広島カープブログ

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    丸佳浩

    ◆巨人1―0広島(22日・宇都宮)

     広島・前田健太投手(27)が22日、中6日で巨人戦(宇都宮)に先発。7回1失点の力投も打線の援護に恵まれず、1失点完投負けした15日のヤクルト戦(松山)に続いて、2試合連続で0―1で敗れた。

     チームは4月の負け越しが確定し、今季最多タイの借金6に逆戻り。菅野とのエース対決で初回に先制点を与えたことを悔やみ「先発ピッチャーは負けがついたら先発ピッチャーの責任。受け止めて、次にチームが勝てるように投げていきたい」と責任を背負い込んだ。

     「巨人−広島」(22日、宇都宮)

     広島の前田が先発し、7回6安打1失点の内容だった。序盤は直球やツーシーム、中盤からスライダーを活用した。今季2勝目を目指したが、0−1で降板し勝利投手の権利は得られなかった。

     初回2死二塁から坂本の左前打で先制を許した。三遊間の打球を追った安部がグラブに当てながら捕球できなかった。相手先発は菅野なだけに、痛すぎる適時打となった。

     前田は前回先発した15日のヤクルト戦では、8回を1失点に抑えながら負け投手になった。2試合続けて、初回の1失点が痛手となった。

     二回は2死三塁から、自らの好フィールディングで菅野を投ゴロに抑えた。

     三回は1死二塁で橋本、坂本を2者連続三振に抑えた。

     四回は先頭アンダーソンの遊ゴロを田中が一塁に悪送球し無死二塁となったが、石原がけん制で走者を刺し、結果的には3人で無失点に抑えた。

     五回は2死から金城に左前打を許すも片岡を二飛に打ち取った。

     六回は1死から坂本四球、アンダーソン右前打で1死一、二塁。続く井端の大きな左飛をロサリオが好捕。村田を空振り三振に抑え、前田が粘った。

     七回は初めて3者凡退に抑えた。

     八回の攻撃で1死一、三塁で打席が巡り、代打は小窪。その小窪は空振り三振で2死。続く安部は痛烈なライナーを放ったが、遊撃坂本が横っ飛びで好捕。前田の今季2勝目はならなかった。

    <広島5-0中日(19日)>やられたら、やりかえす。広島が19日の中日戦(マツダ)を5―0で制し、今季4度目の零封勝ちを飾った。先発のジョンソンは雨による中断をものともせず、8回無失点の力投で2勝目をマーク。野手陣も2回に小技で先制すると6回には代打・小窪の適時打で中押し。8回にはドラフト1位・野間のプロ初アーチと鈴木誠の1号2ランでダメ押し。助っ人、ベテラン、若鯉が見事にかみ合う会心の勝利で最下位脱出も見えてきた。

     常に冷静なルーキーが喜びを爆発させた。2点リードの8回一死、中日3番手・浜田智が投じた134キロの直球をフルスイングすると打球はライナーで右翼席に飛び込んだ。ベースを回る野間は本塁打になったことを確認するとガッツポーズ。ベンチに戻ると先輩たちからの手荒い祝福が待っていた。

     浜田智とは大学時代の対戦で3打数3安打、今年の二軍戦でも1打数1安打と得意にしていた。打席直前での投手交代にも「左ピッチャーとか気にならずにいけた」と自信を持って臨むことができた。

     開幕一軍入りこそ果たしたが「シーズンの初めの方は硬くなっていたところもあったし、結果を求め過ぎて空回りしていた」と自分の打撃を見失った。しかし、考えを一変。緒方監督からも常々「思い切ってやれ」と言われており「技術やレベルでは(先輩たちに)追いつかない。元気や思い切りの良さでやっていくしかない」と割り切ることで調子を取り戻した。7日からの巨人戦から登場曲を歌詞に「ノマノマイェイ」と出てくる「恋のマイアヒ」に変更。野間は「菊池さんの仕業です」と笑うが、切り替え方法も先輩から学んでいる。

     ルーキーの一発に鈴木誠が続いた。8回一死二塁の場面で左中間へ特大弾を放った。打撃不振に陥っていたが「練習からいい感覚でできていた。野間さんが打って新井さんも続いたので、その流れに乗っていけた。そういう流れを今度は僕たちがつくっていければと思う」と復調への手応えを口にした。野間と鈴木誠は外野の定位置を争うライバルだが、初のアベックアーチのように2人が高いレベルの争いをすればチーム力アップにもつながる。

     指揮官も「若い子が打ってくれた。これを自信にしてくれれば」と目を細めた。水を得た若鯉2人が逆襲のキーマンになる。

     「広島1−0中日」(17日、マツダ)

     広島が初回に丸の先頭打者本塁打で奪った1点を守り切り、連敗を2で止めた。

     先発の福井は五回に4安打を許しながら、ロサリオの好返球もありピンチを切り抜け、7回7安打無失点と好投。無四球と安定した制球で、今季初勝利を挙げた。

     中日の八木も七回途中まで4安打1失点と好投したが、打線の援護がなかった。

     試合後には丸と福井が並んでヒーローインタビュー。丸は「今シーズンはまったくチームに貢献できていなかった。いい風が吹いてくれていてよかった」と振り返った。

     福井は「最後(九回にヒースが1死二、三塁のピンチ)はヒヤヒヤしたんですけど、仲間を信じていた。きょうはどんどん攻めていけたと思う」とコメントした。

     「ヤクルト1−0広島」(15日、松山)

     広島・前田健太投手(27)は今季最多となる126球を投げ8回6安打1失点と好投したが、今季初黒星を喫した。初回に四球から走者をため先制点を献上。二回以降は本来の姿を取り戻し力投したが、打線が5安打無得点に封じられた。チームは連敗で、阪神とともにリーグで最初に10敗目を喫した。

     敗戦の責任を感じていた。バスへと向かう通路。前田は「悔しい」という言葉を連呼する。自身の仕事は1つ。チームに歓喜をもたらすことのみだからだ。

     「向こうは0点に抑えて勝った。自分の立場では、試合をつくることじゃなく、勝利に導くことが仕事。最初の1点が負けにつながった。悔しいです」

     痛恨の10球だった。初回、先頭・山田にストレートの四球。田中浩には2ボールから送りバントを決められ、川端は高めに浮いた直球を右前に運ばれた。1死一、三塁で雄平には、外角カーブを右前へ。リズムに乗れず苦しい立ち上がり。燕打線は、それを見逃してくれなかった。

     それでもエースには抜群の修正力がある。「もう1点もやりたくないと思って投げた」。0−1の六回2死一、二塁では、畠山を146キロの直球で空振り三振。七回1死二塁のピンチでも後続をピシャリと封じた。11年5月8日のヤクルト戦以来となる松山での登板。今季最多126球を投げ8回6安打1失点。完投しながら初黒星を喫したが、緒方監督は「初回に点を取られたが、その後をしっかり投げてくれた」とたたえた。

     発泡スチロール製の超軽量球を使い、力を抜いて投げる感覚を磨いている。「力を抜いて投げないと、そのボールではいい回転をした球は投げられない。これまでは無意識に力が抜けていたけど、これからは意識して力を抜けるようにしたい」

     意識的に力を抜くことができるようになれば、どんな状況でも自分の投球ができる。理想はリリースの瞬間だけ力を入れること。飽くなき向上心が、マエケンを支えている。

     「感覚的にはきょうが一番良かった。次につなげたい」。内容も、結果も、高いレベルを求める。それがエースだからだ。

    ◆ヤクルト1―0広島(15日・松山)

     広島の前田健太投手(27)が8回1失点の好投も、打線の援護がなく完投負け。チームは10敗目を喫し、借金5となった。

     前田は初回、四球をきっかけに1死一、三塁のピンチを招くと、雄平に右前に適時打を浴び先制を許した。その後は立ち直ると、8回を投げ抜き126球の熱投。6安打9奪三振2四球で防御率は1・55。

     奮闘するエースを援護したい打線だったが、ヤクルト投手陣の前に散発の5安打。好投した右腕を見殺しにしてしまった。

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