広島カープブログ

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    丸佳浩

     「DeNA−広島」(1日、横浜)

     9勝目を狙った広島の先発・ジョンソンは、6回7安打2失点で降板した。

     初回2死一、二塁でロペスに中前適時打で先制を許した。1−1の五回、1死二塁で梶谷に中前適時打を許し、勝ち越された。

     1−2の七回1死一塁で代打松山を送られた。

     ◇セ・リーグ 広島4−10DeNA(2015年7月31日 横浜)

     想定外の展開だ。広島・前田健太投手(27)が7月31日、DeNA戦(横浜)で7敗目を喫した。記録に表れない味方の拙守なども響き、今季ワーストの2回6安打6失点降板。今季の先発17試合すべて7回以上を投げ、抜群の安定感を誇ったエースの失点は重くのしかかり、打線の反撃も届かず。波に乗り切れない赤ヘルは、10勝10敗の五分で7月戦線を終えた。

     前夜、打線好調なヤクルトに大逆転勝利を収めたのに、一夜明けると、後半戦1勝8敗のDeNAにエースで大敗を喫した。波に乗りそうで乗り切れない赤ヘル。今季18試合目で初の背信投球となった前田健は、帰りのバスへと急ぐ途中で自らの責任を口にした。

     「きょうは良くなかった。不運? 粘れたら良かったんですが、(走者を)還してしまったので…。2回でほぼゲームが決まってしまった…」

     不運は確かにあった。いずれもファーストストライクを狙い打たれ、長短4安打に四球が絡んで4点を失った初回。1死一、三塁で、ロペスの左翼後方への何でもない飛球をグスマンが捕球し損なう(記録は二塁打)。困惑し、薄ら笑いを浮かべる右腕。捕球していれば2失点に終わった公算大だけに、試合展開に響く痛い拙守だった。

     「ファーストストライクを狙われるのは嫌なことじゃない。ただ、いい球が投げられなかった」

     もっと“らしくなかった”のは2回だ。四球の走者を2死二塁に置いて梶谷に適時打を許すと、筒香への四球を挟んでロペスにもタイムリーを浴びた。この回だけで3四球。前田健の1イニング3四球は08年8月12日、中日戦(広島)以来7年ぶり2度目。2イニング以下での降板は、試合前から右脇腹痛を訴え、1/3回で6点を失った同年6月1日、ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来だった。

     「先発投手が早い回で崩れ、中継ぎに負担がかかっているのは確か」。想定外の早期降板に緒方監督は渋い表情だ。畝投手コーチは「きょうのマエケンは直球に切れがなかった。体調面は関係ない。打たれたから交代させた」と説明し、次回、登板間隔を詰める可能性については「それはないじゃろ」と否定した。

     2連敗スタートの後半戦。セ界浮上に懸ける指揮官からキーマンの1人に指名され、「自分がやらないと始まらない。勝たないと意味がない。しっかり結果を出したい」と誓っただけに、胸中は悔しさや情けなさで充満しているに違いない。

     「次、頑張ります」

     次回の先発は7日、巨人戦(東京ドーム)が濃厚。エースの誓いをファンの誰もが信じている。(江尾 卓也)

     ▼広島・永田野手総合コーチ(一塁・松山、左翼・グスマンの布陣について)松山の方が守備はうまいし、一塁はけん制やサインプレーが入ってくる。(初回のロペスの飛球は)捕らなければいけない。ただミスは痛いが、打ってくれることに期待しての起用だから。

     広島は25日、マツダスタジアムで行われた巨人戦に2-3で敗れた。2試合連続で1点差負けとなったこの試合は、接戦に弱い今季を象徴するようなゲームだった。

     試合のポイントとなったのは4回。2点ビハインドから1点差まで追い上げたイニングだった。

     先発の福井は、初回に坂本の2ランで先制を許したが、以後は立ち直り2、3回を無失点。4回表には一死満塁のピンチを迎えたが、ここで高木勇のスクイズがサードへの小フライとなり、三塁走者が戻れずダブルプレーとなった。

     その直後のイニングで、先頭打者のシアーホルツが初球をバックスクリーンへ特大の本塁打を放ち、その差は1点となった。さらに一死後に味方のエラーと死球で一、二塁となり、高木勇は明らかに動揺した様子だった。

     しかし、この場面で打席に入った福井が、送りバントを失敗。こちらもダブルプレーとなり、同点、逆転のチャンスを逃した。

     自らチャンスを潰した福井は、続く5回に失点し、結局これが決勝点となった。相手のバントミスで得た流れを、同じミスで手放す結果となったチームは、今季23度目の1点差負けとなった。

     ◇セ・リーグ 広島2−3巨人(2015年7月25日 マツダ)

     広島先発の福井が投打のミスを悔やんだ。初回1死二塁、坂本に先制2ランを浴びると、1点差の4回1死一、二塁の場面では送りバントを失敗して最悪の捕ゴロ併殺。直後の5回に3点目を失い、5回7安打3失点で3敗目を喫した。

     「味方の勢いに水を差してしまった。申し訳ない気持ちが切り替えきれなかった」。過去4戦3勝だったマツダスタジアムでは今季初黒星。今後は一週おきに巨人戦での登板が見込まれるため「切り替えて次に向かいたい」と前を向いた。

     広島・新井貴浩内野手(38)の“のど”にチーム内の注目が集まっている。8年ぶりに古巣に復帰した新井はこれまで69試合に出場し打率2割9分5厘、4本塁打、42打点と主砲としてバットでチームをけん引しているが、グラウンド外でのチームへの貢献度もハンパではない。

     それが声出しだ。「ベンチでもしっかり大きな声を出して仲間を勇気づけてくれている」(緒方監督)と、ナインの盛り上げ役としてもひと役買っているのだ。

     新井本人は「勝ちたいし優勝したい。そういう気持ちが声になっているのかなと思う」と謙遜しているが、チーム関係者は「あの年齢であれだけ声を出せるのは素晴らしい。特にどれだけ声を張り上げても、のどがかれる様子がないことがすごい。もともと体は強いが、これまでずっと心掛けて声を出してきたので、のども鍛えられているのだろう」と感心する。38歳ながらハッスルプレーができる体同様、若手に負けないのどの強さにも驚きの声が上がっているのだ。

     しかし、ベテランの新井ばかりに盛り上げ役を任せているチームでは先が思いやられる。「打撃や守備ではすぐに超えられなくても声は頑張れば超えることはできる。新井より声を出して味方を鼓舞できる選手が出てこないといけない」(同関係者)。“のど自慢”新井を超える若鯉は出現するのか。

     同点で突入する延長戦では、1本の安打が勝敗を大きく左右する。そんな緊迫した状況に強い打者は誰か。そこで延長10〜12回の通算打率を、通算2000打数以上の現役打者76人で調査した。



     他を大きく引き離してトップに立ったのが丸(広)で、33打数16安打の打率・485。12日の中日戦でも11回に高橋聡から中前打を放ち、得点には結びつかなかったもののチャンスをつくった。2位は福留(神)で・407、3位は陽岱鋼(ヨウダイカン)(日)で・406。4位の鳥谷(神)、5位の藤田(楽)までが打率4割以上となった。とはいえ、2位以下は僅差で、丸の数字が突出している。

     広島は昨季の延長戦で11勝3敗2分けと、延長戦勝利の球団シーズン記録を更新。丸は11打数7安打、打率・636と驚異的な成績を残した。今季も丸は延長回に7打数3安打と打っているものの、チームは2勝7敗1分けと昨季とは逆に苦戦している。今後疲労がたまる夏場の持久戦には、丸の「延長力」が欠かせないだろう。 (記録課・矢吹 大祐)

    ◇通算延長回打率10傑◇

    順位 延長回打率 打者 所属  打数 安打[本]通算打率

    (1) .485  丸 (広) 33 16 2 .269

    (2) .407 福 留(神) 86 35 7 .294

    (3) .406 陽岱鋼(日) 32 13 1 .268

    (4) .402 鳥 谷(神)102 41 6 .284

    (5) .400 藤 田(楽) 35 14 0 .274

    (6) .383 田 中(日) 60 23 2 .286

    (7) .382 ブランコ(オ)34 13 3 .276

    (8) .375 川 端(ヤ) 32 12 0 .296

    (9) .367 坂 口(オ) 60 22 0 .277

    (10).356 長 野(巨) 45 16 2 .292

     ※2000打数以上の現役76人

     7月に入り、シーズンも折り返しを迎えた時点で全球団が貯金ゼロ。かつてない異常事態となったセ・リーグで、にわかに浮上の可能性を感じさせるチームがある。黒田博樹の復帰で開幕前には優勝候補と目されながら、開幕以来、Bクラスが指定席となっている広島だ。

     セが惨敗を喫した交流戦を5割で乗り切り、リーグ戦再開後は5カード中4カードで勝ち越し。最大8あった借金は、7月5日の時点で1まで減り、オールスター前の5割復帰も現実味を帯びてきた。

     そもそもデータを見ると、広島が現在の順位にいるのも異常事態と言える。チーム成績では得点(301点・1位)、失点の少なさ(253点・2位)、打率(.263・1位)、本塁打数(59本・1位)、防御率(3.11・2位)とすべてがリーグ2位以内。得失点差はプラス40を超え、これで借金生活は摩訶不思議、と言うしかない。

     前半戦低迷の要因は、得点力不足の打線とリリーフ陣の不調にあった。4月は先発投手が好投するも、打線の援護がない試合が続き、0対1での敗戦が4度もあった。新井貴浩が4番に定着し、エルドレッドが復帰して得点力が上がった5月は月間勝ち越しを記録したが、リリーフ陣の月間防御率は4.78で、終盤の逆転負けが目立った。

     シーズンの折り返しとなる72試合を消化した時点で34勝37敗1分、借金3の5位。そして5日のヤクルト戦に勝利し、借金1ながら3位に浮上。例年ならば、3位以内に入ってクライマックスシリーズ進出に照準を切り替えてもおかしくないが、“異常事態”の今季は優勝もまだ手に届く位置にある。

     勝負の後半戦へ、浮上のカギを握るのは誰か。



    6月10日以降、1番で起用で復調の丸、コーチも「徐々に良くなっている」

     野手のキーマンとなりそうなのが丸佳浩だ。今季は菊池涼介とともにチームをけん引する存在として期待された丸だが、開幕から打撃不振が続いた。しかし、 交流戦も終盤に入った6月10日の埼玉西武戦に1番で起用されると、そこから13試合連続安打を記録。2割台前半を彷徨っていた打率は、一気に2割6分台 まで急上昇した。

     13年のコーチ就任以来、丸の躍進を後押しした新井昌宏打撃コーチは「今年は結果を出さなければいけない立場ということで、キャンプの頃から気負いが目 立っていた」と分析。その上で「技術的にはある程度、形ができた選手。少しずつ基本に立ち返ってということに取り組んで、徐々に良くなっている」と、復調 の過程に特別なことをやる必要はない、と強調した。

     昨季リーグトップの100四球を選んだ選球眼は、不振が続いた今季も健在で、四球数はリーグトップをキープしている。さらに顕著なのが長打力アップで、 シーズン19本塁打がキャリアハイの丸が、今季はすでに11本塁打を記録。特にセンターから左方向への打球の伸びには目を見張るものがある。

     近年はオフだけでなく、シーズン中にも取り入れているというウエートトレーニングの効果で、毎年明らかに体、特に上半身が大きくなっている。本人は「セ ンスがないので、そこでやっていくしかない」と謙遜するが、「打球の伸びが全然違ってきた」と、その効果を実感している。




    リリーフ転向の大瀬良、試合中の笑顔が減ったのは…


     そして、安定感を欠く投球が続いたヒース、故障上がりで今ひとつ調子が上がらない一岡竜司、中田廉など、総崩れ状態となったリリーフの立て直しに、白羽 の矢が立ったのが昨年の新人王・大瀬良大地だ。2年目の今季は先発でさらなる飛躍が期待されたが、9試合で1勝6敗と結果が出なかった。

     好投すれば打線の援護がなく、打線が点を取れば大瀬良が打たれる悪循環に、首脳陣は大瀬良のリリーフ転向を決断した。緒方孝市監督は「チーム事情もあ る。将来エースとして回ってもらうために、ひとつの経験として」と、あくまでも期間限定を示唆しているが、ハマれば逆転優勝への切り札にもなりうる配置転 換と言えそうだ。

     プロ入り以来、初のリリーフでのマウンドとなった6月10日の埼玉西武戦では、2イニングを投げて2失点。以後も3試合中2試合で失点するなど、結果が出なかったが、6月27日の中日戦では1点差の8回に登板し、無失点でプロ初ホールドを記録した。

     試合後、大瀬良は「接戦で抑えられてほっとしている」と笑顔を見せた。しかし、すぐに表情を引き締め「1試合1試合、1イニング1イニングが大事なポジ ション」と話し、「1球1球に対する考え方、気持ちの入れ方を大事にしながら、大胆さも忘れないように投げたい」と、リリーフに対する気構えを語った。

     畝龍実投手コーチが「ナインを気遣って試合中に笑顔を見せる時もあるが、それもいい時と悪い時がある。もっと闘志を前面に押し出すことがあってもいいのではないかと叱った」と話したように、リリーフ転向後の大瀬良は、試合中、ほとんど笑顔を見せなくなった。

     かつて大瀬良と同じ背番号14を背負った津田恒実も、普段は温厚な性格がマウンドに上がると別人のように変わったという。入団以来、何かと比較される伝説のストッパーに近づいた時、大瀬良はまたひとつ、新たな境地に達することになるはずだ。

     高い出塁率に長打力も兼ね備えたリードオフマン。さらにリーグ屈指の先発陣の後を継ぐ絶対的なリリーバー。投打のキーマンが機能すれば、カープ24年ぶりの悲願は現実に近づく。


     「広島7−1ヤクルト」(3日、マツダ)

     広島が3連勝。5位ながら、首位ヤクルトに0・5ゲーム差に肉薄した。エース前田が7回4安打1失点の好投。打線は初回に5点を奪い、6試合連続で先制点を奪うなど、打線好調が続く。

     緒方監督は五回、丸、菊池の連打を評価。「絶好調の2人で1点を取った。あの追加点が大きかった」と勝因を挙げた。最大8あった借金は2まで減った。

     投打がかみ合っての連勝に指揮官は「まだまだ。一戦、一戦やっていく。地元の声援が力になっている。このままやっていきたい」と、勝ってかぶとの緒を締めた。

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