広島カープブログ

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    新井貴浩

     広島・堂林翔太内野手(27)が12日、鹿児島市内の最福寺で石原慶幸捕手、会沢翼捕手と恒例の護摩行に臨んだ。師と仰いだ新井貴浩氏は昨季限りで現役引退したが、3年連続で参加。巨人へFA移籍した丸佳浩外野手の人的補償で新加入する長野久義外野手らとの外野争いを勝ち抜き、新井氏への恩返しを誓った。また高野山別格本山「清浄心院」の住職・池口恵観大僧正(82)も鯉のプリンスの活躍に太鼓判を押した。



     法衣姿の堂林は顔をゆがめ、大きな声で経を唱え上げた。3度目の荒行参加は決意の表れだ。池口住職から「下がりなさい」と、しぐさを送られるほどの熱気を、歯を食いしばって耐え抜いた。

     「やはりきついですね。年々、気持ちを入れてやっています。また来させてもらって、まだ力があり余ってるんじゃないかと自分の中で確認できました。今年は必ず活躍できるようにしたいです」

     強い覚悟を持って約4メートルの高さまで燃えさかる炎と向き合った。師と仰いだ新井氏が現役引退。エルドレッドも退団し、丸はFAで巨人へ移籍した。一塁と外野を守る堂林にチャンス到来と思われた矢先、人的補償で長野の加入が決まった。実績十分のベテランの新加入で再び厳しい立場に追いやられたが、堂林は前だけを見つめている。

     「危機感はいつも持っている。競争は激しく厳しくなるけど、勝つしかその先はない。自分の力で試合に出られるようにしたい。いろんな人に負けないように向かっていけば勝てると思う」

     昨季は63試合の出場で打率・216、0本塁打、5打点。年下の野間や西川がブレークする中、ベンチを温める日が続いた。荒行に挑んだ過去2年はシーズンの結果に結びつかず。辞退という選択肢もあったはずだが、迷わず参加を決め、鹿児島までやって来た。

     「まだまだ足りないところがある。今までは見ての通りです。さらに力を引き出せるように。気持ちは引き締まるし、今年はやるぞ!という思いです」

     池口住職も堂林の変化を感じ取っていた。「前向きになってきている。今まではもうダメだと火に負けていたが、今日は乗り越えていた。いい成績を残すんじゃないか」。堂林へ授けた『不屈招福』『向明勝縁』という言葉には住職の熱い思いが込められている。

     プロ10年目。競争はし烈だが、一歩も引くつもりはない。「今年1年試合に出て活躍することが恩返しになると思う。そこは忘れずにやりたい」。難敵との争いに勝ち抜き、新井氏へ復活を届ける。



    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190113-00000021-dal-base

     広島は10日、長野久義外野手(34)の背番号が5に決まったと発表した。球団側は1桁の空き番号の5と9を提示。5は近年だと栗原(2006~15年)、ルナ(16年)、ペーニャ(17年)と引き継がれ、9は14年から昨年まで丸佳浩外野手(29)が背負った。鈴木球団本部長によると長野は迷わず5を選択したという。

    「(長野から)9は野間が一人前になったときにつけたらいいんじゃないかという配慮があった。5はペーニャ以来で他の人のイメージもないが、9は丸のイメージがあるからね。いい番号が空いていたということ」(鈴木本部長)

     広島の背番号9は丸以前に緒方監督がつけていた。長野から“指名”を受けた野間は「プレッシャーですね…」と遠慮しながらも「そう言ってもらっているので、そういう選手になれるように。今のところは考えていないけど、レギュラーとして出ることが大事だと思っている。9番をつけられるように頑張ります」と熱い思いを口にした。

     そんな後輩思いの長野には、チーム内から「野間のイジリ役になってほしい」との声が上がっている。野間が昨季途中からレギュラーに定着し、初めて規定打席をクリアできた裏には、昨季限りで現役を引退した新井貴浩氏(41)によるイジリがあったからだ。

     丸の離脱中には「(野間が)『丸の居場所はない』とか言っているらしい」。野間が故障から復帰した際には「『僕が戻ってきたからにはもう大丈夫』と言っていた」など、言ってもいないことをネタにした“かわいがり”だったが、根底にあったのは「将来的にカープの顔になってもらいたい」との新井氏の愛情。野間も「『打率3割を切ったらイジらない』と言われているので、これからもイジってもらえるように頑張る」と励みにしていた。それだけに「背番号のことで気遣ってくれた長野だからこそ、野間がこれからひと皮もふた皮もむけて成長できるように手助けをしてほしい」(チーム関係者)というわけだ。

     野間は緒方政権元年のドラフト1位で、背負っている37は緒方監督が入団時につけていた番号でもある。近い将来に9をゲットするためにも、競争も含めた長野の協力は欠かせない。


    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190111-00000033-tospoweb-base

    去年惜しまれながら現役を引退した元カープの新井貴浩さんが、ことしからRCC(中国放送)の野球解説者に就任することになりました。

    新井さんは、RCCのラジオとテレビの野球中継を通して、4連覇と日本一を目指す後輩たちの後押しをしたいと話しています。

    「やはりわかりやすい解説がいいんじゃないでしょうか。うまくしゃべれるかどうかはわかりませんけどね」
    (新井貴浩さんインタビュー)

    「引退後はファンに戻ってカープを見守る」と話していた新井さんは、去年亡くなった衣笠祥雄さんが長く務めたTBSの野球解説者への就任も決まっています。

    「もともと喜怒哀楽が出てしまうほうなので、その辺りを気をつけないと行けない。根本に選手への愛情をもって、リスペクトしてお話しできればと思っています」
    (新井さん)

    就任に先立ち、新井さんのロングインタビューを「RCC ニュース6」で7日から3日間、シリーズでお伝えします。


    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190107-00240300-rccv-l34

    歓迎会はセルフ幹事!? 広島選手会長の会沢翼捕手は長野加入に「うれしいです。人柄もいいですし、チームにとってプラス。一緒にやれるのをワクワクしている」と笑顔で歓迎した。



    15年の春季キャンプでは「新井さん、どのツラ下げて帰って来たんですか会」と称し新井の復帰を祝った。今年も歓迎会開催を計画しつつ、「あの人が開くでしょう」とニヤリ。新加入の先輩に先制パンチを見舞った。


    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190108-00439858-nksports-base

     広島・松山竜平外野手(33)が新春インタビューで2019年の抱負を語った。昨季はプロ11年目で初の規定打席到達。オフは悩み抜いた末、国内FA権を行使せず、広島残留を表明した。今年の目標は全試合出場。チームの主軸として打点にこだわり、丸、新井の穴を埋める覚悟だ。以下はインタビューその1。


      ◇   ◇

     -明けましておめでとうございます。

     「おめでとうございます」

     -昨年はプロ初の規定打席に達し、充実のシーズンとなった。

     「そうですね、規定打席には立てたんですけど、まだまだ反省も課題も多いので」

     -反省というのは。

     「やっぱり1年間、全部試合に出たい。まだまだ成績を残せたんじゃないかと思うし、打点(74打点)に関しても、もっと取れたんじゃないかと思う」

     -全試合へのこだわりが強い。

     「そうですね。全試合出るつもりで。丸も抜けたんで、その分、僕とかがどんどん引っ張っていくというか、抜けた穴はカバーしないといけないと思う」

     -昨年は全試合に出る難しさを感じたか。

     「1年間ずっと調子がいいわけではないし、調子が悪い時でも、いかにして使ってもらえるような打撃をするか、そういうところもちゃんとやらないといけないと思う。調子の波ももっと緩やかにしないと、1年間出ることは不可能なので」

     -ここ数年は成績も安定している。

     「そうですね。安定してずっと成績を残せればいいと思うし、また今年も規定打席に立って、去年以上の成績を残せるようにしないといけない」

     -オフには国内FA権を行使せず、残留を表明した。

     「正直、僕がFA権を取れると思ってなかったし、そういう選手になれたというのはすごく自分でも誇りに思う。いい経験もできたと思うし、正直すごく悩んだんですけど、このチームでやりたいという思いが強かった」

     -巨人へ移籍した丸は同期入団だった。

     「すごく仲も良かったし、権利を獲得してオフになってから結構話をする機会も多くて、丸自身もすごく悩んでいたし。そこはもう自分で取った権利なんでね、丸の意見を尊重してあげないといけないと思う。残念ながら出ることになったんですけど、同期としてというより、一緒にやってきた仲間として、敵ですけど、僕は応援します」

     -新井さんも現役を引退した。

     「あの人の存在はすごくデカイので。僕は言葉とかそういうので引っ張っていけるタイプじゃない。とにかく自分は他の選手が笑顔になれれば良いかなと思うので、今までと変わらず、自分のキャラでどんどん接していくだけですね」

     -松田オーナーも松山選手のキャラは「和む」と話していた。

     「そういうことも言ってもらえるので(笑)。残ってよかったんじゃないかと思う」

     -今オフも他球団は積極補強をしている。

     「今年はすごく荒れると思います。うちは強いと思うけど、他球団も絶対に強くなってくるので、正直、怖いですよね」

     -巨人、阪神は大型補強に成功した。

     「巨人は特に怖いし、阪神も(監督が)矢野さんになって、不気味さもある。うちみたいに機動力でどんどんやってくるんじゃないかなと思うし、本当に不気味ですよね」

     -今季はチームでどういう役割を担うか。

     「クリーンアップとして、しっかり1試合ワンプレーでもいい活躍ができればいいと思ってるので。それは毎年思ってることで、1日の積み重ねがすごく大事だと思う。1日ワンプレー、必ずチームに貢献できるように頑張るだけです」



    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190105-00000046-dal-base

     ――きちんと分析できるのが素晴らしい。

     新井 「だから、誠也はスゴいんですって。漢字は苦手だけど、野球の頭は偉い」(笑い)

     誠也 (笑い)

     新井 「ボク、打撃練習とかいろいろ見ているんですよ。打てなくなる原因はいろいろあって、技術的にダメな場合があれば、疲れからバットが出なくなっているケースもある。ヨシと思ってバットを振ったのに、差し込まれてファウルになったりしたら、アレッてなるんです」

     誠也 「ありますね」

     新井 「その場合はフォームに走りがちだけど、疲れで反応が鈍くなっているケースも結構多い。誠也がどう感じていたかはわからないけど、終盤は自分のスイングが思うようにできなくて、いろいろ考えた末にトライしたと思うんです」

     誠也 「そうですね」

     新井 「だから、言わなかった。誠也は誠也で必死に考えてやっているんだから。で、メルセデスのカーブをレフトに運んだのをベンチで見て“出た、たまたま”と思って。ゆる~い、しかも入って来る球だから、たまたま(タイミングが)合ったみたいな(笑い)そこで聞いたよね。“こういう感じじゃなかったか?”って」

     誠也 「はい。たまたまです」(笑い)

     新井 「日本シリーズ前も同じ練習をやっていたら、言おうと思っていましたけどね」

     ――鈴木選手が初めて4番に座った17年は、精神的に苦しい時期がありました。経験者としての助言も…。

     新井 「いやいや、大したことは言っていないです、ボク」

     誠也 「助言をいただきましたよ。“自分が思っている以上に、周りは…”って」

     新井 「“自分が思っている以上に、周りはみんなお前のことを見ているし、チームへの影響も大きいんだよ”ということは言った。あれ、17年だっけ?」

     誠也 「はい。“ガマン、ガマン”と。確か夏前、6月か7月ぐらいでした」

     新井 「確かにあの頃は、精神的にツラそうだった。“これは言った方が誠也のためになる。言わないとダメだな”って感じたので、伝えたんです」

     誠也 「何もうれしくなかったんですよ。打点を挙げても、ヒットを打ってもうれしくない。いくらヒットを打とうが納得いかない…という状態が続いて。もうどうでもいい…みたいな、今までにない感覚だったんです。でも、どうしたらいいかわからない」

     新井 「分かるよ」

     誠也 「心の中ではずっと“こんなんじゃダメだ”って思っていたんですね。でも、どうしたらいいのか。その繰り返しです。試合で結果も出さないといけない。焦っていたし、いろんなものが重なって究極でしたね」

     新井 「あの時の自分はダメだって気付けるのが素晴らしいよ」

     ――新井さんとプレーした4年間、鈴木選手にはどんな学びがあったんでしょう。

     誠也 「黒田さんも含めてですが、レギュラー選手はやっぱりそうなんだ…と感じ取れたのが一番ですね。2軍の時から漠然と、レギュラーはこういうもの…と考えてはいたんですけど、新井さんと黒田さんの姿を見て、思いを強くしました。チームには、試合に出たくても出られない選手がたくさんいる。そういう人たちのことも背負い、私生活や練習態度、話す言葉、すべてができてレギュラーだと思うんです」

     新井 「自分さえ良ければいい…では、ダメということだよな?」

     誠也 「はい」

     新井 「プロ野球なんだけど、アマチュア精神でいうところの、メンバーに入れなかったヤツのために頑張るゾ…っていうね。プロ野球でも、そういう気持ちは大事。自分さえ結果を出して給料が上がっていけばいい…っていう考えじゃダメ。特にカープというチームは。そういうことを言いたいんだよな?」

     誠也 「そうです。だから、試合に出られない人たちを、認めさせないといけないと思うんですよ。アイツが出るなら応援する…って思わせるのがレギュラー。練習態度や人との接し方、すべてができてこそ本当のレギュラーだと思うんです」

     新井 「そうだな」

     誠也 「新井さんが試合に出ても多分、誰も不満に思わない。“何でだよ”って思う人は絶対に居ない。そこが大事。周囲が眉をひそめる態度を取り、“オレが代わりに出たい”と控え選手に思わせているうちは、レギュラーじゃない。それは新井さん、黒田さんの姿を見て感じたので、見習いたい…とずっと思っていました」

     ――実際、若手選手にはいろんなアドバイスを送っていますね。

     誠也 「ボクは見て感じることができましたけど、感じ取れない選手もいますから。それにボクも(1軍に定着した)16年や、17年にケガをして気付くことが多かったので、できるだけ早く伝えて何かを感じてくれれば。実際は自分で気付かないとわからないと思いますが、言っておくことで“そう言えばあの時に”って思い起こすこともありますから」

     新井 「素晴らしい。誠也にはボク、言うことはないです」

     ――才能ある4番の後継者が“新井さん、黒田さんの姿を見て”と共感してくれる。冥利(みょうり)に尽きますね。

     新井 「うれしいですね。やっぱり3連覇したのが大きいですよ。誠也は、黒田さんが復帰する前のカープも知っているでしょ。帰って来る前と、帰って来た後のチームは?」

     誠也 「全然違いますね。2つのカープを経験しています」

     新井 「その中に3連覇という実績が付いてきた。こうチームがまとまれば優勝争いに食い込める、優勝できる…ということが、雰囲気や何かでわかっている。これは大きい」

     誠也 「自分のことだけやっていてはダメだと思うし、自分の結果が良くてもチームが勝てなかったらうれしくないですから」

     新井 「そう。黒田さんとは若い時から一緒に“バラバラでは勝てない。投手と野手でコミュニケーションを取り、一丸となってやっていこう”とやってきた。でも、結果が出ないわけよ。最多勝や本塁打王を獲っても、チームが最下位だと誰も認めてくれない。だから勝たないとダメ。優勝しないと。誠也は、チーム一丸で戦うことがカープには最善だとわかっている」

     ――新井さんが故障離脱中の昨季序盤、故障明けの鈴木選手はベンチ待機している際、殊勲打の選手らを笑顔で真っ先に出迎えていました。

     新井 「素晴らしい。そういう姿勢が周りを振り向かせ、チームを引っ張る力になる。来年は何年目かな?」

     誠也 「7年目です。25歳になります」

     新井 「大卒で言えば3年目か。仲間とふさげ合ったりするけど、頭は賢いからね」

     誠也 「やっぱり楽しくやりたいので」(笑い)

     新井 「いろんなことを見て感じ取れる。4番は大変だし、重荷になるほど背負わなくてもいいけど、少しずつ発信した方がいい…とオレは思うなぁ」

     誠也 「そうですね。新井さん、黒田さんに残してもらったものを消してはいけない。そこは自覚して伝えていこうと思います」

     新井 「素晴らしい考え方をしているし、言うことで責任感も芽生える。そのポジションにいると思うので、段階を追ってね」

     誠也 「頑張ります」

     新井 「今日はありがとう。4連覇と日本一を目指して頑張れ。応援しています」

     誠也 「ありがとうございました」


    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190102-00000061-spnannex-base

     ――新井さんが広島に復帰した2015年、お二人にはお互いがどう見えていましたか?

     新井 「もちろんチームの中心になると思ったし、いずれは4番を打つと思いました。阪神に在籍していた前年から、終盤に1軍に上がった誠也を見て“いいスイングをするな”と感じていたんです。一度、広島市内の飲食店で会ったよな?」

     誠也 「はい。“いいスイングだな”と声を掛けてもらいました」

     新井 「面構えもいいと思った。負けん気が強そうな。いい選手が出て来たな…と。

     誠也 「ボクは新井さん、黒田(博樹)さんと一緒にプレーできていることがうれしかったです。単純に」

     新井 「その頃はまだ自分のことで精いっぱいだろうからな」

     誠也 「はい。周りを見る余裕も、考える余裕もなかったです」

     ――翌16年に鈴木選手は大ブレークした。

     新井 「来たな…と。普通は1段だけど、いきなり2~3段飛ばしで来たな…と感じました。オリックス戦の3試合連続決勝弾(6月17~19日)を“神ってる”と言われたけど、マグレみたいで誠也には失礼な話。1年間通して素晴らしい成績を残したわけですから。確かな技術がないと、運だけで成績を残せる世界じゃないので」

     ――25年ぶりの優勝を決めた9月10日、東京ドームでの巨人戦でも2本塁打を放った。

     新井 「優勝を決める試合で、2発はなかなか打てないからね」

     誠也 「ボク、1年目に巨人の優勝(13年9月22日)を東京ドームで見ているんですよ。胴上げを見るのがスゴく嫌で、“いつか絶対にここで優勝してやろう”と思った。だから、あの日は“絶対にここで決める”と気持ちが高ぶっていて…」

     新井 「素晴らしいですね。その時の記憶をエネルギーに変えられるわけだから」

     誠也 「緊張して足が震えていたけど、あの年はそういう年でしたね。やることすべてが恐ろしいぐらいにハマるし、勢いだけで流れに乗っていける」

     新井 「それも確かな技術があるからよ。マグレでは打てない」

     ――打者として鈴木選手がすぐれているところはどこでしょう。

     新井 「すべてじゃないですか。長打が打てるし、勝負強い。賢いし、割り切れるし、割り切る勇気もある。技術を含めて全部がスゴい。しかも、3年間素晴らしい成績を残しているのに、まだ伸びしろがある。そう期待させる力を秘めているのがスゴい。誠也なら40本、40盗塁もあり得ると思いますよ」

     誠也 「昨季は、盗塁を含めてもう少し走りたかったんです。もともとのプレースタイルなので。首脳陣はもっと走ってほしいと思っているだろうし、スピードがあるうちは…」

     新井 「今は葛藤があるだろうけど、ケガが治ったら40、40を目指してほしい。足が速いんだし、走ることで打撃にも守備にもいい影響を及ぼすので」

     ――新井さんと鈴木選手の共通項はカープの4番。4番打者とはどんな存在でしょう。

     新井 「誠也、どう思う?」

     誠也 「昨季終盤に初めてわかりました。4番とはこういうことなんだ…と。マジック1(9月23日)になってからの期間、丸さんもボクも状態が落ち気味で勝てない時があり、そういう時に限ってチャンスで4番に打席が回ってくるんです」

     新井 (笑)

     誠也 「そう感じるんですよ。“こういう時に限って何でオレに回るんだよ”って」(笑い)

     新井 「そうそう。“何でオレなんや”みたいなね」(笑い)

     誠也 「それまで丸さんが打つと、“何で打つんだよ”って思ったのに、現金なもので、その時は“頼むから打ってくれ、回ってくるな”と考えるんです」

     新井 「わかるよ」

     誠也 「新井さんにもよく言われましたが、今はチームが強いから他の選手が打つし、自分が打てなくても軽減される。でも、Bクラスに落ちた時にこれが続くと、相当に苦しいと思うんですよ」

     ――新井さんの実体験でもありますね。

     新井 「今となったらいい経験ですけどね」

     誠也 「今はチームが弱くなった時の下準備というか、今じゃないと思うんですよ。本当の仕事は。弱くなり、Aクラスが懸かるという時に打つのが4番、一番大事な時に打つのが4番だ…と」

     新井 「誠也は漢字が苦手だけど、賢いんです。この若さでいいことを考えているし、深い。感心する」(笑い)

     誠也 (笑い)「現実的に(好調が)ずっと続くわけじゃない。新井さんに昔話を聞かせてもらうと、今じゃないと思いますね」

     ――苦しい時期は新井さんから助言も。

     新井 「いや、そんなに声を掛けていないですよ。これは言わなきゃ…と思ったら言うけど、自分から言うことは基本あまりない。年に1、2回か…」

     誠也 「昨季の終盤、ボクが変になった時にはあります」(笑い)

     新井 「誠也はボクと違うんですよ。ボクは出たとこ勝負で単細胞だけど、誠也はいろんなことを深く考え、計画性がある。ポテンシャルもボクなんかより全然スゴい。ただ、あの時は目に余るというか“何やっとるんや”みたいな」(大笑い)

     誠也 「いろいろ打ち方を変えて」(笑い)

     新井 「カーブを打ったのはいつだっけ?」

     誠也 「クライマックスシリーズ(対巨人、10月17日の第1戦)です。変な打ち方で、入ってきたメルセデスのカーブを出合い頭に」

     新井 「CSの時はこれ(バットを構えた時に小さな動きを入れる動作)でやっとったよな。それでカーブをホームランした」

     誠也 「はい。1カ所バッティングでも結果が出ないままCSに入り、突破後にまた打ち方を戻した時、新井さんに“お前、変えたのか? 何であんなことをしとったん?”と言われたんです」(笑い)

     新井 「そう。日本シリーズ前に」(笑い)

     誠也 「“そっちの方がいい。ちょっと安心した”って」(笑い)

     新井 「誠也はいろんなことをトライしようと思っているんです。それがボクにもわかるから、あまり言わないんですよ。でも、あの時はさすがに」(笑い)

     誠也 「さっきも言いましたけど、終盤から状態が落ち気味で、そのままだと悪いイメージしかない。しっかり振れる打ち方に、取りあえずしたかったんですね。結果はダメで、高めの真っすぐが当たらない。でも、トライしたからこそ、高めの150~160キロをしばければ、どの球も打てる…と改めて感じることができました」

     新井 「うんうん」

     誠也 「ボクの中では変えて良かったと思います。あの打ち方では高めに手が出ない。高めを打つ大事さに気付き、日本シリーズ前は元に戻して高めを打つ練習をしました。打ち方を変えずCSに入っていたら、あの日本シリーズ(敢闘賞)はなかったと思います」


    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190102-00000060-spnannex-base

     2019年元旦。豪華な共演が実現した。今季から背番号1を背負う広島・鈴木誠也外野手(24)と、本紙評論家として第2の人生をスタートさせた新井貴浩氏(41)による新春吉例「新旧4番打者」対談。数々の仰天エピソードを交えながら4番道を熱く語り合う中で、鈴木はリーグ4連覇と悲願の日本一を目指す今季の目標として40本塁打、100打点を掲げた。(構成・江尾 卓也)

      ◇    ◇    ◇

     新井 「誠也、明けましておめでとう」

     誠也 「明けましておめでとうございます」

     ――新井さんは、この対談がスポニチ評論家としての初仕事です。

     誠也 「お手柔らかにお願いします」(笑い)

     新井 (笑い)「さっそくだけど、年を越すともう始まる…という感覚になるよな」

     誠也 「なりますね。新井さんは引退されてどうなんですか?」

     新井 「正直、今はそういうのが全くないから解放感があるよ。オフのメニューは順調に消化できている?」

     誠也 「もう一度しっかり走れるようにしたいので、それを念頭に右足のリハビリをやっていますが、段階は早いと思います。トレーナーさんとは、1月の自主トレ前にある程度の動きを…と話していましたが、12月中旬にはできているので」

     新井 「骨折前のいい状態を100%としたら今はどれくらい?」

     誠也 「50~60%にはなったかな…と」

     新井 「それでもまだ50~60%なんだ」

     誠也 「でも、最悪に痛い時が100としたら、今はゼロに近いです。全く違います」

     新井 「切り返しの動作はまだ痛いの?」

     誠也 「痛くはないけど、力が入らない感じです。でも、シーズン中にできなかったことができているので、ステップとしてはすごくいいかな…と」

     新井 「ま、2次的なケガにつながらなくて本当によかったよ。焦る必要はない。段階を追いながら、開幕に合わせてやればいい」

     誠也 「そうですね」

     新井 「今季は、丸が抜けた中で4連覇を目指すことになる」

     誠也 「丸さんが居ないからといって、さほど変わることはないと思います。大きいのは新井さんです。ダメな時に言ってくれたり、ストップかけてくれた人が居ない。個が大事になるかな…と」

     新井 「個人個人か」

     誠也 「はい。個人個人がしっかり考えを持ってやれば勝てると思います。ただ、個がバラバラになってしまうと危ないかな…と」

     ――巨人、阪神が大補強しています。

     誠也 「それより自分たち。まとまれば大丈夫です。個を抑えて、いかにチームとしてまとまっていくか」

     新井 「個人的な数字でいえば、キャリアハイを目指してほしい。40発はどうだろう」

     誠也 「やっぱり打ちたいですよ。昨季は30本打って安心したところがあったので、目標は高く持っておかないといけない…と痛感しました。丸さんが39本打ったので、それ以上を目指さないといけない…と思いますね」

     新井 「結果4連覇」

     誠也 「そうですね。ボクが40発打って100打点を挙げれば、その可能性は高くなってくると思うので」

     新井 「カープの打線は前後のバランスがいい。今までは丸が居て分散されていたけど、今季は誠也へのマークがキツくなる。4番は大変だけど、ケガなくやれば、3割、40本、120打点は普通に達成できる。日本シリーズでライトに打った本塁打(10月30日の第3戦、1―4の6回にミランダからソロ)なんて、またちょっと違う感覚でね。外角高めの真っすぐをね」

     誠也 「違う感覚というよりも、今まで打ったことのない打球でした。あの高さのアウトハイのボールを」

     新井 「あの方向に」

     誠也 「はい。どちらかと言うと、ボクは左中間に引っ張り込んで打つタイプ。思っていたスタイルとは違う打球が飛んだので…」

     新井 「今もスゴいけど、誠也のポテンシャルならまだまだスゴい選手になれる。40本じゃなく50本すら目指せるし、3割3分の50発を打つ可能性を秘めているからね。まだ若いし、あんな感じの一発が出だしたら、数はもっと増えるよな」

     誠也 「はい。逆方向の打球が増えれば普通に増えると思います」


    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190102-00000059-spnannex-base

     広島ドラフト6位の正随優弥(22=亜大)は、“大阪桐蔭魂”でプロの世界に挑む。目標と公言するのは、日本ハムの中田翔。「スラッガーという意味でとても活躍されているし、自分もそういう選手になりたい」。中学時代に所属した広島鯉城シニア、そして大阪桐蔭での7学年上の先輩でもある。右の長距離砲という特徴も重なり、「中学からの先輩でもあるのでよくしていただいてる。これから少しずつ近づきたい」と、偉大な先輩の背中を追いかける。

     広島出身で、高校進学の第1希望は地元の広陵だった。しかし、中学3年のときに藤浪(阪神)、森(西武)擁する大阪桐蔭が、広陵を圧倒した試合を現地観戦。そこから「ここでやりたい」と大阪桐蔭への進学を希望した。高校3年の夏の甲子園では、4番として全国制覇。学生時代から厳しい競争を勝ち抜いて、自分の居場所を確保してきた。「大学に行ったことで、今永さん(DeNA)とかいい投手と対戦できた経験はプラスになった」。大阪桐蔭、亜大と常勝を義務付けられた環境で育った経験を礎に、下克上が始まる。



    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190102-00000066-spnannex-base

     昨季限りで現役を引退した前広島の新井貴浩氏(41)がスポニチ本紙評論家に就任した。

     98年ドラフト6位で広島に入団し、20年間の現役生活で通算2203安打、319本塁打を記録。05年に本塁打王、11年には打点王を獲得した。08年からは阪神でプレーし、15年から広島に復帰。翌16年はMVPに選ばれる大活躍で25年ぶりの優勝に貢献した。勝負強い打撃と誰からも愛される人間性でチームを束ね、リーグ3連覇を置き土産にユニホームを脱いだ。今後は評論家として第二の野球人生をスタートさせることになり、「うまく伝えられるかどうか分かりませんが、選手への愛情を持って一生懸命やっていきたい」と意欲を明かした。


    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190101-00000017-spnannex-base

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