広島カープブログ

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     ◇球団トップに聞く!広島・鈴木清明球団本部長(下)

     リーグ連覇と日本一を目指す今季、大黒柱の黒田博樹が抜けた。戦力として、精神的支柱としてチームをけん引し、25年ぶりセ界制覇の原動力となったベテラン。存在に比例するごとく喪失感も小さくない。復帰に尽力した鈴木清明球団本部長は若手に注文を出す。

     「黒田がいた時のメンタルの部分や考えを、忘れずに自分たちで実行できるかどうか。そこが一番心配なところ。そのまま受け継いでほしいね」

     メジャーから古巣に帰ってプレーした2年間。投手陣はその姿から多くを学んだ。その中でも、積極的だったのが野村祐輔で、昨季は最多勝、勝率1位のリーグ2冠を達成した。「最も結果が出た。言葉ではなく、体で引っ張れるかどうか」。後継者を目指す27歳へのエールにも、自然と力がこもる。

     鈴木本部長は球界のご意見番としても活躍する。83年の転職当初は「野球に興味がなかった」と言うが、03年から参加する12球団の実行委では最古参となった。球界再編騒動が起きた04年には毎週上京するハードワークの中、往復8時間の新幹線車中で野球協約を頭に叩き込んだ。

     目下の懸案は、大リーグの「ルール5」ドラフトをモデルとした制度の導入可否だ。出場機会の少ない選手の移籍を活発化させようと、プロ野球選手会が求めているが、選手関係委員長を務める同本部長は「難しい。日米では人数構成からして違う」と言い切る。

     頭ごなしに否定しているわけではない。同様の趣旨で実施しながら機能せず消滅した過去の事例や、FA補償に及ぼす影響など問題点を熟知した上での見解だ。「球界にとってプラスかどうか」。利己主義に走らず、12球団全体の視点から議論を尽くす。その姿勢は不変。自戒も忘れない。

     「自分が障害になっていないか。実行委の中では最年長で、言い方がきついから(話が)ひっくり返ることがある。反対の議論はあっていいんだけど、最近はあまりないから気になる」

     誠実な人柄。3月には63歳になる。「もういいかなと思う」と笑うが、黄金時代を築こうという組織に、懸案が山積みの球界に、その存在はまだまだ欠かせない。(江尾 卓也)

     ◆鈴木 清明(すずき・きよあき)1954年(昭29)3月6日、広島県呉市生まれの62歳。修道高から慶大に進み、77年東洋工業(マツダ)に入社。83年に広島東洋カープに転職し、商品販売部長、球団部長などを歴任。取締役球団副本部長となった03年から12球団の実行委員会に参加し、球界再編など諸問題の解決に当たる。05年から常務取締役球団本部長。


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170111-00000082-spnannex-base

     ◇球団トップに聞く!広島・鈴木清明球団本部長(上)

     昨季25年ぶりのリーグ優勝に沸いた広島。その立役者となった黒田、新井の復帰に尽力したのが鈴木清明球団本部長(62)だ。12球団による実行委員会メンバーとしても最古参の15年目。歓喜の舞台裏、黒田引退後のビジョン、球界が抱える懸案などについて、率直な思いを語った。

     黒田博樹と新井貴浩。14年オフに古巣へ戻ってきた2人の存在と活躍を抜きにして、悲願だった昨季の25年ぶりリーグ優勝は語れない。前者は引退の花道を飾り、後者はセ・リーグ最優秀選手(MVP)を受賞。その復帰に尽力した鈴木本部長は、彼らの影響力を「想定外」としながら感慨に浸った。

     「ここまでうまくいくとは思わなかった。ベテランがあれだけ練習し、歩み寄るから、若い選手も彼らに近寄り、付いて行く。2人の仲がいいから全体が一つになり、いいチームになったよね」

     77年、東洋工業(マツダ)に入社。松田元(はじめ)オーナーも当時は同じ部署に勤務し、遊び仲間だったという。その縁で83年に広島東洋カープへ。故松田耕平前オーナーの方針で、グッズ販売などの拠点施設・カルピオ(カープベースボールギャラリー)を新規に立ち上げ、初代店長を務めた。

     並行して、入団間もない緒方監督らを引率し、米国での野球留学に2年間付き添ったことも。帰国すると、開校目前のカープアカデミーで工事の遅延が判明。ドミニカ共和国へ急きょ飛び「芝生を植えたり、現場監督のようなこともやった」と笑う。90年秋のことだ。

     「何でこんなことを…と思うこともあった。でも、不思議なもんよね。こうなれば、当時の経験はよかった…と思う」

     リーグ優勝の陰の立役者だ。ヤンキースからFAとなっていた黒田、阪神を自由契約となった新井との交渉役。とりわけ、黒田には10年オフからラブコールを送り続け、与えられた権限の中で最大限の誠意を示してきた。彼らの存在は若いチームを活性化させ、ファンの共感も呼んだ。そこに球団の努力やチームの快進撃も重なり、昨季主催試合の入場者数は過去最高の215万7331人を記録。フロント冥利(みょうり)に尽きる結果ではないか。

     「そこまではないよ。30代のレギュラーがどうしても欲しかったけど、俺が仕組んで道をつくったわけじゃないし、説得したわけでもない。あくまで接点。2人が帰るちょうどいいタイミングだったということ」

     セ界の頂点へと押し上げたベテランと若さの融合。鈴木球団本部長は笑って首を横に振るが、繁栄への道筋をつけたのは間違いない。 (江尾 卓也)

     ◆鈴木 清明(すずき・きよあき)1954年(昭29)3月6日、広島県呉市生まれの62歳。修道高から慶大に進み、77年東洋工業(マツダ)に入社。83年に広島東洋カープに転職し、商品販売部長、球団部長などを歴任。取締役球団副本部長となった03年から12球団の実行委員会に参加し、球界再編など諸問題の解決に当たる。05年から常務取締役球団本部長。


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170110-00000070-spnannex-base

     広島は6日、「2017年度カープホームランガール募集」要項を発表した。

     マツダスタジアムで行われる公式戦で、本塁打を放った選手にスラィリー人形を手渡したり、各セレモニーやイベントの進行サポート、地域イベントへの出演が活動内容だ。

     募集人数は3名。応募資格は、広島市および近郊に住み野球、スポーツが大好きな女性で、年齢が18~29歳。応募期間は1月7日~2月1日(水)まで。

     詳細は、広島東洋カープホームページ http://www.carp.co.jp、または電話082・554・1000


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170106-00000059-dal-base

     開幕ダッシュじゃ! 広島は5日、広島市内の球団事務所で仕事始めを迎えた。1979、80年以来のリーグ連覇、そして33年ぶりの日本一に向け、松田元オーナー(65)は「4月に貯金を3から5は作って欲しいんじゃ」とノルマを設定。大型補強を敢行した巨人については、ソフトバンクからFA移籍した変則左腕、森福允彦投手(30)を名指しで警戒した。

     総帥の頭の中には早くも、しっかりと青写真が描かれていた。球団37年ぶりのリーグ連覇への挑戦。仕事始めを迎えた松田オーナーが、明確な数字のノルマを示した。

     「早いうちに、貯金を作って欲しいな。4月に貯金3から5ぐらいは、作って欲しいんじゃ。そうしたら、その後が楽になると思う」

     25年ぶりに優勝した昨季も16勝12敗、貯金4の2位(1位巨人と0・5差)で4月を終了。好スタートを切ると、交流戦終盤からの11連勝で一気に混戦を抜け出し、独走態勢を築いた。

     理想は「貯金5」。大型補強した宿敵巨人に対抗するには、まずは開幕ダッシュが不可欠だ。なにしろ今季のGは、ソフトバンクから森福、DeNAから山口俊、日本ハムから陽岱鋼と3選手をFA獲得。元楽天のマギー(前タイガース)に164キロ右腕カミネロ(前マリナーズ)…とオフの話題を独占している。

     3月31日の開幕戦(マツダ)で激突する金本阪神や、昨季3位と躍進したDeNAなどライバル5球団が打倒鯉で臨んでくるが、やはり怖いのは巨人。「山口(俊)が巨人で活躍できるかはわからない。それよりもソフトバンクから入って来た森福の方が嫌じゃな」。1番・田中、3番・丸ら左打者がキーポジションに座っているだけに、“左キラー”の異名をとる変則左腕には、特に警戒心をあらわにした。

     もちろん今季もカープは“我が道”を行く。

     「(今年は)びっくりするぐらい選手個々の力が伸びたけど、日本シリーズに勝つためには、もうひと伸びして欲しい。また一段、二段とステージに上がって欲しい」

     今オフは大黒柱の黒田が引退し、ルナも退団。従来通り、チーム力の底上げで、連覇、そして1984年以来33年ぶりの日本一へ挑む。


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170106-00000019-sanspo-base

     広島の松田元オーナー(65)がデイリースポーツ単独インタビューに応じ、25年ぶりのリーグ優勝でファンへの感謝と、連覇に挑む来季への展望を語った。カープの総帥が描く理想のチーム像とは…。33年ぶり日本一へのキーマンとは…。カープ愛に満ちた言葉をたっぷり語り尽くした。

      ◇  ◇

     -25年ぶりのリーグ優勝に沸いた1年だった。

     「肩の荷が下りた1年。ある意味では逆に苦しい1年でもあった。勝つチャンスがあっただけに“逃したら…”という気持ちもあって苦しかった。達成して肩の荷が下りたという思いが強いな」

     -終わってみれば17・5ゲーム差の独走。

     「それは全く関係ない。最後の最後まで安心はできなかった。とにかく1日でも早く、と。何が起こるか分からんわけだから」

     -41年ぶりの優勝パレードも実現。オーナーは初めて参加した。

     「本当のことを言えば、ああいった場所に出るのは苦手だが。喜んでいる方々の顔を見るのが一番うれしかった。遺影を掲げながら泣く人や、車いすの人たちも前の方におっちゃった。非常に感慨深いものがあった」

     -引退した黒田選手の15番を永久欠番に。

     「世の中の価値はお金の多寡が、全ての判断基準になっている。それは当然で仕方ないが、彼が帰ってきてくれたことでそれは違うんだというものを身をもって示してくれた。それを歴史の中に残しておかないといけない。10年、20年たった時にこの話が、人々の記録に残らないのではないか。だからこそ永久欠番にすることで、残しておいたほうがいいのではと思った」

     -将来的に再びユニホームを着る存在だ。

     「また、男気を出してもらわないといけないかもしれない。現時点ではなんとも言えないが、現場との関わりをずっと持ち続けてくれたら、それはありがたい話だと思う」

     -チームとしてのオーナーの理想像とは。

     「(昭和)54年、55年のチームは強かった。江夏さんがおっちゃって、パターンを確立させた。1人でチームを一変させたように思う。自分の感覚で言えば59年とか、61年が本当に強いチームだと思っている。ウチらしいというか、負けているのに粘って追い付いて、追い越してしまう強さ。あの強さがほしい。(61年は)日本一にはなれなかったが、我々としては相手がものすごく嫌なチームで、今後目指したいところだ」

     -来年に目を向けると、日本シリーズで敗退した悔しさが残る。

     「日本一というのを、みんなに見てもらいたい気持ちはあった。選手は立派だったと思う。ただ、申し訳ないと思っているのは外国人選手の補強。野手が十二分に行われていない。新人はある程度、補強できたが」

     -巨人、阪神など他球団が補強を進めた。

     「阪神は糸井を獲ったが、着々とチームを切り替えようとしている。巨人パターンの同じ繰り返しをするのではなく、一生懸命選手を作っていこうとする強い姿勢、思想を感じる。来年どうかと言えば分からないが、何年かすれば手を付けられないチームになる可能性を秘めているように思う。巨人は来年1年をみたら怖い」

     -これまでキーマンに掲げた選手が、翌年に活躍してきたが。

     「来年は堂林に期待する。本人も相当な覚悟でいるようだ。意を決して変わろうとしている。きっかけはどうしても必要だ。それはなんでもいいから、伸びていってほしい。投手は福井。これから3年はエースとして、もしくはエース格として頑張ってもらわないといけない」

     -着々と常勝への道を歩んでいるようだ。

     「いや、それはまだ甘い。勝つのが当たり前、見下せるだけの力を持っているわけではない。だからこそ、もう一段上に成長してほしい。Aクラスであり続けるための(他球団との)何か差を確立してほしい。そのために努力することはたくさんある」


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161231-00000035-dal-base

     マツダスタジアムのトイレが、大幅リニューアルしたことが28日、分かった。広島の球団幹部によれば「女性用トイレに温水洗浄便座を付けた。男女ともにトイレを明るくして便器も変えた。試合中に行けるよう、ラジオ中継を流すようにした」。今オフ、『女性を大切にしよう』をテーマに約1億円かけて改修。さらにファン層を拡大して、球団記録更新となる3年連続観客動員200万人突破を目指す。

     「派手なことはできないが、快適さは向上していると思う」と同幹部。1979、80年以来のリーグ連覇、84年以来33年ぶりの日本一へ、“トイレの神様”が後押しする。

    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161229-00000044-sanspo-base

     チームの大トリで契約交渉に臨んだ広島の菊池涼介(26)は笑顔が絶えなかった。

    「一番の評価だ、と言ってもらった。納得してサインしました」

     6000万円の大幅アップを提示され、球団の日本人選手最高年俸となる1億4500万円で契約更改。打率.315、13本塁打、56打点をマークした今季は、181安打を放って最多安打のタイトルを獲得した。超人的な守備でも幾度となくチームのピンチを救った男にとって当然の大幅アップとはいえ、これまでの広島は当然の評価が金額に反映されないイメージが強かった。

     が、25年ぶりの優勝を果たした今季は、そんないわゆる「渋チン」の印象を払拭。5500万円増の丸、5000万円増の新井、4800万円増の野村と数千万円単位のアップに相好を崩す選手が次から次に出た。

     広島は09年に本拠地を新設のマツダスタジアムに移して以降、観客動員が大幅に増加。昨年の黒田復帰効果もあって、今季の入場者数は過去最高の215万7331人を記録した。旧本拠地使用最終年となった08年シーズンの観客動員が139万680人。新球場使用とともに球団が営業権を手にし、球場内の売店、看板広告などの売り上げも入ることになったことを考えれば、この8年間でチームの資金力は潤沢になったのは確かだ。

    ■さまざまなコラボ商品も話題に

    「中でも大きいのがグッズの売り上げです。今年の春のキャンプインに合わせて発売した新グッズだけで実に360種類。オーナーの甥にあたる松田一宏オーナー代行の『売れるものより面白いもの』との方針で〈紅白のオセロ〉や、スクワット応援の際の負担を軽減する〈腰痛ベルト〉、その名も『締まっていこうぜ!』なんてものまで発売し、こうした斬新なグッズが当たっています。アパレルメーカーや食品メーカーとのさまざまなコラボ商品も話題になって14年のグッズ売り上げが25億円、昨年が35億円で、今年はさらにそれを上回る見込みというのですから、グッズバブルですよ」(地元マスコミ関係者)

     昨年は黒田と石原の2人だけだった日本人の1億円プレーヤーが、今オフ、5人も誕生したが、安いものである。


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161220-00000017-nkgendai-base

     広島・菊池涼介内野手(26)が19日、広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み6000万円増の年俸1億4500万円でサインした。これで全選手の契約更改を終了したが、25年ぶりの優勝にもかかわらず日本選手の総年俸はダウン。チームからは戸惑いの声も上がっている。

     球団の日本選手最高年俸となった菊池は「チームで一番の評価をしてもらったので納得しました」と笑顔をはじけさせた。球団幹部によれば、プラスポイントのトップは丸佳浩。しかし、マイナスポイントの少なさなどから500万円の“僅差”で菊池がトップに。守備だけでも「例えるなら100打点ぐらいの(査定の)点数だった」(同幹部)という。

     今オフの契約更改では菊池も含め新井貴浩、石原慶幸、野村祐輔、丸と5人の1億円プレーヤーが誕生。黄金時代到来を印象づけた一方、日本選手の総年俸は16億7190万円で、今季の18億9791万円から微減となった(今オフの契約更改から税抜き金額での提示に変更)。

     今季主催の72試合で球団史上最多の215万7331人を動員。グッズ売り上げも去年の35億円を上回り、史上最高額を見込むなど経営面はいたって順調だ。引退した黒田博樹の今季年俸6億円分を差し引けば、総年俸はアップしている格好だが、ある主力選手は「今季は優勝しフィーバーもすごかったので、大盤振る舞いになるかと思ったけど、思ったほど上がらなかった。来年は人気も落ち着くだろうし…。期待しすぎたかな」と困惑の声を上げた。

     逆に言えば“バブル”に影響されず、厳格な査定が行われている証拠。来季も結果を出して実力で大幅アップを勝ち取るしかない。(金額は推定)


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161220-00000032-tospoweb-base

     25年ぶりにセ・リーグを制した広島の契約更改でバブルの再来を思わせるような大判振る舞いの大幅アップが続いている。今日19日に行われる菊池涼介がオオトリ更改となるが、ここまでの推定のアップ額は、合計5億9825万円。今季8500万円だった菊池の年俸も、6000万円以上のアップは確実と見られていて、仮に6000万円とすれば、合計6億5825万円のアップ額となり、ここから逆にダウンした選手分を差し引きすると、広島の金庫から出ていくお金の増額分は5億4835万円ということになる。
     
     当然、選手の契約更改後のコメントも満足感のあるものばかり。
    「いい評価をしていただきました」が、常套句のようになっていて、流行語大賞を獲得した“神ってる”鈴木誠也は、2000万円からの3倍増に「ここまで上がるとは思っていませんでした」。ここまでの最高アップ額5500万円で、外国人を除くと、この時点でのチーム最高年俸、1億4000万円となった丸佳浩が「1億円がひとつの目標だったからうれしい」と言えば、年俸2000万円からスタートして3年ぶりに1億円超えにV字回復した新井貴浩も、「たくさん上げてもらいました」と、ニコニコしながら新聞社の写真撮影に応じた。5000万円ダウンにサインした梵英心のような例外もいるが、“勝てばいい思いができる”のプロ野球の原則を地でいくようなカープのオフの契約更改である。

     だが、なぜ大判振る舞いが可能になったのか。

     広島と言えば親会社を持たない市民球団として、堅実な独立採算の経営方針を貫く、シブチン球団として有名だった。身の丈にあった健全な経営で41年間、黒字経営を続けているが、年俸は他球団に比べると安く、FAで出ていく選手は引き留めることができず、過去に川口和久、江藤智、金本知憲、新井、黒田博樹(海外FAでドジャースへ)、最近では巨人に大竹寛を奪われるなど他球団の草刈場になっていた。今季まで、1億円プレーヤーも外国人選手を除くと、黒田とベテラン捕手の石原慶幸2人しかいなかった。だが、今オフは、優勝を契機に一気に、丸、野村祐輔、新井、そして菊池と5人も増えることになったのである。

     何も経営方針を大幅に変えたわけではない。2009年にメジャーのボールパークを参考に様々な工夫をほどこしたマツダスタジアムを新設したことを契機に、観客動員が劇的にアップ。人が集まれば、収入が増えてビジネスに広がりが出てくるのも当然で、関連グッズやスポンサー収入も右肩上がりに増えて、しかも、球場の運営、営業権を持っているため、一時期、新球場ブームの反動もあったが、ここ数年は、カープ女子の流行もあって順調に増収、増益が続いている。

     その良化した経営基盤をバックに2015年には、広島では異例とも言える年俸5億円で黒田を凱旋帰国させたが、その黒田効果でチケットがプラチナ化するほど盛り上がった2015年は、観客動員は初の200万人超えを果たして211万266人。今年3月の株主総会で発表された決算によると、2015年の売り上げ高は、前年と比べ19億5800万円増の148億3256万円、当期利益も1億8700万円増の7億6133万円だった。
       


    引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161217-00000005-wordleafs-base&p=1

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