広島カープブログ

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    スカウト

     広島が2年連続でセ・リーグを制し、改めてチーム強化方針が評価される形となった。カープはなぜ強いのか。ひもとくと15年連続Bクラスの時代からぶれていない松田元オーナー(66)の独自理論があった。

     黒田が引退しても、14勝の薮田、12勝の岡田ら若手投手が台頭し、穴を埋めた。松田オーナーは育成を重視したドラフトにおける独自戦略が実ったものだとみる。

     「人が見ていないときに見ていると思うんだ、スカウトがね…」

     例えば2014年ドラフト2位で指名した薮田は、直球は150キロを超えたが、亜大では右肘を疲労骨折するなど、リーグ戦登板は3年春の2試合だけで通算0勝。実績はほとんどなかった。10年ドラフト6位でリリーフの要、中崎もスカウトの努力の結晶だった。

     「現場の使う勇気、我慢する勇気が広島にはある。我慢しないと使えない。薮田なんか、そういう部分がある。薮田は下の順位で取れたかもしれないけれど、(素材がいいので)早い順位で取った。中崎なんか、あの時は無観客試合があって、他球団は誰も見に行ってないんだけど、こっそり見に行って陰で見ている。こっそり撮ったビデオをわしらに見せている」

     10年は宮崎県で口蹄(こうてい)疫が流行。感染拡大防止対策が取られ、スカウトでさえ県内の出入りが難しいなか、担当の田村スカウトが粘り強く中崎を発掘した。

     「よそのスカウトはみんなで行くけど、カープは個々で動くケースが多い。結構みんなそれぞれ、目標を持って動いている。可能性のある選手を見つける確率は、高くなっているんだと思う」

     オコエ(楽天)、小笠原(中日)、高橋(ソフトバンク)ら高校生に注目度の高い逸材がそろった15年のドラフトでは、全国的な知名度や実績はなくても潜在能力を見抜き、早くから鞘師スカウトがマークしていた大商大・岡田からの方針転換はなかった。

     逆指名ドラフトで苦しんだ時代もあった。それでも「選手は育てるもの」という不動のポリシーを貫き、FA補強に否定的なスタンスを取った広島が、ドラフト指名で重視するのは投手なら〈1〉球速、〈2〉高身長、そして〈3〉人間性だという。素材としての評価はもちろん、「人間性」は松田オーナーがキーワードとしてよく用いる。チームのムードに一体感があるように見えるのは、この人間性が関係しているようだ。松田オーナーは4番に成長した鈴木の、あるエピソードを披露した。(特別取材班)

     ◆松田 元(まつだ・はじめ)1951年2月11日、広島県生まれ。66歳。慶大からルイス&クラーク大での米国留学を経て、東洋工業(現マツダ)入り。83年に球団入りし、取締役、オーナー代行を歴任。2002年7月に父・耕平氏の死去を受け3代目オーナーに就任した。

    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170920-00000029-sph-base

     ◇オープン戦 大阪ガス9―3奈良学園大(2017年2月28日 大阪ガス今津総合G)

     今秋ドラフト候補に挙がる奈良学園大の宮本丈内野手(4年=履正社)が2試合連続安打を放った。

     西武、DeNAなど3球団5人のスカウトが視察する中、大阪ガス戦に「3番・遊撃」で先発。初回はチェンジアップを中前に運ぶと、3回には直球を右前へ弾き返した。27日のオープン戦・西濃運輸戦でも右翼線二塁打を放つなど好調をキープしている。背番号1の主将は「感触は良かった。うまく対応できた」と胸を張った。

     3回には2盗を決めるなど足でもアピール。広島の鞘師智也スカウトは「バットが振れるし(今後は)当然、12球団が見ていく選手だと思います」と評価した。3月10日から沖縄・宜野座でキャンプが控える。4月1日のリーグ開幕戦へ順調に歩を進めている。

    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170228-00000125-spnannex-base

    【越智正典「ネット裏」】巨人の外野手萩原康弘がカープの左腕小俣進(のちに長嶋茂雄付)とのトレードで広島に赴いたのは1975年秋のことである。巨人の広島遠征の宿は世羅別館で、彼は連戦で疲れたときは宿に頼んで布団部屋をあけて貰い、ひとりでぐっすりねむっていたがまさか広島に…とは思ってもいなかった。

     中央大の3番であった彼は、巨人V5の69年秋のドラフトで3位で指名された。この年、監督川上哲治はスカウトに「ドラフト制度下では思うように新人を獲れない。技量が少々劣ってもいいから思い切りのいい選手を獲れ!」と指示した。沢田幸夫が萩原を挙げた。新人選択会議が終わった晩、沢田が横浜子安の家に指名挨拶の電話をかけた。萩原が答えた。「ウソでしょう」

     彼は少年のときから純で、神奈川中学から日体大荏原に入学すると野球部員は300人。が、大変だ、出られそうにない、とは思わなかった。「わあー、凄い。さあー、毎日沢山球ひろいが出来るゾオー」と喜んだ。

     巨人入団4年目の73年が来る。流石の巨人も旭日昇天の勢いはなくなっていた。長嶋が打率3割を割る。10月10日、後楽園球場で田淵幸一に満塁本塁打を打ち込まれ、阪神に首位を明け渡す。翌11日、阪神25回戦。球審富沢宏哉の右手が挙がると、あっという間に堀内恒夫が打たれる。2回、長嶋がはね飛んだ打球で右薬指を骨折退場。2回を終わると0対7。はや敗色濃かったが、巨人はここから追い上げる。5対7の6回二死一、二塁、川上は代打に萩原を送った。萩原は上田二朗(東海大)をとらえて逆転3ラン。川上の慧眼、先見の殊勲打でもあった。試合はもみ合いになって10対10。巨人は引き分けに持ち込み、V9へののぞみをつなぎ、10月22日、甲子園球場での阪神最終戦で勝ち勝利の大記録を樹立した。阪神の捕手“ダンプ”辻恭彦が萩原をつかまえる。「とんでもないヤツだ。わしら日本シリーズにいけなくなった!」…。

     カープの球団事務所に着くと、代表重松良典が「遠路はるばるご苦労さんですな。気持ちだけだけど、昇給しましょう」。引越し代は規定で両球団で折半でこの場合は15万円ずつだったが「足りなかったでしょう。うちの分を少し足しましょう」

     萩原は「うれしくなっちゃうと、練習しちゃうんです」と回想してから赤ヘル軍団を活写した。

    「キャンプが始まり、夕方、もう少しで終わるとホッとして気を抜くと、まるで場内放送のように、みんなの声が飛んで来ました。“オーイ、どこから来たんだッ!”。キャッチボールの相手は初日からずぅーと、生え抜きの苑田(聡彦、現スカウト統括部長)さん。こっちはペイペイ。必死でした…」

     カープの育成は、黒田博樹、菊池涼介、丸佳浩、キクマル…らを獲ることになる苑田によって、もう始まっていた。=敬称略=(スポーツジャーナリスト)


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161013-00000007-tospoweb-base

     広島が7日、広島市内の球団事務所でスカウト会議を開いた。20日のドラフト会議を前に指名候補選手を71人、1位指名候補を投手13人に絞った。


     1位指名候補13人は全て投手。大学生から156キロ右腕の創価大・田中正義投手、桜美林大・佐々木千隼投手、慶大・加藤拓也投手、明大・柳裕也投手。社会人で地元、瀬戸内高出身の東京ガス・山岡泰輔投手や、高校生から履正社・寺島成輝投手、横浜・藤平尚真投手、作新学院・今井達也らがリストに入る。

     苑田スカウト部長は「今日は志望届を確認して、その一覧の表を作った。1位指名については(ドラフト)前日に結論を出すことになります」と説明。直前まで各選手の状態をチェックして、最終決定を下すことになる。次回はドラフト前日19日に最終会議を開く。


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161007-00000046-dal-base

     リーグ優勝を決めた9月10日の巨人戦。広島のスタメンは全てドラフトで獲得した選手だった。FA制度で補強する球団に対抗しながら、自前で育成した選手で手にした勲章。松田元オーナー(65)、鈴木清明球団本部長(62)が「スカウトの力」を要因に挙げる。25年ぶりのリーグ制覇をいかにして成し得たのか、縁の下を支える男たちにスポットを当てたい。

     歴史的な歓喜の瞬間は、ホテルの一室で見届けた。次々に電話が鳴る。アマチュア関係者からの祝福に「これからもお願いします」-を添える。気の休まる間もない、次なる原石発掘の作業。真っ黒に日焼けしたスカウト陣の尽力なくして、悲願は成し得なかった。

     広島のドラフト戦略は一貫していた。1位指名は即戦力で戦える投手が中心。2位以下で野手を中心に、育成に主眼を置く。重視するのは肩の強さと走力、そして性格だった。外部からの「補強」ではなく、ドラフトでの「補充」。選手を財産と考え、スカウトには野球能力だけでなく、性格把握まで求めた。

     田村恵スカウト(40)は松山や安部、今村、大瀬良、中崎、戸田ら多くの主力選手獲得に尽力した。その田村スカウトが重きを置いてきたのは「伸びしろ」。高校生なら6、7年後、大学生は2、3年後に焦点を置き、「選手が24、25歳になった時の成長曲線を描く」と言う。中崎はドラフト6位で獲得。日南学園時代の球速は135キロ前後だった。

     「契約前にご両親には『数年後に必ず150キロ出る』と伝えた。笑われていましたけどね。性格は誰もが認めるところ。中崎には強さとしなやかさがあった」

     入団6年目の今季、最速153キロを記録した。無名の18歳は予測通りに才能を開花。積み上げた34のセーブなくして、優勝は果たせなかった。田村スカウトは言う。「キツい練習でも耐えられるかどうか。まず投げ方やフォームを見る。その成長速度に関わってくるのが性格。安部、松山にしてもそう。下積みで流した汗や涙は裏切らない」。広島伝統の猛練習に耐えられる素材か、どうか。「大瀬良も中崎も戸田も、もっと成長できる。現状で満足してもらっては困る」と背中を押す。

     松本有史スカウト(39)は、岩本に菊池、堂林らを獲得した。菊池、堂林は2位指名。菊池は中央球界で無名で、球団内にも疑問視する声はあった。「走攻守の3拍子じゃない。肩も含めてキクには4拍子ある、と。入れば活躍する自信もあった」。球団が個々のスカウトの声に耳を傾ける度量も大きかった。

     松本スカウトが重視したのは野球センス。「捕球の柔らかさや、スナップなどはセンス。その上で同じような選手なら、足の速い選手を獲ろうと」。菊池も鈴木も獲得する上で、比較選手より足が速かった。肩が強かった。菊池は中京学院大1年から、堂林は中京大中京1年から学校に通い詰めた。「惚(ほ)れたら惚れ抜け」-は、球団スカウトの合言葉だ。

     アマチュアでは無名だった男が12球団No.1の守備力を持つ選手にまで、その才能を開花させた。田村スカウトが獲得した大瀬良らも同様。ドラフトで希望枠制度が撤廃された今も足を使い、選手に姿を見せることで信頼関係を築く。「カープに入りたいな」と思わせることが、後の活躍につながると信じている。

     苑田聡彦スカウト統括部長(71)は言う。「今でも他球団のスカウトと、選手の評価は絶対にしない。自分の目をどれだけ信じるか」。だからこそ足を使う。「いいも、悪いも全てを見る。野球は一つの球を追っ掛けるスポーツ。思いやりのない人間が、この世界で生きてはいけない」。確かな眼力と、足を使い続ける努力。情報化社会でも不変の強さがここにある。選手の努力と同じように、スカウトが流した汗と涙も、裏切らなかった。


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161001-00000009-dal-base

    「自戒の念も込めて言いますが、広島が獲得する助っ人はどこの球団も知っている選手が多い。ジョンソンだってそうだ」

     広島の外国人担当スカウトの印象について、ライバル球団の渉外担当がこう言った。

     広島にはリーグ最多の14勝を挙げるジョンソンを筆頭に、エルドレッド、ジャクソンら優良助っ人が多い。獲得を担当しているのがシュールストロムとマクレーンの両駐米スカウト。なぜ広島は「当たり」が多いのか。前出の渉外担当が言う。

    「シュールストロムもマクレーンも的確に能力を把握し、絶好のタイミングで推薦すると評判だ。ジョンソンは13年の3Aアイランドリーグの最優秀防御率投手だが、同年終盤にメジャー昇格して結果を残せなかった。翌14年もツインズで3試合に登板し、0勝1敗で再びマイナー降格。3Aでは10勝しましたが、防御率は3・48と1点近く悪化した。各球団はこの成績を見てジョンソンの評価を下げたわけだが、シュールストロムはメジャーで結果が残せず、声がかからなかったことによる精神的ショックが原因であり、実力的には問題ないと判断したと聞いている」

     両スカウトは、600人とも700人ともいわれるMLBの選手の発掘のため、全米を飛び回っている。在米の野球記者が「どの球場に行っても、彼らの姿を見る」と、こう言った。

    「今は元助っ人の駐米スカウトがどの球団でも当たり前になっている。ただ、良い選手がいると聞けば見に行くというスカウトがほとんど。シュールストロムとマクレーンは、3年、4年という長いスパンで選手をチェックし、25歳以上の有望選手はほとんど把握しているともっぱら。スタンドで選手を見るだけでなく、マイナーの首脳陣や関係者からしっかり“取材”もしている。足を使った情報を得ているかどうかで、成功率は格段に違うはずです」

     これからもカープの助っ人は怖いぞ。


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160909-00000019-nkgendai-base

     広島は30日のDeNA戦(マツダ)に8―2で快勝し12球団最速でクライマックスシリーズ進出を決めた。先発のクリス・ジョンソン(32)はハーラー単独トップの13勝目。昨季の最優秀防御率に続き、2年連続のタイトル獲得も射程圏内に入った。ジョンソン獲得に尽力したエリック・シュールストロム駐米スカウト(47)が“優良助っ人見極め術”を本紙に語った。

     ジョンソンは筒香に37号ソロを被弾するも6回2失点の粘投。13勝目を飾ったが「自分にとっては1つの勝ちにすぎない。それよりチームに勝ちが付いたことが大きい」と冷静に振り返った。

     今季の広島は2年目のジョンソンに加え、新加入のジャクソン、ヘーゲンズなど外国人にハズレなし。首位ばく進の原動力となっている。

     自身も投手として日本ハム、広島でプレーし、現在は駐米スカウトとして助っ人獲得に奔走するシュールストロム氏は「今の勢いは外国人選手の活躍が大きいね」と満足げ。だが「『外国人選手がいいから』『日本人選手がいいから』と分けるのではなく、双方がかみ合っている。それが最大の要因」と分析する。

     優良助っ人軍団のなかでも、開幕投手も務めたジョンソンの貢献度はピカイチ。スカウトする選手の見極めについて同氏は「1つの要素では決められない」。

     そう前置きして「プレースタイル、経験、体格、態度…それぞれ選手個々によって違うもの。例えばコーチの話を素直に聞いたほうがいい場合もあれば、己の道を貫いたほうが成功することもある。日本の野球にフィットするかは、さまざまな要素を総合的に判断するしかない」と指摘する。

     とりわけジョンソンについては「説明が難しい。彼に優れた才能と素質があるとしか表現のしようがない」と苦笑いしつつも“態度”については成功を見抜いていたという。

    「投手はいい時もあれば、悪い時もある。長いシーズン通せば波があるもの。ただ彼はどんな投球をしてもいつもクールで落ち着いている。これは米国でも同じだった。向こうで、彼のいい登板だけでなく悪かった時も見てきたけど、1つのミスや失点に動揺することなくいい意味で淡々と投げていた。日本に来れば文化の違いもあり別の苦労も出るはずだが、その態度を貫いている。素晴らしいことだよ」

     すでに来季からの3年契約に合意している助っ人エース。25年ぶりのVだけでなく、常勝軍団復活にも大きな力となりそうだ。


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160831-00000033-tospoweb-base

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