広島カープブログ

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    會澤翼

    ◆ 正捕手・会沢が残留決断

     リーグ4連覇をめざした今季、最終的には4位に終わってクライマックスシリーズの出場も逃してしまった広島。チームを率いていた緒方孝市監督がその座を退き、来季からは佐々岡真司新監督の下で新たなスタートを切る。

    ☆ドラフト診断~広島編~ 「即戦力と将来のエース候補をWゲット」

     日本シリーズが終わり、いよいよ本格的なストーブリーグが幕を開けた日本球界だが、広島はすでに会沢翼と野村祐輔が残留を表明。残る菊池涼介が日本代表に帯同しているため、その動向が不透明なままになっているが、ひとまず投・捕の柱は来季もチームに残ることが決まった。


     会沢はプロ13年目・31歳の右打ち捕手。ここ2年続けてセ・リーグのベストナインを受賞している広島のレギュラー捕手であり、今季も126試合に出場して打率.277、12本塁打、63打点と攻守両面でチームを支えた。捕手は経験を積めば積むほど味が出てくるポジションとはよく言われたもので、会沢はまだ31歳とこれからさらに楽しみな選手。少なくとも向こう数年は扇の要として期待ができることだろう。

     一方で、こうなると気になるのが、その他の捕手の動向だ。ご存知の通り、捕手はひとつしかないポジション。絶対的な存在がいればいるほど、その後釜の育成は難しくなる。もし、出場機会に恵まれない捕手の中でバットの方に魅力がある選手がいれば、ほかのポジションへのコンバートとなることも珍しくない。会沢の残留決定により、今オフから来春にかけてはそんな動きにも注目となってくる。


    ▼ 広島の捕手陣
    22 中村奨成(20歳)
    27 会沢 翼(31歳)
    31 石原慶幸(40歳)
    32 白浜裕太(34歳)
    40 磯村嘉孝(27歳)
    54 船越涼太(26歳) ※戦力外
    61 坂倉将吾(21歳)

    <ドラフト加入>
    5位 石原貴規(天理大/21歳)
    育1位 持丸泰輝(旭川大高/18歳)


    ◆ 気になる磯村・坂倉の起用法

     会沢の残留に続く捕手の動きとしては、ドラフトで育成含め2名の捕手を指名している。会沢の後釜候補となる選択肢を増やした後、プロ4年目のシーズンを終えた船越に戦力外を通告。プラス2・マイナス1で捕手の陣容としては1人増えた結果となった。

     今季、会沢の次にマスクを被ったのは、ベテランの石原で31試合。そこにほぼ同数の30試合で磯村が続き、坂倉が3試合。一軍で捕手として出場したのはこの4名だった。

     しかし、磯村と坂倉は打撃の方でも魅力を持った選手。磯村は今季65試合の出場で打率.278、4本塁打とまずまずの成績を残しており、代打では打率.323と好成績を残した。この秋季練習で一塁守備にも取り組んでいるように、来季は捕手以外のポジションでも出場機会を増やしていこうという考えが見え隠れしている。

     坂倉も今季は捕手としての出場が3試合だったのに対し、外野で12試合に出場。代打も含めた今季の出場数は51と、やはり打者としての資質に魅力を感じているような印象。来季はこの2人のどちらかが「緊急時は捕手も守れる○○」として、他ポジションで出場を増やしていてもなんら不思議ではない。

     野球選手として脂の乗った時期を迎えた会沢を柱に、経験豊富なベテランの石原が控え、さらにバッターとしても魅力的な2人の捕手。佐々岡新監督はどんな起用法で彼らを駆使し、そして“会沢の次”を育てていくのか。2020年シーズンは「広島の捕手事情」に注目だ。


    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191029-00207417-baseballk-base

    捕手王国の礎を築く! 広島が29日、来季のコーチングスタッフを発表した。2軍から倉義和バッテリーコーチ(44)と朝山東洋打撃コーチ(43)、3軍から沢崎俊和投手コーチ(45)がそれぞれから昇格。


    横山竜士新投手コーチ(43)も1軍担当となった。佐々岡真司新監督(52)の下、顔ぶれが変わった新組閣。参謀と期待される倉新バッテリーコーチは大黒柱のサポートと若手育成の両輪で捕手力を強化していくプランを明かした。

       ◇   ◇   ◇

    広島佐々岡真司監督を支える参謀として、新任の倉義和1軍バッテリーコーチは捕手力強化のプランを描く。

    大黒柱である会沢の安定感増をサポートしながら、有望な若手捕手の育成も同時に進める。結果が求められる1軍の舞台で、現役時代インサイドワークに定評のあった頭脳を捕手陣強化に注ぎ込んでいく。

    正捕手の会沢がFA権を行使せずに残留を決めた。来季の扇の要であり、チームの中核を担う存在。「会沢がいるだけで頼もしい。あれだけやってくれた選手。とやかく言う選手ではない」と絶大な信頼を寄せる。ただ一方で「ちょっとした癖がある」と改善点を指摘しつつ「まだまだレベルは上がってくると思う」と伸びしろを感じている。

    次代の正捕手となる「ポスト会沢」育成も重要なテーマだ。2日から始まる秋季キャンプは磯村、坂倉に加え、高卒2年目の中村奨が初めて1軍キャンプ参加となった。「会沢の壁は高いと思うが、近づけるように。レベルアップをやっていきたい」。28日までのみやざきフェニックス・リーグでは坂倉と中村奨を英才教育。一定の成長を感じることはできた。ドラフトでも育成を含め2人の捕手を獲得した。鍛錬の秋にさらなる競争心をあおり、飛躍のきっかけを探っていく。

    鈴木球団本部長は「今までやってきた野球を踏襲する。優勝を経験しているコーチも残っているので、考えは伝わっている」と広島野球の伝統継承に期待する。指導者として初の1軍となる倉バッテリーコーチも、佐々岡新監督とは現役時代にバッテリーを組み、18年までは3年間2軍でともに指導してきた間柄。「今まで育成という部分が強い2軍でやっていた。1軍は勝たないといけない。勝つ野球をやらないといけない」。投手出身の指揮官の思いを現役同様、がっちりと受け止める覚悟でいる。【前原淳】


    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191029-10290597-nksports-base

     広島・会沢翼捕手(31)が15日、マツダスタジアムで行われた秋季練習に参加。ラグビーやバレーボール日本代表の奮闘を刺激に、11月に行われる「プレミア12」での優勝に貢献していく決意を示した。昨年の日米野球以来、侍ジャパンとして世界を相手に戦う鯉の選手会長。団結して頂を目指す。

     日本列島を沸かせるラグビー、バレーのW杯日本代表。秋季練習で汗を流した会沢は11月の「プレミア12」で日の丸を背負う者として、決意を新たにした。「すごいですね。(W杯と)違うとは思うけど、何とか優勝できるように、少しでも貢献できるように頑張るだけ。与えられたところでしっかりやるしかない」と力強く語った。

     バレーボールは男子が1991年以来、28年ぶりの4位。ラグビーは「ワンチーム」をチームスローガンに、史上初のW杯8強進出を決めている。「団結というか、同じ方向を向いて何をやっていくかが大事。一人一人が思っていないとダメだと思う」。一丸となった心で、世界の強豪に挑む。

     今季自己最多の126試合に出場した会沢は、準備を着々と進めている。この日は打撃練習や、ブルペンで薮田の球も受けた。「やっておかないといけないし、気持ちも作っておかないといけない。若い投手が投げているし、コミュニケーションも取れますしね」。国内FA権を行使せずに残留を表明した鯉の選手会長らしく、チームの来季も見据えた。

     今回の侍ジャパンは22日の宮崎1次合宿から始動する。「稲葉監督が(2020年の)五輪を大前提にやっていると思うし、頑張るしかない」。自覚と責任感を持って戦いに臨む。


    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191016-00000032-dal-base

    広島会沢翼捕手(31)が15日、打撃練習に加え、ブルペンで薮田の球を受けた。

    侍ジャパンとしてプレミア12出場を控えるため、秋季キャンプには同行しない。侍合流までは秋季練習に参加予定で、この日は佐々岡新監督が来季のキーマンの1人に挙げる右腕の球を受けた。「出て来てもらいたいし、(薮田にとっては)チャンスだと思う。それが一番。もっともっとアピールしてもらいたい」。安定したパフォーマンスを発揮できない右腕に声をかけ、奮起を促した。



    もちろん侍ジャパンの一員としての調整の一貫でもある。「日の丸を背負うのでしっかりやっていかないといけない」。代表選手として、ラグビー日本代表の快進撃は刺激になっている。「同じ方向を向いて、何を思ってやっていくかが大事」。広島では昨年から2年、選手会長として一体感を大事にしてチームをまとめてきた。チームとして大事にするべきことは同じ。侍ジャパンでも「ONE TEAM」を胸にプレーする。


    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191015-10150663-nksports-base

     広島・石原慶幸捕手(40)が13日、体のメンテナンスのためマツダスタジアムを訪れ、国内FA権を行使せず広島残留を表明した会沢との共闘を誓った。後輩の潔い決断をベテランは大歓迎。V奪回と悲願の日本一へ、球界最年長捕手となる来季も会沢と共にチームを引っ張っていく。

     男気あふれる決断を心から歓迎した。10日に会沢が国内FA権を行使せず、広島残留を表明した。ベテラン石原は「チームにとってすごくいいことだし、今年は悔しい思いをしたので、一緒に日本一を目指して頑張っていきたいね」とタッグ継続を喜んだ。

     後輩の悩める心情は誰より理解できた。石原も2010年に国内FA権を取得。去就が注目を集める中、悩み抜いた末に残留を表明した。当時のチームは低迷期。会見では今回の会沢と同じように残留を願う手紙をくれたファンに感謝し、「強いカープの時代を作っていけるように頑張りたい」と誓っていた。

     その宣言通りチームは16年からリーグ3連覇を達成した。今季は4連覇こそ逃したが、石原は存在感を発揮。ジョンソン先発時にマスクをかぶり、正捕手会沢をサポートした。

     「(会沢は)今年も選手会長として頑張っていたからね。そばで見ていたし、チームの中で力になれることがあれば、助けになれることがあれば、協力してやっていきたいね」

     巨人の阿部が今季限りでの現役引退を表明したため、来季は球界最年長捕手となる。「そこを目指してきたわけじゃないからね。そうなっただけ。こだわりはないよ」と言うが、ベテランの存在は頼もしい限り。プロ19年目の来季も、いぶし銀の輝きを放つ。


    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191014-00000034-dal-base

    <とっておきメモ>

    広島会沢翼捕手(31)が10日、マツダスタジアムで会見し、今季取得した国内FA権を行使せずに残留することを発表した。


       ◇   ◇   ◇

    会沢には「漢(おとこ)」という表現がしっくり来る。選手会長就任とともに、伸ばしていたひげをそり、襟足も切り落とした。曲がったことを嫌う。昔からそう。まだ中堅だった頃、1年目のオフに使用メーカーを変更しようと考えた、ある新人を諭した。「1年間お世話になって、メーカー担当の方に何か返せたのか? プロだから変えるのは勝手かもしれないけど、プロなら結果を残してからじゃないのか」。新人は翻意したという。

    他球団の高い評価は、本人の耳にも入っていただろう。それでも他球団から直に評価や条件を聞く機会を待たず、残留と言う形で早期決着した。「今年Bクラスになって、この悔しさを晴らすのはどこかって思ったときに他球団じゃないなって…」。先輩にも、後輩にも筋を通す漢は、球団、そしてファンにも筋を通す。会沢とは、そういう漢だ。【広島担当=前原淳】


    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191011-10100848-nksports-base

     ―他球団の評価を聞きたくなかったか。

     「それはね、まあ…。けれど、やっぱり先ほども言いましたが、やっぱりカープの評価がどれくらいなのかというのが一番だったのかなと思います」

     ―家族の反応は。

     「そうですね。そこは一番悩みました。親父の勝手な都合で子供に迷惑をかけられないなっていうのもあったし。(家族も広島に残りたがっていた?)そうですね。子供たちに聞いても『広島が好き』ってのがありました。まあ嫁にはね『もうあなたに任せます』という言葉をもらったので」

     ―佐々岡監督には決断を伝えたか。

     「はい伝えてます。『よろしく、ありがとう』と(言ってもらえた)。はい」

     ―監督の慰留が決断に影響したのか。

     「それは間違いなくあります。はい」

     ―条件は。

     「一応、複数年ということで。3年ですね、はい」

     ―3年契約はうれしかった。

     「まあそうですね。やっぱり会見でも言いましたけど、誠意っていうのが一番心に響いたというか、はい」

     ―権利を持つ野村、菊池涼、松山のチームメートにメッセージを。

     「それはね、僕はもう、一緒にプレーしたいというのが本音です。僕もやっぱりFA権を取って考えることがたくさんあったので、その気持ちも分かります。でも基本は一緒にプレーしたいというのが本音です」

     ―ファンの手紙は届いたのか。

     「はい。球団の方に。(残留を願う内容?)まあ、ありましたし、うれしかったですね」

     ―気持ち的にスッキリしたのか。

     「スッキリはしてますけど、やはり今年のシーズンは悔しい思いをしたので、そこは来年に向かってやっていかなくちゃいけないと思っています」

     ―生涯広島でプレーするつもりか。

     「やっぱり僕は1年勝負だと思ってますから、この世界は。成績が伴わなかったらダメだと思います」

     (退室間際に頭を下げながら)

     「これからもよろしくお願いします」


    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-00000123-sph-base

     ―今後の役割は。

     「やっぱり今年はホントに悔しい思いをしましたし、それはみんなが思っていることだと思う。この秋はそういう(V奪還へという)方向に向かっていると思う。僕も一緒になってやっていきたいと思います」

     ―他球団の評価は聞きたくなかったか。

     「一番はやっぱり、カープがどれくらい僕のことを評価してくれるかっていうことだった。その中で球団から、すごい温かいお言葉、うれしいお言葉をいただいた。そこまで悩まなかったっていうのも、正直な感じではあります」

     ―評価のポイントは。

     「僕はキャッチャーですし、選手会長もやらせてもらっているので、そういうところも評価していただいたのかなと思います。うん、そんな感じですかね」

     ―今の気持ちは。

     「一番はホッとしたというよりも、また来年やってやるぞという思いが強いです」

     ―佐々岡監督の胴上げへ。

     「やはり今年の成績は、ひとりひとりが反省しなくちゃいけないと思ってます。僕もしっかりと反省をして、監督とともに、もう一回リーグ優勝を目指していきたいなと思っています」

     ―ファンにメッセージを。

     「はい。えー、うん。ファンのみなさんには、えー、手紙もたくさんいただきましたし、うん。熱い声援も、これからね、またしてくれると思います。うん。また、うん(声を詰まらせる)。うん…うん。ファンの皆さんと一緒に喜びをね、分かち合えるように、必死になって頑張っていきたいと思います」

     (囲み会見)

    ―最初から残留の方向性だったのか。

     「そうですね。その方向性の方が高かったですね」

     ―誰と相談したのか。

     「いろんな人です(笑い)。やっぱり相談して、いい言葉(をもらったこと)もありましたけど、最終的に決めるのは自分だと思っていたので。でも『残ってほしい』とか『出ていかない方がいいんじゃないか』という言葉もたくさんいただきましたね」

     ―ファンへのメッセージのくだりで感極まる場面も。

     「まあ『どこに行こうが応援する』っていう言葉をたくさんいただきましたし、やっぱり『残ってほしい』という言葉もたくさんもいただいたので」

    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-00000122-sph-base




     広島・会沢翼捕手(31)が10日、今季取得した国内FAの権利を行使せず、広島残留を表明した。3年契約を結ぶ。冒頭、あいさつをおこなった会沢は「今日はお集まりいただき、ありがとうございます。私、会沢翼はFA権を行使せず、広島に残留することを決めました。佐々岡新監督の下、チームのため頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」と語った。



     -以下、一問一答

     -決め手は?

     「いろんなこと、1番というのは決められないですし、子どものこともそうですし、球団からのお言葉もそうですし、いろんな要素があります」

     -チームメートの影響は。

     「いろんな方に相談させてもらいましたし、なかなか考えることがたくさんありました。このチームが好き、この仲間が好き、このチームメートが好きと言うこともあります」

     -監督の影響は?

     「監督から電話をいただいて、力が必要だと言っていただいて、ありがたかったし、うれしかったです」

     -FA権取得について

     「13年間、広島にお世話になりましたし、愛情もありますし、恩もあります、取れたことはうれしかった」

     -感謝してること

     「無名で、誰か分からない僕を指名してくださって、2軍でしっかり鍛えていただいて、ここまでの選手になれたのはカープのおかげと思っています」

     -チームのよさ

     「最初から、こんな僕を指名してくださった球団、感謝しかありません」

     -早期結論した

     「あまり悩むのも好きじゃないというのもありますし、鈴木(球団本部長)さんが何回も話し合いの場を設けてくれて、オマエが必要だと言ってくれたことですかね」

     -どんな役割を担いたいか。

     「やはり今年本当に悔しい思いをしましたし、皆が思っていることだと思うので、この秋というのはそういう方向に向かっていると思うし、ぼくも一緒になってやっていきたい」

     -揺れた時期は?

     「1番はやっぱりカープが僕のことを評価してくれるか、球団から温かいお言葉、うれしいお言葉をいただいて。そこまで悩まなかったのが正直なところです」

     -評価は?

     「キャッチャー、選手会長のところも評価していただいたのかなと思っています」

     -ホッとしたか、どんな感覚か

     「1番は来年やってやるぞと言うのが強いです」

     -どんなプレーをしたいか

     「今年の成績というのは1人1人が反省しないといけないし、僕自身も反省しないといけない。監督と共にリーグ優勝目指していきたい」

     -ファンへメッセージ。

     「ファンの皆さんには手紙もたくさん、熱い声援もしてくれると思います、またファンの皆さんと一緒に喜びを分かち合えるように必死になって頑張っていきたいです」


    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-00000062-dal-base

     赤ヘル新指揮官が電撃残留コールだ。広島は7日、佐々岡真司投手コーチ(52)の来季監督就任を正式発表した。契約は単年。マツダスタジアム内で会見を開いた新監督は、カープ野球の継承と“ワンチーム”でのV奪回、日本一を誓った。監督としての初仕事は、今季国内FA権を取得した主力3選手の引き留めだ。球団任せにせず、すでに自ら慰留に乗り出していたことが判明した。

    「来年も一緒に戦ってくれ――」。この日開かれた就任会見の前日、佐々岡新監督は3人の選手に電話をかけていた。相手は今季国内FA権を手にした会沢翼捕手(31)、菊池涼介内野手(29)、野村祐輔投手(30)だ。会見では「優勝するためにはこの3人は必要な選手。3人がいなくなるというのは今のところ僕の頭にはない。直接慰留? そういう機会があれば」としていたが、実は顔見せより早く、仕事に取り掛かっていた。

     明かしたのは練習のためマツダスタジアムを訪れていた会沢。新監督からの思いもよらぬ電話に、心が動いた。「力が必要だ、という話をしていただきました。うれしいですよ」と頬を緩めると、権利行使を決断する上での材料となり得るかとの問いには「それは全然あります」と応じた。

     決して球団から指示されての行動ではない。会沢の反応を伝え聞いた新監督は「バレたか」という苦笑いを浮かべると「僕の気持ちはこうだというのは伝えました」。照れくさそうに“直電”を認めたが、こうした細かな気配りができるところこそが、背番号88の最大の魅力と言える。

     就任会見でも誠実でおおらかな人柄が随所ににじみ出た。質疑応答を丁寧に重ねるなかで何度も口にしたのは、投手を中心に守り勝つ「カープ野球の継承」。そこに加えて「自分の色を出せていければ」とした。

     では、“佐々岡カラー”とはどんな色か。指揮官が掲げたのはW杯で快進撃中のラグビー日本代表の理念と同じ、“ワンチーム”で戦う姿勢だ。「野球というのは一人でできるもんじゃない。投手は野手に助けてもらうものだし、野手も投手のために、という気持ちで。みんなで一つの目標に向かって、勝った喜びを味わう、負けた悔しさを味わう。そういう一体感のあるベンチであってほしい。明るさもあり、厳しさもありというところでね」

     FA組の残留交渉はまだまだ難航を極めるだろう。崩壊したリリーフ陣の再建、打線の長打力強化など、取り組むべき課題は山積している。投手出身監督だけに、攻撃面のベンチワークにどう関わるのかも注目点。不安を挙げればキリがない。それでも「みんなに愛されるチームにしていきたい」と前を向いた新監督の言葉に、暖かな風が吹き込むのを感じた。



    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191008-00000029-tospoweb-base

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