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【広島カープ】梵、お坊さんの弟とトークショーで競演!不振を極めた今年…来年は復活に期待したい
【広島カープ】カープ女子菜乃花「ルナもいいけど堂林の活躍も期待したい」
Iカップグラビアアイドル・菜乃花(26=T160・B90・W58・H86)が19日、東京・新宿の福家書店でファースト写真集「nanoka」(ワニブックス)の発売記念イベントを行った。
芸能活動5年にして待望の写真集だけに、喜びもひとしおだ。「やっと出せて、今日イベントということで感慨深い。自分で見ても良い写真集ができたと思ったんですけど、周りの反響も良くて、いろんな方がほめてくれます」
胸にクリームをつける演出は自らの提案で「グラドル自画撮り部の仲間にも好評。次に写真集を作る時も自分で提案したいです」と早くも次作への意欲をのぞかせた。
今年は日テレジェニックに選ばれるなどグラビアで活躍した。イベントでは写真集を10冊購入するファンや、この日のために宮崎県から上京した熱心なファンらが駆けつけた。
そんな菜乃花と対照的だったのが、応援する広島カープ。今季は優勝候補と期待されながら「気持ちがすっきりしない4位」に終わった。
すでに発表された黒田博樹投手(40)の現役続行や前中日のエクトル・ルナ内野手(35)の獲得については「黒田さんが残ったことは本当にありがとうございます。でも黒田さんが安心して卒業できるくらい、ほかの選手に頑張ってほしい。ルナもいいですが、去年二軍でも頑張っていた堂林(翔太内野手)君に、そろそろ一軍頑張ってほしい。野間(峻祥外野手)や鈴木誠也(外野手)にも期待です」と若手の奮起に期待した。
芸能活動5年にして待望の写真集だけに、喜びもひとしおだ。「やっと出せて、今日イベントということで感慨深い。自分で見ても良い写真集ができたと思ったんですけど、周りの反響も良くて、いろんな方がほめてくれます」
胸にクリームをつける演出は自らの提案で「グラドル自画撮り部の仲間にも好評。次に写真集を作る時も自分で提案したいです」と早くも次作への意欲をのぞかせた。
今年は日テレジェニックに選ばれるなどグラビアで活躍した。イベントでは写真集を10冊購入するファンや、この日のために宮崎県から上京した熱心なファンらが駆けつけた。
そんな菜乃花と対照的だったのが、応援する広島カープ。今季は優勝候補と期待されながら「気持ちがすっきりしない4位」に終わった。
すでに発表された黒田博樹投手(40)の現役続行や前中日のエクトル・ルナ内野手(35)の獲得については「黒田さんが残ったことは本当にありがとうございます。でも黒田さんが安心して卒業できるくらい、ほかの選手に頑張ってほしい。ルナもいいですが、去年二軍でも頑張っていた堂林(翔太内野手)君に、そろそろ一軍頑張ってほしい。野間(峻祥外野手)や鈴木誠也(外野手)にも期待です」と若手の奮起に期待した。

【広島カープ】静岡で活躍する杉岡アナは根っからのカープ女子!かつては本拠地でホームランガールだった時期も
<静岡アナ 気になリスト:静岡第一テレビ杉岡沙絵子アナ(1)>
気になる静岡県テレビ局のアナウンサーを紹介する連載「静岡アナ 気になリスト」。静岡第一テレビの杉岡沙絵子アナ(25)の登場です。広島県で生まれ育った入社3年目。素顔は、生粋のカープ女子でした。
-広島県で生まれ育ったんですね
大学まで広島です。宮島の対岸、廿日市(はつかいち)市出身で廿日市高卒。「ミスター赤ヘル」山本浩二さんの後輩です。もちろん、広島カープのファンで、ずっと大好きです。
-今、カープ女子がすごく増えてますね
うれしいですね~。静岡にも「静岡カープ会」があるんですよ。静岡市葵区呉服町のビールバー「ビールのヨコタ」に集まって、よくテレビ観戦しています。決起集会もあるし、シーズン終了時に反省会もあるし。入社前、広島の知人から「静岡カープ会を紹介してあげるよ」って言われ、ひょっこり1人で行きました。まさか静岡でカープの応援ができるとは。
-球場での観戦は
しています。仕事のシフトが金曜日に出るので、(広島の)日程と照らし合わせて「ここ行ける」って。でも、今年はあまり行けなくて、神宮2回、ナゴヤドーム1回。5月に浜松で開催された中日戦も行きました。広島に帰ったら、2軍の試合も見に行きます。
-マツダスタジアムで働いていたとか
大学時代の09年、カープのホームランガールでした。選手がホームランを打った時にぬいぐるみを持って行くとか、セレモニーがあれば花束を持って行くお手伝いです。
-当時はロングヘアだったようですね
胸の下までありました。でも、大学3年の時、ひょっこり行った美容院で「短い方がいいんじゃない?」て言われて、じゃあって。
-似合ってます
ありがとうございます。中身と外見が一致したって言われます。長い時、おとなしそうに見えたようで。
-カープは、前田健太、黒田博樹投手の動向が注目されていましたね。ドキドキしたのでは
はい。マエケンさんのメジャー移籍は確定ですね。エースが抜けて寂しくて不安ですが、将来、黒田さんのようにカープに帰って来てくれることを信じています。黒田さんのことも気が気じゃなかったですが、現役続行ということでうれしくて仕方ないです。あと7勝の日米200勝も達成してほしいですが、男気あふれるピッチングを来季も見られるのが、ものすごく楽しみです。今季は都合がつかず、登板試合を球場で観戦できていないので、来季こそは生で見たいですね。思えば、カープの練習場は地元の廿日市にあって、高2の時、メジャー移籍する黒田さんにカバンにサインを書いていただきました。私が「いつか帰ってきてください」と言うと、笑顔を返してくれたのを思い出します。
-ところで、カープ女子でありながら、「カーブ女子」でもあるとか
はい。硬球で変化球を投げられます。え~とカーブ、スライダー、そうですねスプリット、フォーク、チェンジアップ(笑い)。
-普通の女子じゃないですね
バドミントンを小1から大学までやっていて、高1の新人戦は、広島県3位でした。野球の投げ方が、バドミントンと同じ動きなんですよ。で、投手をしていた幼なじみに「ちょっと変化球教えて」と聞いて。
-本当に曲がるんですか…
曲がります! 特にカーブはよく曲がります。左投げ左打ちです。
-始球式の願望は
やりたいです。憧れです。書いて下さい! アピールお願いします。カープの始球式できたら泣いちゃいます(笑い)。
文字通り、広島の元気娘だった杉岡アナですが、どういう経緯で、静岡第一テレビにアナウンサーとして就職したのか。「その2」で紹介します。【柳田通斉、鈴木正章】(つづく)
◆杉岡沙絵子(すぎおか・さえこ)1990年(平2)11月10日、広島県出身。広島女学院大生活科学部管理栄養学科卒。13年に入社。担当番組は「D-sports SHIZUOKA」「◯ごと」「ごちそうカントリー」。家族は両親と兄(28)。血液型O。
気になる静岡県テレビ局のアナウンサーを紹介する連載「静岡アナ 気になリスト」。静岡第一テレビの杉岡沙絵子アナ(25)の登場です。広島県で生まれ育った入社3年目。素顔は、生粋のカープ女子でした。
-広島県で生まれ育ったんですね
大学まで広島です。宮島の対岸、廿日市(はつかいち)市出身で廿日市高卒。「ミスター赤ヘル」山本浩二さんの後輩です。もちろん、広島カープのファンで、ずっと大好きです。
-今、カープ女子がすごく増えてますね
うれしいですね~。静岡にも「静岡カープ会」があるんですよ。静岡市葵区呉服町のビールバー「ビールのヨコタ」に集まって、よくテレビ観戦しています。決起集会もあるし、シーズン終了時に反省会もあるし。入社前、広島の知人から「静岡カープ会を紹介してあげるよ」って言われ、ひょっこり1人で行きました。まさか静岡でカープの応援ができるとは。
-球場での観戦は
しています。仕事のシフトが金曜日に出るので、(広島の)日程と照らし合わせて「ここ行ける」って。でも、今年はあまり行けなくて、神宮2回、ナゴヤドーム1回。5月に浜松で開催された中日戦も行きました。広島に帰ったら、2軍の試合も見に行きます。
-マツダスタジアムで働いていたとか
大学時代の09年、カープのホームランガールでした。選手がホームランを打った時にぬいぐるみを持って行くとか、セレモニーがあれば花束を持って行くお手伝いです。
-当時はロングヘアだったようですね
胸の下までありました。でも、大学3年の時、ひょっこり行った美容院で「短い方がいいんじゃない?」て言われて、じゃあって。
-似合ってます
ありがとうございます。中身と外見が一致したって言われます。長い時、おとなしそうに見えたようで。
-カープは、前田健太、黒田博樹投手の動向が注目されていましたね。ドキドキしたのでは
はい。マエケンさんのメジャー移籍は確定ですね。エースが抜けて寂しくて不安ですが、将来、黒田さんのようにカープに帰って来てくれることを信じています。黒田さんのことも気が気じゃなかったですが、現役続行ということでうれしくて仕方ないです。あと7勝の日米200勝も達成してほしいですが、男気あふれるピッチングを来季も見られるのが、ものすごく楽しみです。今季は都合がつかず、登板試合を球場で観戦できていないので、来季こそは生で見たいですね。思えば、カープの練習場は地元の廿日市にあって、高2の時、メジャー移籍する黒田さんにカバンにサインを書いていただきました。私が「いつか帰ってきてください」と言うと、笑顔を返してくれたのを思い出します。
-ところで、カープ女子でありながら、「カーブ女子」でもあるとか
はい。硬球で変化球を投げられます。え~とカーブ、スライダー、そうですねスプリット、フォーク、チェンジアップ(笑い)。
-普通の女子じゃないですね
バドミントンを小1から大学までやっていて、高1の新人戦は、広島県3位でした。野球の投げ方が、バドミントンと同じ動きなんですよ。で、投手をしていた幼なじみに「ちょっと変化球教えて」と聞いて。
-本当に曲がるんですか…
曲がります! 特にカーブはよく曲がります。左投げ左打ちです。
-始球式の願望は
やりたいです。憧れです。書いて下さい! アピールお願いします。カープの始球式できたら泣いちゃいます(笑い)。
文字通り、広島の元気娘だった杉岡アナですが、どういう経緯で、静岡第一テレビにアナウンサーとして就職したのか。「その2」で紹介します。【柳田通斉、鈴木正章】(つづく)
◆杉岡沙絵子(すぎおか・さえこ)1990年(平2)11月10日、広島県出身。広島女学院大生活科学部管理栄養学科卒。13年に入社。担当番組は「D-sports SHIZUOKA」「◯ごと」「ごちそうカントリー」。家族は両親と兄(28)。血液型O。

【広島カープ】プリンス堂林と鈴木誠也が競艇に初挑戦!
「ひろしまピースカップ・G3」(20日、広島)
熱戦が展開中の広島競輪場で、プロ野球・広島カープの堂林翔太内野手(24)と鈴木誠也外野手(21)がトークショーを行った。ともに競輪場を訪れたのは初めてで、車券にも初挑戦したが「1レースだけ賭けてみましたが、きっちり外しました」(堂林)と結果は惨敗。それでも「初めて近くで見たけどすごく興奮した。(競輪選手は)足ががっちりしているし、練習もキツいんでしょうね」とアスリート目線で競輪を堪能していた。
来季の目標を聞かれると堂林は「今年は大きくファンの期待を裏切ってしまった。来年はライバルも増えるけど勝てるように頑張りたい」とレギュラー奪取を誓えば、鈴木誠も「外野のレギュラー争いも厳しいけど、そこを勝って優勝できるように頑張りたい。(同日にトークショーを行った阪神2軍投手コーチの高橋)建さんが育てた投手も打ち崩したい」と虎退治にも意欲を燃やしていた。2人とも車券は負けても定位置争いには負けるつもりはない。
熱戦が展開中の広島競輪場で、プロ野球・広島カープの堂林翔太内野手(24)と鈴木誠也外野手(21)がトークショーを行った。ともに競輪場を訪れたのは初めてで、車券にも初挑戦したが「1レースだけ賭けてみましたが、きっちり外しました」(堂林)と結果は惨敗。それでも「初めて近くで見たけどすごく興奮した。(競輪選手は)足ががっちりしているし、練習もキツいんでしょうね」とアスリート目線で競輪を堪能していた。
来季の目標を聞かれると堂林は「今年は大きくファンの期待を裏切ってしまった。来年はライバルも増えるけど勝てるように頑張りたい」とレギュラー奪取を誓えば、鈴木誠も「外野のレギュラー争いも厳しいけど、そこを勝って優勝できるように頑張りたい。(同日にトークショーを行った阪神2軍投手コーチの高橋)建さんが育てた投手も打ち崩したい」と虎退治にも意欲を燃やしていた。2人とも車券は負けても定位置争いには負けるつもりはない。

【広島カープ】かつては大竹にも・・・新井が見せる一言はチームを支える
広島・新井貴浩内野手(38)が16日、マツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、4000万円増の年俸6000万円でサインした。8年ぶりに古巣復帰した今季は打率2割7分5厘、7本塁打、57打点をマーク。名球会入りまであと29本となったベテランは「黒田さんも200勝を達成して僕も2000本を打ってチームが優勝したら最高だと思う。優勝してファンの方に喜んでいただきたい」と来季の偉業達成とリーグ制覇を掲げた。
新井には“ささやき”にも期待が寄せられている。今季は一塁手として守備でチームを鼓舞し、ピンチの場面ではマウンドに駆け寄り投手を激励。若手投手からは「勇気づけてくれる」「いいタイミングで来てくれる」「何か安心感がある」と好評だった。
新井自身は「『打たれてもいいから腕を振っていけ』『結果を気にするな』など精神的なことしか言っていないよ」と謙遜するばかり。しかし、チーム関係者からは「今年でピッチャーの人柄などもよく分かったと思うし、復帰2年目の来年もいろんな言葉で投手を援護してあげてほしい」とベテランならではの性格に即したアドバイスを求める声が上がっている。
背番号がかつての「25」に変更されることも発表された。「一年間、チームメートとして接して、この子はどういう子なのかというのは分かってきた。2年目になるし、自分にできることは言っていきたい」。新井にはチームの助言役としての活躍も期待されている。(金額は推定)
新井には“ささやき”にも期待が寄せられている。今季は一塁手として守備でチームを鼓舞し、ピンチの場面ではマウンドに駆け寄り投手を激励。若手投手からは「勇気づけてくれる」「いいタイミングで来てくれる」「何か安心感がある」と好評だった。
新井自身は「『打たれてもいいから腕を振っていけ』『結果を気にするな』など精神的なことしか言っていないよ」と謙遜するばかり。しかし、チーム関係者からは「今年でピッチャーの人柄などもよく分かったと思うし、復帰2年目の来年もいろんな言葉で投手を援護してあげてほしい」とベテランならではの性格に即したアドバイスを求める声が上がっている。
背番号がかつての「25」に変更されることも発表された。「一年間、チームメートとして接して、この子はどういう子なのかというのは分かってきた。2年目になるし、自分にできることは言っていきたい」。新井にはチームの助言役としての活躍も期待されている。(金額は推定)

【広島カープ】極楽山本、カープイベントをこっそり開催もファンからは厳しい意見も
【広島カープ】ご意見番も一安心、黒田の来期続投に球界人も賛同の声
【広島カープ】現役続行の黒田、完全燃焼するまで現役であり続けて欲しい
【赤坂英一「赤ペン!!」】広島の黒田(博樹=40)がようやく現役続行を決断した。
本人は最近まで悩んでいたようだが、最初からひとつだけはっきりしていたことがある。今年で引退しなければならないほど、ボロボロになってはいなかったということだ。心身ともに限界に達しているなら、とうの昔にユニホームを脱いでいたに違いない。
シーズン後半、黒田にインタビューする機会に恵まれ、今年限りで引退する可能性があるのか、率直に聞いてみた。すでに2度登録を抹消され、そろそろ去就が注目され始めていたころである。
「(引退する)可能性はありますし、やめることはいつも考えています。投げるたびにこの試合が最後になるかもしれないと、そう思ってマウンドに上がってますから」
実に黒田らしい真摯な回答だったが、だからといって本当に引退するとは私には思えなかった。理由は単純、黒田の投球は燃え尽きそうな投手のそれではなかったから。
例えば6月30日、東京ドームでの巨人戦。今季最多の118球を投げ、日本球界復帰後初の完封勝利を目前にしながら、9回に逆転サヨナラ負けした直後、黒田はこれも復帰後初めて取材を拒否し、球場を去った。そののちに語ったセリフが、「あんな負け方をしたということは、それだけ力が衰えているから。新たな鎧(よろい)を身につける必要性を感じました」である。
衰えは感じても、限界を悟った選手の言葉ではなかった。少なくとも、気持ちは切れていない。そのことを証明するかのように、シーズン終盤は自ら首脳陣に登板間隔を詰めるよう直訴。2試合連続の中4日、中5日の先発をものともせず相手に競り勝って、10月7日の最終戦までCS進出の望みをつないでいる。
万全には程遠い状態なのに、よく投げ続けられますねと聞くと、「いまはそういうぜいたくを言っていられる状況ではない。とにかく最後まで全力を尽くすだけ」と、これも実に黒田らしいコメントが返ってきたものだ。
今季の最後まで全力を尽くしたのなら、自分の現役生活でも最後まで完全燃焼してもらいたい。もし来年のシーズン中に投げられなくなり、突然引退を表明しても、黒田の決断ならファンは受け入れるはず。あと7勝と迫った日米通算200勝の達成も楽しみではあるが、何より黒田が本当の限界まで死力を振り絞る姿を見たいと切に願う。
本人は最近まで悩んでいたようだが、最初からひとつだけはっきりしていたことがある。今年で引退しなければならないほど、ボロボロになってはいなかったということだ。心身ともに限界に達しているなら、とうの昔にユニホームを脱いでいたに違いない。
シーズン後半、黒田にインタビューする機会に恵まれ、今年限りで引退する可能性があるのか、率直に聞いてみた。すでに2度登録を抹消され、そろそろ去就が注目され始めていたころである。
「(引退する)可能性はありますし、やめることはいつも考えています。投げるたびにこの試合が最後になるかもしれないと、そう思ってマウンドに上がってますから」
実に黒田らしい真摯な回答だったが、だからといって本当に引退するとは私には思えなかった。理由は単純、黒田の投球は燃え尽きそうな投手のそれではなかったから。
例えば6月30日、東京ドームでの巨人戦。今季最多の118球を投げ、日本球界復帰後初の完封勝利を目前にしながら、9回に逆転サヨナラ負けした直後、黒田はこれも復帰後初めて取材を拒否し、球場を去った。そののちに語ったセリフが、「あんな負け方をしたということは、それだけ力が衰えているから。新たな鎧(よろい)を身につける必要性を感じました」である。
衰えは感じても、限界を悟った選手の言葉ではなかった。少なくとも、気持ちは切れていない。そのことを証明するかのように、シーズン終盤は自ら首脳陣に登板間隔を詰めるよう直訴。2試合連続の中4日、中5日の先発をものともせず相手に競り勝って、10月7日の最終戦までCS進出の望みをつないでいる。
万全には程遠い状態なのに、よく投げ続けられますねと聞くと、「いまはそういうぜいたくを言っていられる状況ではない。とにかく最後まで全力を尽くすだけ」と、これも実に黒田らしいコメントが返ってきたものだ。
今季の最後まで全力を尽くしたのなら、自分の現役生活でも最後まで完全燃焼してもらいたい。もし来年のシーズン中に投げられなくなり、突然引退を表明しても、黒田の決断ならファンは受け入れるはず。あと7勝と迫った日米通算200勝の達成も楽しみではあるが、何より黒田が本当の限界まで死力を振り絞る姿を見たいと切に願う。
