が最多勝、最高勝率を受賞。ゴールデン・グラブ賞は4人(石原、菊池、丸、鈴木)、ベストナインは5人(野村、石原、新井、丸、鈴木)が受賞した。

    ◯菊池が補殺数歴代ベスト3を独占。

     今季の補殺数は525。2014年の535、13年の528に次いで、歴代でもベスト3を独占。数字上でも史上屈指の二塁手であることを証明した。

     また、年末には赤松真人外野手が胃がんを患っていることを公表。初期段階で、手術を受けることとなった。球団、チームメート、そしてファンにとっても大きなニュースとなったが、一日も早い戦列復帰を願いたい。



    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161230-00010012-fullcount-base

     16勝3敗で最多勝、勝率1位の投手部門2冠に輝いた広島・野村祐輔(27)。エース前田(現ドジャース)の抜けた穴を埋め、25年ぶりのリーグ優勝の立役者となった。表彰式では「石原さんのリードとバックの守備に助けられて賞を取ることができた」と優等生発言。これは昨年までの野手陣との“確執”と無関係ではない。

     プロフィルは177センチ、82キロ。しかし、ここ何年かは明らかなウエートオーバーでキャンプに臨んでいた。球団関係者がこう明かす。

    「ブクブクに太って合流するもんだからキャンプで走れない。チーム内では『祐輔のやつ、オフの間なにやってたんだ?』と白い目で見られた。打ち込まれた試合で『やる気あんのか? 太り過ぎだ』と詰め寄った野手陣と険悪なムードが漂ったこともある。実際、14年7勝、15年5勝。ドラ1入団なのに、ここ2年はパッとしませんでした」

     転機は昨年復帰した黒田に弟子入りしたこと。調整法などを参考にしたと本人は感謝するが、カリスマに教わったことはそれだけではない。

    「40歳を過ぎた黒田さんがあれだけ練習をしているとか、どんな節制をしているとか、一緒にいて学んだんでしょう。やっと自覚が芽生えたんです。今春のキャンプは締まった体で登場しましたから」(前出の関係者)

     一部選手の間で「今年は太ってねえな」とささやかれた。登板試合の援護点の多さも後押しした「16勝」。裏には野手陣との“雪解け”があった。


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161230-00000007-nkgendai-base

    <担当記者が振り返る2016年:広島>

     25年ぶりのリーグ優勝を飾った広島。2位巨人に17・5ゲーム差をつけるぶっちぎりの優勝だった。6月には球団32年ぶりの11連勝。流行語大賞にもなった鈴木の3戦連続決勝弾「神ってる」も生まれた。優勝するまで3連敗以上は1度だけ。シーズンで45度の逆転勝利を飾るなど緒方監督の目指す野球が形になった。

     15年は不振にあえいだ菊池、丸のキクマルコンビが復活。2人と同学年の田中も1番に定着し、上位打線を形成した。2番菊池はリーグで最多犠打と最多安打を同時に獲得。シーズン序盤はバントのサインは少なく、タナキクマルで塁上を駆け回った。2000安打を放った4番新井、軽打も身につけたエルドレッドも好調。最後まで諦めることのない気持ちが加わり、「逆転のカープ」を呼んだ。

     だが打ち勝った印象が強いが、奮闘したのはむしろ投手陣だろう。前田健太が抜けた穴を全員でカバーした。ジョンソン、最多勝の野村はもちろん、先発以外で29勝。ジャクソンと復活した今村が守護神中崎につなげた。ルナの故障にともなって4月22日から昇格させたヘーゲンズの中継ぎ起用もピタリ。その後の先発起用も含め、2年目緒方采配が光った形となった。

     来季は真価が問われる1年になる。年内の外国人の補強は中継ぎ投手1人のみ。連覇へは現有戦力の底上げが絶対条件となる。勢いで勝ち続けた印象が強いが、16年シーズンの後半には明るい材料も多かった。福井、故障明けの大瀬良、新人岡田がマウンドで躍動。塹江の初登板もあった。黒田が引退し2年連続で投手陣の軸が抜ける。新たな軸の登場が待たれる。

     野手陣もルナが退団し三塁は安部、堂林らがしのぎを削る。外野の野間も秋季キャンプで輝いた。「神ってる」で終わるのか、黄金時代到来か。重要な1年が始まる。【広島担当=池本泰尚】


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161230-01757041-nksports-base

    <2016年ブレークした男:広島田中広輔内野手>

     広島のビッグレッドマシンガンと呼ばれた強力打線をけん引したのは、赤ヘル伝統の機動力野球を体現した田中広輔内野手(27)だった。

     遊撃手として全試合フル出場を果たし、主に1番として打率2割6分5厘、13本塁打、39打点、28盗塁。リーグ10位の出塁率3割6分7厘で塁上をかき回し、同学年のキクマル(菊池、丸)と形成した上位トリオは、他球団の驚異となった。102得点はリーグトップタイの数字だ。

     強気な上、気持ちの切り替えのできる強い精神力は1番打者向きだった。相手の執拗(しつよう)なマークに死球はリーグトップの17を数えた。それでも内角攻めに果敢に踏み込み、逃げなかった。12球団最多となる679打席立っても集中力を落とさず、粘り強い打撃を徹底した。「難しかったですけど、シーズン中盤からやりがいを感じた。あまり打順にこだわりはなかったが、1番をこれからもやっていかないといけない。一番打席に立った中ではしっかり塁に出られたかなと思う」。駆け抜けた1年に手応えと自信を感じた。

     17年は「1番・遊撃」としてフルイニング出場を目標に、三振減と失策減を誓う。大下剛史や高橋慶彦、野村謙二郎など、広島の黄金期を彩ったリードオフマンの系譜に、自分の名前を刻む。【広島担当=前原淳】


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161230-01756956-nksports-base

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