広島カープブログ

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    サビエル・バティスタ

    ◆ 10年間で規定打席到達はエルドレッドただひとり

     新型コロナウイルスの影響で、各球団とも全体練習ができない状況が続いている。現在は少数のグループに分けながら、自主練習を行っている球団がほとんど。開幕への見通しがたたないことで、選手たちはもちろん、ファンもすっきりしない日々を送っていることだろう。

     そんななか、広島から明るい話題が届いた。オープン戦で死球を受けた影響もあり三軍でリハビリを行っていた新外国人野手のホセ・ピレラ選手が、4月25日にフリー打撃を行ったという。

     練習後には痛みもなかったようで、ようやくエンジンがかかりつつある。本人も「時間はあるし、焦りはない」と口にしており、慌てるよう様子はない。ピレラにとっては、開幕の延期が功を奏した格好だ。

     そのピレラには当然、打撃面での期待がかかってくる。しかし、近年広島にやってきた外国人野手で、シーズンを通して活躍したという選手は意外にも少ない。

     広島にやってきた外国人野手を振り返ってみると、2010年以降の10シーズンで規定打席に到達したのは、エルドレッドだけしかいない。外国人選手としては、球団最長となる7年間に渡って在籍したエルドレッドだが、意外なことに規定打席に到達したのは2014年の一度のみ。それ以降は、怪我や故障もありシーズンを通じての活躍はできなかった。

     バティスタは2017年途中に支配下登録され、翌2018年にはエルドレッドからポジションを奪ったが規定打席には届かず。昨シーズンも禁止薬物の使用が発覚したことで出場停止処分を受け、規定に20打席足りなかった。

    ▼ 過去10シーズンの支配下外国人野手
    ※カッコ内は一軍での打席数
    2019年:バティスタ(423)、メヒア(173)、サンタナ(34)
    2018年:エルドレッド(94)、バティスタ(302)、メヒア(44)
    2017年:エルドレッド(405)、バティスタ(143)、ペーニャ(39)、メヒア(15)
    2016年:エルドレッド(354)、ルナ(268)、プライディ(0)
    2015年:エルドレッド(300)、シアーホルツ(248)、ロサリオ(136)、グスマン(116)
    2014年:エルドレッド(505)、キラ(335)、ロサリオ(264)
    2013年:エルドレッド(260)、ルイス(300)、キラ(265)、ニック(40)
    2012年:エルドレッド(251)、ニック(204)、バーデン(0)
    2011年:バーデン(242)、トレーシー(164)
    2010年:ヒューバー(209)、フィオレンティーノ(151)


    ◆ チーム得点は首位から4位に後退

     一方の投手を見ると、2010年以降の10シーズンでは、バリントンが2011年から3年連続、ジョンソンが2015年から2017年をのぞいて4回の規定投球回に到達しており、先発ローテーションをしっかりと守った。

     中継ぎ投手では、サファテ(現ソフトバンク)、ミコライオ、フランスア、ジャクソン、ヘーゲンズ、レグナルトと、多くの投手が年間試合数の3分の1以上にあたる48試合以上の登板を記録している。こうして見ると、投手のほうに「あたり外国人選手」が多かった印象だ。

     それでも広島は、強力打線を武器に2016年からセ・リーグ3連覇を果たしている。それは、田中広輔、菊池涼介、丸佳浩(現巨人)の「タナ・キク・マル」トリオ、そして鈴木誠也に新井貴浩氏(2018年現役引退)と、中軸を打てる日本人選手が揃っていたからに他ならない。外国人選手に頼らなくても、十分過ぎるほどの打線の破壊力を兼ね備えていた。

     しかし、昨シーズンは丸がFAで巨人に移籍し、新井氏が現役を引退したこともあり打撃面で苦労。チーム591得点はリーグトップから4位へ、140本塁打もリーグ2位から4位へと順位を下げている。

     2017年、2018年と2年連続でMVPを受賞した丸や、精神的支柱であった新井氏と同等の働きを来日1年目のピレラに求めるのは酷だが、少なくとも主軸として「あたり」と呼べる成績を残さないことには、「優勝」の二文字は近づいてこない。ピレラはチームを救う救世主となれるのか、その活躍に期待したいところだ。


    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200428-00226270-baseballk-base

     セ・リーグ他球団分析「虎Vへの突破口~ライバル球団徹底分析~」の第3回は広島編。昨季は13勝12敗で5年ぶりに勝ち越した。投手陣は防御率4・12と苦しんだが、天敵バティスタが契約解除。“鯉アレルギー”を持つ高橋の苦手克服に期待がかかる。野手では近本が好相性。難敵K・ジョンソンもカモにしており、自慢の足から攻略の糸口を探りたい。


      ◇  ◇

     2年連続カード勝ち越しへ、阪神の不安材料が一つ解消された。広島がドーピング違反によって出場停止処分を受けていたバティスタの契約解除を発表。昨季対戦打率・362、5本塁打、18打点と苦しめられた投手陣にとって朗報となった。

     満塁本塁打を浴びた高橋も追い風にしたいところだ。エース候補と期待される左腕が持つ“鯉アレルギー”は深刻。バティスタ以外の主力打者にも軒並み高打率を許しており、19年は先発4試合で1勝3敗、防御率6・20。マツダスタジアムも2戦2敗、防御率11・17の鬼門に変わった。

     【昨季の高橋との対戦成績】

     菊地涼 13打数4安打、打率・308

     西川 14打数6安打、打率・429

     鈴木誠 11打数5安打、打率・455

     会沢 10打数5安打、打率・500

     プロ1年目の18年、広島と初対戦した試合は7回2安打無失点の好投で白星を挙げた。今春はカーブに磨きを掛けてレベルアップ。エース西勇は昨季4勝1敗、防御率2・60と“鯉キラー”ぶりを発揮しただけに、左右の両輪で引っ張りたい。

     攻撃面の課題はK・ジョンソンの攻略だ。昨季は4度の対戦で3勝を献上。対戦防御率1・13とほぼ完璧に抑え込まれ、通算でも24試合の対戦で3勝13敗。まさに天敵中の天敵だ。

     攻略のキーマンには2年目・近本の名前が挙がる。昨季は広島戦打率・337、1本塁打、10打点、6盗塁。K・ジョンソンに対しても11打数5安打、打率・455と好相性を誇っている。盗塁はゼロだが、盗塁失敗とけん制死が一度ずつ記録されており、足で揺さぶろうとした姿勢がうかがえる。K・ジョンソンは悪天候、失策、球審の判定などにイライラを募らせるタイプ。神経質な性格を突き、投球以外の部分からも突破口を切り開きたい。



    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200415-00000027-dal-base

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     プロ野球の開幕が新型コロナウイルスの影響で延期となった。キャンプ、オープン戦で激しいレギュラー争いをしていた広島の野手陣は、開幕が延期されたことでバトルが延長されたことになる。デイリースポーツウェブ評論家の北別府学氏は、サビエル・バティスタ外野手の退団や松山竜平外野手の故障離脱が、結果的に野手陣のチーム内競争に好影響を与えたとみている。

    ドーピング違反で日本野球機構(NPB)から6カ月間の出場停止処分を科されていたバティスタの契約解除が2日に発表された。3年間で62本塁打を放った大砲の退団は大きな戦力ダウンであるが、北別府氏は「バティスタは投手からみると調子のいい時は怖いバッターだ。ただ、ドーピング問題が起こり他の選手からすれば一塁や左翼のポジションがあくと考える。チャレンジャーとして守る位置があれば、刺激にもなる」と野手陣にとってプラスに作用したとみている。

     特にキャンプでのシート打撃、紅白戦、練習試合で本塁打を放ちアピールした高橋大樹外野手は、バティスタがいなかったことで発奮し大きな成長につながった。「目標とする守備位置があるから目の色が変わったと思う。ドラフト1位で入ってきて、同期の鈴木誠也への思い、ライバル心もあるだろう」と分析。加えて緒方監督から佐々岡監督に変わったことで「チームのカラー、イメージも変わった」とし、監督交代が長野や野間らと左翼のポジションを争う新戦力の出現を後押ししたとも考えている。

     7日のオープン戦・西武戦から1軍に復帰した松山の離脱もプラスに作用した。「松山がキャンプ中に腰痛で離脱したのはチームにとって誤算だった。投手からみて長打のある松山が5番にいると嫌なものだ」という。その一方で堂林や安部にもレギュラーのチャンスが訪れた。「松山が故障してその枠を自分が埋めるという選手たちがいることで松山もウカウカできないという気持ちになる。お互いがレギュラーを勝ち取ろうと切磋琢磨(せっさたくま)することでレベルアップもできる」と、競争意識が野手陣に好結果をもたらしたという。

     出遅れた松山は西武3連戦で3試合連続安打、7打数4安打と貫禄の打撃を披露した。レギュラーに最も近い位置にいるが「使える選手の人数が増えた。右投手、左投手の使い分けもしていくだろうし、それだけの戦力がいる」と野手陣の充実を認めた。

     1月に成人T細胞白血病であることを公表した北別府氏は、復帰に向け入院治療中。現在は化学療法の第2クール終盤を迎えている。



    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-00000106-dal-base

     メキシコの野球サイト「プロベイスボル」が3日(日本時間4日)、ドーピング違反で出場停止処分を受け、2日に広島から契約を解除されたサビエル・バティスタ外野手が、メキシカンリーグの2球団からオファーを受けていると報じた。


     同サイトによると、オファーは南地区の球団からで、実際にオファーを出したそれぞれの球団GMが明かしたとしている。球団名は明かされておらず、バティスタは自身の今後について、まだ決めていないという。

     ドミニカ共和国のカープアカデミー出身のバティスタは、16年から19年まで4年間広島でプレー。昨年6月のドーピング検査で陽性反応を示したことがNPBから8月17日に発表され、同9月3日から6か月間の出場停止処分を科されていた。昨季は広島で103試合に出場。打率.269、26本塁打、64打点の成績を残していた。オフには母国ドミニカ共和国のウインターリーグに出場。レオネス・デル・エスコヒードとエストレージャス・デ・オリエンテでプレーし、計26試合、59打数8安打、打率.136、0本塁打、5打点、23三振だった。

     メキシカンリーグは4月7日に開幕予定。すでに多くの球団がキャンプインしている。




    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00709470-fullcount-base

     広島の主砲・鈴木誠也外野手(25)が3日、球団との契約解除が前日2日に発表されたサビエル・バティスタ外野手(28)との2ショット写真を自身のインスタグラムに投稿。「バティは一生の友達です!」と変わらぬ友情を誓った。


     バティスタは昨年6月に発覚したドーピング違反で日本野球機構(NPB)から9月に今年3月2日まで6カ月間の出場停止処分を受けた。球団は昨年12月2日発表の保留選手名簿にも掲載していたが、今年2月27日に契約解除を本人に通達、出場停止期間最終日の3月2日に発表していた。

     これを受け、鈴木はロッカールームでともに“変顔”を見せるバティスタとの2ショット写真をインスタグラムに投稿。「バティと野球一緒にできなくなるのは残念で寂しさしかありません!いろんな冗談を言い合ったり飯も行ったりほんとにいい奴でした!バティは一生の友達です!」と変わらぬ友情を誓った上で「また日本来たら飯いこーなー!」と締めくくった。



    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000171-spnannex-base

     広島の堂林翔太内野手(28)が2日、一塁レギュラー奪取へ向け、課題である変化球の克服を誓った。今季のオープン戦では12打数6安打と好調を維持している11年目。変化球への対応力を上げることで、6年ぶりの開幕スタメンを引き寄せる。

     鋭い眼光で白球を追った。堂林がマツダスタジアムでの全体練習に参加。ノックや打撃練習などを行った。

     ここまでは取り組みが結果となって表れている。体の軸で振ることを意識し、来た球を素直にはじき返す。オープン戦では打率5割と存在感を示し、朝山打撃コーチは「ストレートを仕留められているのが、好調の証し」と評価した。

     一塁レギュラーの座はもう目の前だ。大本命の松山がけがで離脱し、昨年一塁手として96試合に出場したバティスタが契約解除の処分を受けた。安部らライバルはいるものの、またとない好機が訪れている。

     昨季は打率・206に終わった。打力を上げるには、課題と話す変化球への対応が鍵となる。朝山コーチは、「真っすぐは確率よくさばけるけど、甘い変化球の部分をいかに打てるか。甘い変化球を見逃してはいけない」と課題を口する。

     克服のため、打撃練習では変化球の配分を多くした“MIXボール”を数多く打つことに取り組んでいる。「意識してやっている。実戦ではまた違うところもあるので、やることをやっていくだけ」と堂林は意欲を示す。開幕一塁スタメン奪取に向け、バットで道を切り開いていく。



    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200303-00000029-dal-base

     日本野球機構(NPB)は2日、広島のサビエル・バティスタ外野手を自由契約選手として公示した。



     バティスタはアンチ・ドーピング規程に違反したとして、2019年9月3日から2020年3月2日まで6か月間の出場停止処分を科されていた。

     昨季は103試合出場で、打率.269、26本塁打、64打点の成績を残し、このオフにはドミニカのウインターリーグに参加していた。



    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00707328-fullcount-base

     昨季までセ・リーグ3連覇を果たしていた広島。4年連続Vを狙った今季は4シーズンぶりのBクラスと悔しい結果に終わった。振り返れば、悪い事だけでなく、良かった時期や活躍した選手も多かった。5シーズンを率いた緒方孝市監督の最後のシーズンはどんな1年間になったのか。2019年の広島10大ニュースを振り返る。



    ○4連覇逃し、4シーズンぶりBクラス転落

     5月は11日のDeNA戦から11連勝、さらに28日のヤクルト戦から再び連勝し、月間20勝3敗1分と驚異の数字を残した。月間20勝以上は2002年8月の西武以来、プロ野球8度目、セ・リーグ5度目だった。だが、交流戦は5勝12敗で最下位となり、失速。丸佳浩外野手の移籍や田中広輔内野手、松山竜平外野手、中崎翔太投手らの不振もあり、4シーズンぶりのBクラスに沈んだ。

    ○鈴木誠也、首位打者&最高出塁率&通算100本塁打

     オフには野球日本代表「侍ジャパン」の4番として世界一になった鈴木。広島の4番としては140試合に出場し、打率.335、28本塁打87打点、167安打、25盗塁とキャリアハイを更新する活躍を見せた。首位打者に加え、最高出塁率.453を記録した。オフには結婚も発表し、公私共に充実の1年となった。

    ○大瀬良が6完投&3年連続2桁勝利

     今季はリーグ最多の6完投、同2位の173回1/3を投げ、11勝9敗、防御率3.53の好成績を残した。2桁勝利は3年連続。またヤクルト戦ではプロ入り1年目から無傷の12連勝まで伸ばし、リーグ記録を更新した。大瀬良も1月に結婚を発表しており、オフには結婚式を行った。

    ○バティスタがドーピング違反で出場停止

     8月17日にドーピング検査で陽性となったことを球団が発表、処分は6か月間の出場停止となった。今季は103試合に出場し、打率.269、26本塁打64打点、100安打といずれもキャリアハイの成績を残していたこともあり、終盤戦に大きな戦力ダウンとなった。

    ○西川龍馬が27試合連続安打

     27試合連続は球団2位の記録。また7月には21日の巨人戦、24日の中日戦、27日の中日戦、31日の巨人戦で初回先頭打者本塁打を放った。4カード連続で初回先頭弾が出るのはプロ野球史上初の記録。




    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191230-00649599-fullcount-base

     広島は臆することなくサビエル・バティスタ外野手(27)と再契約すべきだ。記者はそう考えている。

     バティスタがドーピング検査に引っかかり、禁止物質に指定されているホルモン調節薬「クロミフェン」と、その代謝物「ヒドロキシクロミフェン」が検出されたのはご存じの通り。だが本人は意図的な摂取について否定している。記者は当初、そんなバティの「私は禁止薬物が成績を上げる助けにはならないと考えているため、今までステロイドや他の薬品を使用したことはありません」という声明や「何に禁止薬物が含まれていたのか検証できませんでした」というアナウンスを眉唾で見聞きしていた。だが、複数の関係者によると、意図的でない可能性が本当に高いのだそうだ。

     関係者の話を総合すると、バティは今年2月頃、沖縄の米軍施設内で、いずれも日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の認証を受けていない海外製のサプリメントを2種類購入して服用したとみられる。うち1種類が当該物質に汚染されていた可能性が高かったという。球団などは可能であれば“汚染サプリ”を検証するつもりだったが、(1)消費済み(2)海外製(3)購入場所が特殊 の理由で実現できなかった。

     関係者の1人は「私は薬物については素人だが」と前置きした上で、こう説明した。「クロミフェンもその代謝物も隠蔽物質ではないし、そもそも現在の検査技術では、筋肉増強剤の服用を隠蔽することは、ほぼ不可能だと聞いている」。同関係者によると、クロミフェンが単体で検出されるケースは、汚染されたサプリによる“うっかりドーピング”がほとんどだという。昨年度、検査でクロミフェンが単体で検出された国内の陸上競技選手が処分を受けたが、こちらも海外製サプリが汚染されていたと主張。意図的な服用を否定している。

     そしてバティは9月3日、NPBから来年3月2日まで6か月間の出場停止処分を科された。また、処分についての異議申し立てをしなかった。

     まあ、怪しげなサプリをのんだバティに大きな非はある。でも記者は、カープ・アカデミーを経て広島入りしたドミニカンの後輩たちが怠惰な振る舞いをしようものなら「日本人はこういうのが一番嫌いなんだ。日本で成功しようと思うのなら真面目に練習しよう」と優しく諭す彼のような人物が、筋肉増強剤に頼るアスリートとして最低のズルを働くとは到底思えないのだ。関西人的に言うと「許してやったらどうや」という思いしかない。

     だがネット世論は厳しい声が大きい。特に出場停止処分中のバティが、母国・ドミニカ共和国のウィンターリーグで(不振を極めてはいるが)普通にプレーしていること、そして今月2日に公示された保留選手名簿に名前が記載されたことについて、グレタ・トゥンベリさんばりに「よくもそんなことを!」という“正義の論調”が多数だ。

     この点に関して、記者は「球団やバティを責めるのはお門違いではないか」という旨、ツイッターで発信してきた。確かに処分は甘い。というかシーズンオフも処分期間に組み込んでしまったら、ペナルティーとして実効性がない。あるツイッターユーザーから「大リーグのように処分を『期間』ではなく『試合数』にすべきだ」と返信をいただいたが、おっしゃる通りだ。だが現行制度にのっとってバティに処分を下したのはNPB。球団もバティも、その処分に沿って粛々と動いているに過ぎない。

     ところで近年、ネットを中心に「正義マン」という言葉が流行しているそうだ。正義のために、悪事を働いた(とされる)人物を徹底的に叩く者を(嘲笑して)そう呼ぶらしい。「正義マン」の正義は往々にしてはき違えており、常磐道のあおり運転殴打事件で、無関係の女性が「正義マン」のデマにより被害に遭ったことは記憶に新しい。さらにデマを広めた「正義マン」が別の「正義マン」に叩かれたり…なんてカオスも甚だしかった。

     一度やらかした人物が“ネットリンチ”に遭い、再チャレンジできない社会こそ、記者からすれば正義に背いていると思う。バティと広島を叩く人々は、小さい頃、立ちションもしたことがない「正義の権化」なのかしら。「おまえはドーピングを肯定するのか」という声も聞こえてきそうだが、そういう方はこの記事の2~6段落目あたりをもう一度ご覧ください。

     ちなみに広島は、バティと再び契約するか否かを決めかねている様子。鈴木球団本部長は「引き続き契約するかは(来年)3月2日をめどに判断する」と説明している。重ねて、ネット世論に臆することなく再契約すれば良いと思っている。

    (記者コラム・田中 昌宏)


    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191219-12190147-sph-base

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