広島カープブログ

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    2019年11月

     広島・菊池保則投手(30)は29日、広島市内の球団事務所で契約交渉を行い、1800万円増の推定年俸2900万円で更改した。(金額は推定)

     昨年の11月29日に、楽天からトレード通告を受けた。「ちょうど1年前にトレードを入れた。いい日に契約ができてよかった」と大幅昇給に笑顔だった。

     楽天から移籍した今季は、自己最多の58試合に登板して1勝3敗、防御率2・80。終盤には7、8回の勝ちパターンに入るなど、1度も降格することなく1軍で完走した。「クビ寸前と思っていた中でトレードで移籍して、1年間できた。すごい転機になった」と振り返った。




    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191129-00000170-spnannex-base

     広島・大瀬良大地投手(28)が27日、2年連続開幕投手へ意欲を示した。初の大役を任された今季は、巨人相手に8回7安打無失点の快投で白星をマーク。来季は佐々岡新監督の初陣を飾り、初白星を贈るつもりだ。この日は「2019年度Doスポーツ指導者招へい事業」の一環で、今村、野間、高橋大と広島市内にある大河小学校を訪れ、ドッジボールなどで交流した。


     元気いっぱいの小学生からエネルギーをもらい、大瀬良が来季への決意を新たにした。広島では16、17年のジョンソン以来となる2年連続開幕投手。佐々岡新監督からの打診は「まだないです」と明かしたが、大本命が堂々の立候補だ。

     「そのつもりでいます。もちろんアピールしないといけないですし、そのためだけじゃなくて、年間を通して大事な試合でもパフォーマンスを出せるようにしないといけない。まずはしっかりアピールして、開幕投手をまた任せてもらえるように頑張りたいです」

     大舞台での勝負強さは証明済みだ。初めて大役を任された今年の3月29日・巨人戦(マツダ)では8回7安打無失点の快投を演じた。広島凱旋で注目された丸を4打席連続三振。球場が独特の緊張感に包まれる中で手にした初白星は格別だった。

     「日本シリーズとかも経験させてもらいましたけど、(開幕戦は)チームとしての一発目の試合で勢いを付けたい大事な試合。何にも代えることのできない大きな経験をさせてもらったので、何度も味わいたいです」

     就任会見で佐々岡新監督からリーダーに指名されたように、来季も投手陣の大黒柱だ。プロ6年目の今季は26試合に登板して11勝9敗、防御率3・53。リーグトップの6完投をマークするなど、夏場もフル回転した。今季1軍投手コーチだった指揮官から「エース」と認められ「すごくお世話になっているので、いい形でチームとしても監督としてもスタートが切れるように」と恩返しの思いは人一倍強い。

     東京五輪イヤーの来季開幕戦は3月20日の中日戦。例年より約1週間早く、佐々岡監督からは調整の前倒し指令が出ている。「基本的に休むことはない。気持ちもオンとオフをあまり考えず、オンのままオフシーズンを過ごしていきたい」と語る右腕に不安はない。この日は小学6年生とふれ合い「思いやりの心を学ばせてもらいました」とにっこり。心優しきエースが来季も開幕のマウンドに立つ。



    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191128-00000028-dal-base

    プロ野球広島の堂林翔太選手(28)の妻で元TBSアナウンサーの枡田絵理奈(33)が、ヘアアイロンで手の指2本をやけどしてしまったことを明かし、「痛々しいピース」サインをした写真を公開した。


    3児を子育て中の枡田は28日、ブログを更新。長男と長女が出かけ、末っ子の次女が寝ていたため、久しぶりにできた1人の時間に「珍しく髪をストレートアイロンで整えようとしていた」という。しかし寝ていた次女が突然泣き始め、慌ててヘアアイロンの電源を切ろうとしたところ、「洗面台の上に落としそうになってとっさに、洗面台が傷つかないようにしなきゃと、キャッチ!!…したのが、ちょうどアッツアツの鉄板部分で、指二本がジュー」とアクシデントに見舞われ、「めちゃ痛い」と嘆いた。

    「最近知ったけど氷で冷やすより流水で冷やした方がいいんですね 今回はしっかりと流水で5分冷やして、薬塗ってみました」と、その後の処置について報告するとともに、「痛々しいピースになっちゃいました」と写真をアップ。「慣れないことはするもんじゃないなぁ…」とボヤいた。



    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191128-11280460-nksports-ent

     広島の山口翔投手(20)が27日、大野練習場で投球フォームの確認を行った。現在はOBの黒田博樹氏や昨季まで大瀬良が取り入れていた左手を高く上げる投げ方の習得を目指している。体が前に突っ込む悪癖を修正するための試み。オフの期間に形を作り、来春キャンプで競争を勝ち抜く。



     鏡の前に立った山口はシャドーピッチングを繰り返した。確認するのは左手の高さ。「高く上げるようにしたい。そうすれば自分の悪いところを直せると思う」。課題克服へ新たな取り組みだ。

     左手、左肩が早く下がることで右肩が上がり、体が捕手方向に突っ込み気味になることがあった。今季も修正を試みたが、納得できるところまで至らなかった。左手を高く上げることで壁が生まれ、倒れにくくなる。試行錯誤した末にたどり着いた。

     OBの黒田氏、大瀬良も昨季は左手を高く上げるフォームだった。秋季キャンプでは、2段モーションの習得と共にテーマにしていた。まだしっかりとした形になる確率は低いものの、はまったときは「力強い球が投げられている」と方向性は見えている。

     今季は1軍に初昇格し9試合に登板。プロ初勝利を手にした一方で、7月9日の中日戦では1回3失点でKOされるなど悔しさも味わった。来季は3年目。「早いですね」と素直な感想を口にした。先発ローテ入りが当面の目標だ。

     今後もネットスローやシャドーピッチングなどでフォームを固めていく。「これからは一人の時間が多いので、自分と向き合っていきたい」。来春キャンプまで2カ月余り。自覚を持ってオフを過ごす。



    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191128-00000036-dal-base

     広島・大盛穂外野手(23)が24日、健康診断を受けるためマツダスタジアムを訪れた。プロ1年目は育成選手ながら2軍でチームトップの109試合に出場し、同3位の16盗塁を記録。今月12日には支配下選手登録を勝ち取り、背番号59と発表された。鯉の韋駄天(いだてん)はプレミア12で大ブレークしたソフトバンク・周東のような足のスペシャリストを目指す。

     自慢の快足を武器に、大盛が2020年の1軍昇格を狙う。理想はプレミア12で一気に全国区となったソフトバンク・周東だ。自らと同じ育成からはい上がり、侍ジャパン入り。11日・オーストラリア戦で二盗、三盗を決め、同点のホームを踏んだ姿には、「メチャメチャ格好良かった。シーズンも25盗塁していた。ジャパンでも代走で活躍できる選手は少ないので」と目を輝かせた。

     50メートル5秒9。ウエスタン・リーグではチーム3位の16盗塁を記録。秋季キャンプでも広瀬外野守備走塁コーチからスタートの切り方や、足の運び方のレクチャーを受け、走塁への意識が一段と高まった。課題はスタート直後の加速だ。「リードをもう一歩、半歩取って帰塁もできるようにしたい」と意気込んだ。

     高いモチベーションでオフを迎える。今月12日に支配下登録を勝ち取り、背番号は59と発表された。この日は健康診断のため、マツダスタジアムを訪問。水本2軍監督に感謝を伝え、激励を受けた。

     大盛は「僕が目指しているのは走塁、守備で信頼される選手になること」ときっぱり。チーム盗塁数は16年の118個から17年112個、18年95個、今季81個と年々減少傾向だが、佐々岡新監督は「走る野球は原点」と語る。育成上がりの韋駄天が“鯉の周東”となって代走枠を果敢に奪う。



    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191125-00000041-dal-base

     広島の大瀬良大地投手、今村猛投手、野間峻祥外野手、高橋大樹外野手が27日、広島市内にある大河小学校を訪れ、小学6年生の子どもたちとドッジボールやベースランニング対決などで交流した。

     快足を披露した野間は「年に一度の行事ですし、毎年、子どもたちに元気をもらっています。なかなかこういう機会もないですし、いい思い出になれば良いと思っていました」と充実した表情だった。

     カープは広島市教育委員会が実施する「2019年度Doスポーツ指導者招へい事業」に協力。2001年の第1回から選手を派遣しており、今年で19回目となる。



    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191127-00000082-dal-base

    ◆ 来季への期待を込めて…

     11月26日、今年も華やかなムードで開催された『NPB AWARDS 2019 supported by リポビタンD』。各種個人タイトルの受賞者をはじめ、前日に発表されたベストナインに選出されたスターたちが集結。後半では今季の新人王とMVPも発表され、これにてプロ野球の2019年シーズンが幕を閉じた。



     昼間にはファームの表彰式も開催されたが、やはり一軍を目指す選手たちの“育成の場”という意味合いも大きいだけに、一軍にしかない表彰もある。そのひとつが「ベストナイン」だ。

     というわけで、今回は編集部の独断でファームの「ベストナイン」を選定しよう!という企画。2020年シーズンの飛躍に期待を込めて、各ポジションで輝きを放った選手たちをピックアップしてみた。


    ◆ ウエスタンのベストナインは…?

     今回は、ファーム日本選手権を制したソフトバンクが所属するウエスタン・リーグ編。メンバーは以下の通り。


    ▼ 投手
    漆原大晟(オリックス)
    39試(38回1/3) 1勝0敗23セーブ 防3.52
    奪三38 WHIP1.20 

    ▼ 捕手
    栗原陵矢(ソフトバンク)
    55試 率.323(195-63) 本9 点33
    盗塁5 出塁率.362 長打率.564 OPS.926

    ▼ 一塁手
    オスカー・コラス(ソフトバンク)
    66試 率.302(252-76) 本11 点46
    盗塁3 出塁率.350 長打率.516 OPS.866

    ▼ 二塁手
    増田 珠(ソフトバンク)
    111試 率.278(327-91) 本7 点53
    盗塁9 出塁率.342 長打率.422 OPS.764

    ▼ 三塁手
    アレハンドロ・メヒア(広島)
    73試 率.303(231-70) 本21 点56 
    盗塁2 出塁率.373 長打率.641 OPS1.014

    ▼ 遊撃手
    太田 椋(オリックス)
    64試 率.258(233-60) 本6 点21
    盗塁4 出塁率.331 長打率.412 OPS.743

    ▼ 外野手
    田城飛翔(ソフトバンク)
    112試 打率.307(352-108) 本4 点45
    盗塁10 出塁率.339 長打率.403 OPS.742

    渡辺 勝(中日)
    62試 打率.317(180-57) 本2 点15
    盗塁13 出塁率.385 長打率.439 OPS.824

    大盛 穂(広島)
    109試 打率.248(303-75) 本1 点11 
    盗塁16 出塁率.279 長打率.320 OPS.599

    ▼ 指名打者
    石川 駿(中日)
    85試 打率.317(300-95) 本5 点44
    盗塁2 出塁率.368 長打率.443 OPS.811


    ◆ “育成のソフトバンク”から最多選出

     ウエスタンは、一軍とともに“親子日本一”を果たしたソフトバンクから最多の4名を選出。まずは攻守に存在感を発揮した栗原陵矢をチョイスした。

     今季もっともマスクを被ったのは九鬼隆平(69試合)だったが、これには高谷裕亮の負傷に伴いクライマックスシリーズにも帯同するなど、一軍で過ごす時間が増えたという事情もある。来季は“打てる捕手”として、一軍捕手陣の一角に割って入りたいところ。

     また、その他では、8月18日の西武戦で「一軍初出場」「初打席」「初本塁打」の鮮烈デビューを飾ったオスカー・コラスや、シーズン終盤まで中日・石川駿と首位打者争いを繰り広げ、リーグ最多の108安打を放った育成登録の安打製造機・田城飛翔も文句なしの成績。

     さらに、二塁手には熱男二世を狙う“増男”こと増田珠を選出。「三塁手」としての育成が基本線ながら、今季は試合途中のポジション変更も含めて「二塁手」で30試合に出場。ほかにも「一塁手」で24試合、「外野手」としても21試合に出場と、器用な面でもアピールを見せている。

     高卒2年目の今季は三軍から二軍に戦いの場を移したが、レベルが上がったなかでも打点・安打数・打率など、複数の打撃成績で5傑入り。一軍も二軍も勝利を重ねていきながら、そのなかで未来を託されるであろう若鷹たちが順調に育ってきているというのは流石の一言に尽きる。


    ◆ 「遊撃手」はドラ1ルーキーで混戦

     投手部門では、リリーフではあるがオリックス・漆原大晟を推薦したい。2018年育成ドラフト1位入団の“育成ルーキー”ながらクローザーを任され、23セーブで最多セーブのタイトルも獲得。2ケタの背番号を手にする日も近いだろう。

     広島のアレハンドロ・メヒアは2年連続で本塁打と打点の二冠を達成。首位打者には打率.317をマークした中日・石川駿が輝いた。タイトルを獲得した2名もメンバーに加え、外野は前述の田城のほかに、規定打席には届かなかったものの.317のハイアベレージを記録した“一本足打法”・渡辺勝をピックアップ。もうひと枠は、俊足を活かした好守で存在感を発揮した広島の育成ルーキー・大盛穂を選出。大盛は今季チーム最多となる109試合の出場機会を与えられ、先日のフェニックスリーグでも躍動。11月12日には支配下契約を勝ち取った注目株だ。


     そして最後に、大混戦となった遊撃手部門。今季のウエスタンでは中日の根尾昂に広島・小園海斗、さらには阪神の小幡竜平と高卒ルーキーの抜擢が多かったなか、ここは打撃面で好成績を残したオリックスのドラ1・太田椋を推したい。

     はじめての開幕を控えた3月に死球で骨折という不運に見舞われた18歳だが、64試合に出場して打率.258、6本塁打と上々の成績。ツボにハマった時の飛距離は目を見張るものがあり、また右中間にも広角に飛ばせるダイナミックな打撃が最大の魅力だ。今季は最終盤で一軍デビューも経験。攻守両面でのさらなるスケールアップに期待がかかる。

     ウエスタンの遊撃手といえば、ほかにもソフトバンクの川瀬晃が守備面で猛烈なアピールを見せており、今後がたのしみな選手が多数。来季から加入してくるルーキーも含め、引き続き注目だ。



    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191127-00210191-baseballk-base

    広島坂倉将吾捕手(21)が巨人炭谷に弟子入りする。つながりすらなかった球界の先輩に、自ら関係者を介して自主トレ参加を志願。快諾してもらい、来年1月の合同自主トレが実現する。


    今季捕手としての出場が、途中出場のわずか3試合。捕手としての飛躍のきっかけをつかむため、経験も実績も豊富な名手の胸に飛び込むことを決意した。

       ◇   ◇   ◇

    捕手としてのこだわりが、坂倉の背中を押した。関係者を介し、巨人炭谷の自主トレ参加を志願。普段は人見知りするタイプだが、飛躍のきっかけをつかむためなら、まずは自分の殻を破らないといけない。覚悟を決め、迷わず炭谷道場の門をたたいた。

    「やっぱり捕手として出たい。捕手としてやっていくために少しでも知識を吸収できればと思う。土台作り、方向性を見いだせればと思っています」。

    炭谷から快諾を得て、来年1月に千葉・館山市内で初コラボが実現する。新たな師はキャッチング、ブロッキング、スローイングなどの捕手技術は高水準。侍ジャパンとしてWBCに2度出場し、世界の舞台とセ・パ両リーグを知る。捕手としての能力、経験は12球団でも随一を誇る。「自分から聞かないと意味がない」と意欲満々だ。

    昨オフは打撃開眼のため、鈴木を介して「内川道場」に入門した。今季は51試合に出場し、プロ初本塁打など14安打、7打点はすべてキャリアハイ。成果を示した。だが、出場は代打を主とし、先発4試合はすべて左翼。捕手としての先発は1度もなく、途中からマスクをかぶった試合も3度しかない。捕手として経験の場を与えられたとは言いがたい。

    秋季キャンプでは、来季から1軍担当となる倉バッテリーコーチが捕手の技術向上に多くの時間を割いた。他ポジションの練習を極力させず「会沢の壁は高いと思うが、近づけるようにレベルアップさせたい」と期待する。坂倉本人も来季は捕手として勝負するシーズンと位置づける。「やらないといけないと思っている。(来春は)秋と同じじゃいけない。すぐに変わるようなものではないけど、継続していけるような方向性を見つけられれば」。経験も実績も豊富な名手との時間でより多くのものを吸収し、まずは2番手捕手の座を奪い取る。【前原淳】



    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191127-11270722-nksports-base

     2017年まで広島でプレーし、この2年間は社会人野球のエイジェックで選手兼コーチを務めていた梵英心氏(39)が今季限りでの引退を決めた。

     11月上旬、広島市のおりづるタワーで行われた引退報告会にはファン160人が詰めかけた。梵氏は「これまで多くの方にサポートしていただいて感謝しています。広島で引退を報告することができ、ほっとしたというか、すっきりした気持ちです」と語った。

     「松坂世代」でもある梵氏は三次高から駒大、日産自動車を経て05年度の大学社会人ドラフト3巡目で広島に入団した。06年に新人王に輝き、10年には俊足好打を武器に盗塁王を獲得。ゴールデングラブ賞も受賞した守備の名手でもある。13年にはカープ初のCS進出にも貢献した。「あそこからカープは常勝チームになった。それに関われたのは僕の財産」と振り返る。

     しかし、世代交代の波にのみ込まれ、徐々に出場機会が減っていき、17年のオフに広島を退団。NPB球団からオファーはなく、人材派遣・紹介業のエイジェックが18年2月に栃木県を拠点に発足させた野球部に選手兼コーチとして加入した。

     自身2度目の社会人野球は「毎日刺激的でとても楽しかった」と話す。若手選手への指導も熱心に行い、「プロ野球で感じられないプレッシャーだったり、責任感だったり、会社一体となって戦う姿勢だったり、そういうものがとても新鮮に感じた。プロ野球だけでなく、社会人野球も多くの人に興味を持ってもらえれば」と、社会人野球の魅力を再認識した。

     そして、今季限りで現役引退。「39歳になるまでプレーできたのは恩師やチームメートらたくさんに人のサポートがあったから」と感謝の言葉を口にする。今後はチームから離れるものの、エイジェックのスポーツ部門に籍を置きながら、野球解説や小中学生の指導に携わる。「エイジェックでの2年間は今後の自分に生きてくると思うので、この経験をどういうふうに生かしていくか模索しながらやっていきたい」

     今月初めには自叙伝ともいえる著書「梵脳(ぼんのう)~失敗したらやり直せばいい。」((株)サンフィールド刊)を出版した。カープ時代の秘話、チームメートだった黒田博樹氏、新井貴浩氏らとの秘蔵エピソード、カープ退団の真相などがつづられており、「いろいろな失敗やつまずいたことも含めて書きました。一アスリートだった人間が書いた本ですが、読んだ人が少しでも参考になるものがあれば」と話す。

     新たな挑戦は始まったばかり。「これからもスポーツを自分のそばから離すことなく付き合っていきたい」。12年間在籍したカープ、2度にわたる社会人野球の経験を生かしながら、今後はより大きな視点でスポーツ界と関わっていく。


    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191127-00000088-dal-base

     2年連続パ・リーグ制覇を成し遂げた埼玉西武ライオンズ。本拠地メットライフドームエリアは現在改修工事が進められており、今年6月には新しい選手寮の若獅子寮、室内練習場のライオンズトレーニングセンターが完成した。この施設の建設にあたり、主に選手目線で携わった球団本部長補佐の広池浩司さんは大学卒業後に一度野球を辞めて全日空に就職。その3年後に広島にテスト入団した異色の経歴を持つ。



     広池さんは立大で外野手として1年生からリーグ戦に出場。4年時には主将を務めてチームをけん引した。だが、ドラフトで名前が呼ばれることはなく、卒業後は野球を辞めて全日空に就職した。
     
    「大学では練習にも一生懸命に取り組み、やり切った感があったので『これでプロになれないなら厳しいな』と思いました。ピッチャーなら社会人を経てプロ入りも考えられましたが、野手としては見切りがついていた。なので、社会人で野球を続ける意味を見出せませんでした。野球の次に好きだったのが飛行機で、子供の時から用事もないのに羽田空港に行って飛行機を見たりしていたので、就職活動をして全日空に入社しました」

     入社後は羽田空港のカウンターでチェックインやチケットの発券業務に就いたが、プロ入りしたかつてのライバルたちが遠征の際にカウンターにあいさつにやって来た。気を使って顔を見せてくれるのだが、広池さんにとってはそれが悔しくて仕方がなかった。そして社会人2年目の秋、会社の休みを利用して広島の入団テストを受けに行った。

    「野手としては無理なのがわかっていたので、ピッチャーとして勝負をかけました。小学生の時はピッチャーだったのですが、高校、大学では一切やっていませんでした。でも、その年齢ではピッチャーじゃないと受からないと思いました。1次試験に合格して、秋のキャンプに1か月間参加するように言われましたが、参加するには仕事を辞めなければいけない。不合格になるかもしれませんでしたが、迷わず仕事を辞めてキャンプに参加しました」



    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191127-00617124-fullcount-base

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