広島カープブログ

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    黒田博樹

     広島が2年連続でセ・リーグを制し、改めてチーム強化方針が評価される形となった。カープはなぜ強いのか。ひもとくと15年連続Bクラスの時代からぶれていない松田元オーナー(66)の独自理論があった。

     V2で黄金期に入ったとされる広島だが、松田オーナーの展望に、課題がないわけではない。

     「投手が怖いね。岡田と薮田がしっかりとやってくれているけど、リーダーがいない。野手は新井がいて、丸がいてとバランスがよくて、また菊池が中心となっていろんな形で引っ張って全体的にいい。投手の成熟度でいえば、誰が引っ張っていくかというところでは、まだ落ちるよね。黒田がいないのが大きい。そういう選手が出てきてくれれば、よりいいんだけどな」

     リーダーはFA選手で補うこともできるが、球団の揺るがぬ方針で、FA補強はしない。しかし、獲得する外国人選手は「ハズレ」が少ないのも広島の特徴。米留学経験もあるオーナーが、外国人選手を発掘する独特の目を持ち、球団内にその考えが浸透している。

     「投手では日本人のような(オーソドックスな)投げ方をするのは取らない。相手が嫌がるような背が高く角度があるタイプが欲しい。そして性格が悪いとダメ。人間性は大事。外国人調査は同じ選手を3年くらい見て、28歳くらいで獲るのがいい」

     ジョンソンは昨季沢村賞。また、ソフトバンクの絶対的守護神・サファテも、もとはといえば広島が獲得した。その後、他球団で活躍した選手が多いことで、いかにその目が確かなものかが証明されている。

     また、松田オーナーはユニークな発想で、マツダスタジアムの営業的なリーダーシップも発揮している。

     「(寝転がりながら観戦できる)寝ソベリアのもとになったのはオランダの図書館か学校かがベースになった。また、来年の企画の仕込みのためにポルトガルの傘祭りなどに担当者を行かせている。イタリーにも行かせている」

     かつての本拠地・市民球場は「劣等感を持つような球場。ロッカールームとか、相手に対しても申し訳ないような環境だった」という。全試合満員のマツダスタジアムへたどり着いたのは、チームの運営、補強、営業、すべて理想を追い求めた結果だ。ファンの絶大な支持のもと、今季、マツダでは45勝20敗1分け。根幹にあるのは市民球団としての誇り。

     「地域との結びつきは固くないといけないし、我々が地域に対してできることは積極的にやりたいといつも思っている。地域がうちに対してやってくれることは目には見えんけど、みんなが支持しているというものは感じることができるからね」(特別取材班)=おわり=
    引用元 http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20170921-OHT1T50273.html

     広島が2年連続8度目のリーグ優勝を決めた。目に涙を浮かべながら11度宙を舞った緒方孝市監督(48)はインタビューで「昨年は25年ぶりにリーグ優勝して広島のファンの方に喜んでもらえた。あの素晴らしい時間をもう一度と選手たちが頑張ってくれた。よくやったな、おまえたち!」とベンチに向かって絶叫した。

     圧倒的な攻撃力が際立った。

     チーム打率.274、147本塁打、706得点、108盗塁はダントツのリーグ1位。中日、横浜などで活躍した評論家の門倉健氏がこう指摘する。

    「1番・田中(28)、2番・菊池(27)、3番・丸(28)に、先月末に故障離脱するまで打点王としてチームを引っ張った4番・鈴木(23)、3割をマークしている安部(28)といった主力野手がみんな若い。試合終盤の逆転勝ちが多いチームですが、攻撃陣を奮起させた中継ぎ投手陣の踏ん張りも見逃せません。今村、一岡、ジャクソン、中田、抑えの中崎が50試合以上に登板して強さを見せた。世代交代がうまくいっていない巨人をはじめとした他球団との差は大きい」

     中日の森監督は「何を取ってもうちより上。なかなか、よそが対等に戦うのは難しい」と白旗である。

     就任3年目の緒方監督の成績はリーグ4位、1位、1位。昨季は絶対的エースの前田健がメジャー移籍し、今季は精神的支柱の黒田が引退した後のシーズン。いずれも苦戦が予想される中での連覇だけに価値がある。緒方監督の契約は1年ごとに更新されているが、就任時に松田オーナーは「うちはだいたい5年で考えている」と語っているだけに、あと2年は安泰。「それ以上の長期政権の可能性が出てきました」と広島のさる球団関係者がこう言う。

    「野村謙二郎前監督をはじめ、球団方針としてこれまでのほとんどが5年を一区切りに交代している。ミスター赤ヘルの山本浩二監督も5年ずつで2期。それ以上となると1975年から11年間の古葉監督だけ。この間、4度リーグ制覇するなど黄金時代をつくったからです」

     広島は次期監督候補がズラリと順番待ちをしている球団である。複数の関係者によれば、佐々岡現二軍投手コーチ(50)、OBの前田智(46)、黒田(42)、現役の新井(40)を含めて4人が控える。緒方監督が長期政権を握り、その後の2人を「ひとり5年」の法則に当てはめると、ファンの多くが待望する男気・黒田監督の誕生は、15年から20年も先ということになる。
    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170920-00000012-nkgendai-base

     優勝マジック1としていた広島が18日、甲子園での阪神戦に3―2で競り勝ち、2年連続8度目のリーグ制覇を決めた。リーグ連覇は古葉竹識監督時代の1980年以来37年ぶりで球団史上2度目の快挙だ。優勝の瞬間にタオルで涙を拭い、思い出の地で11度宙に舞った緒方孝市監督(48)がチームを率いて3年目。ライバルを徹底的に研究し、勝利のために非情な決断もいとわない、指揮官の素顔に迫った。

     気がつけば涙があふれていた。甲子園は自身が1988年9月17日にプロデビューを果たし、初安打初本塁打初打点を記録した思い出の地。球団史上2度目となるリーグ連覇を成し遂げた緒方監督は「心からうれしいです」と声を震わせた。

     終わってみれば今年も圧勝だった。救援陣がへばり、4番の鈴木が右足首骨折で離脱した8月こそ12勝13敗2分けで緒方政権下では1年目の2015年3・4月(9勝16敗)以来となる月間負け越しを喫したが、最後は総合力でライバルを突き放した。大型補強でV奪回を期した巨人を16勝7敗と圧倒。5月6日に9―0から逆転負けする屈辱を味わった阪神にも5~7日の直接対決で3戦連続逆転勝ちして引導を渡し、この日も横綱相撲で寄り切り勝ちだ。

     徹底的に相手を研究した成果でもある。緒方監督は「選手はもちろん、スコアラーの働きも大きい」と言う。就任3年目の今季は「欲しいデータが注文しなくても届くようになった」。対戦前の予習に多くの時間を割くようになったのは、就任1年目に当時の巨人・原監督、阪神・和田監督に“経験の差”を見せつけられたことがキッカケだったという。ナイター終了後でも録画した次カードで対戦するチームの試合を欠かさず見て手の内を研究。“おかわり”することもざらで、チーム関係者は「うちの監督は最低でも1日2~3試合やっている」と話す。

     采配や用兵の糧となっているのは試合から得るデータばかりではない。ヒットしたマンガやアニメから学ぶこともある。お気に入りの一つがアニメ「進撃の巨人」のスピンオフ作品「悔いなき選択(後編)」に出てくるセリフだ。調査兵団の団長になる以前のエルヴィン・スミスが、入団して間もないリヴァイに向けてこう言う。

    「よせ、後悔はするな。後悔の記憶は次の決断を鈍らせる。そして決断を他人に委ねようとするだろう。(中略)結果など誰にも分からないんだ。一つの決断は次の決断のための材料にして初めて意味を持つ」

     コーチに意見を求めたり、進言を聞き入れることはあっても決断は自分で下す。そうしないと失敗の責任を他人になすり付けるようになるからだ。

     一つの決断を次の決断のための材料にした分かりやすい例が、8月末のDeNA戦での守護神交代劇だろう。同22日の初戦で完投目前の野村が5―2の9回無死一塁から筒香に2ランを被弾。抑えの今村もロペス、宮崎に連続ソロを浴びてサヨナラ負け。すると緒方監督は「抑えは今村のままでいいか悩んでいたが、ハッキリと答えが出た。この先の戦いは抑えを中崎に託す」と決断した。

     抑えに戻った中崎は翌23日に1点差を守れず、24日も同点の9回にサヨナラ打されて球団初の同一カード3連戦3連続サヨナラ負けを喫した。さすがの指揮官も「(宿舎の)ホテルに帰ったら屋上から飛び降りないけんかもしれん」とショックを受けていたが、自身の決断は貫いた。結果として4日間の“リフレッシュ休暇”を与えられた今村は球威を取り戻し、中崎も抑えに定着。9月1日から9連勝するラストスパートにつながった。

     昨年は6月に家族の一員となった愛犬を「優勝」と名づけ、チームを25年ぶりのリーグ制覇へと導いた。33年ぶりの日本一を目指す今季は新たなペットとして犬かウサギを飼って「日本一の『一(イチ)』」と命名するプランまで練っていたが「遠征中に誰が面倒を見るのか」という問題に直面して断念。それでも80年以来となるリーグ連覇を達成した。

     ゲンを担がなくても鍛え上げられた選手たちが苦境を打開してくれる。黄金期に突入した赤ヘルの進撃は止まらない。
    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170920-00000011-tospoweb-base

     ◇セ・リーグ 広島3―2阪神(2017年9月18日 甲子園)

     新井貴浩内野手(40)がインタビューに答えた。盟友だった黒田博樹氏が抜け、4番を鈴木誠也に譲った今季。秘めたる思いを激白した。(構成・江尾 卓也)

     ――大きな補強なく臨んだ今季。連覇への手応えはあったか。

     「厳しい道のりになると思っていましたね。他球団のマークがキツくなるのは見えている。ただキャンプ初日に、周りの姿勢を見て過信や緩みがないことが分かり、感じるものはありました」

     ――具体的に言うと。

     「(田中)広輔とキク(菊池)、丸の3人が中心になり、連係の時から声が出ていたんです。自分たちが引っ張る自覚を感じました」

     ――5月6日阪神戦での9点差逆転、8月のDeNA戦での3試合連続サヨナラと、手痛い敗戦もあった。それでも投打の信頼関係は崩れなかった。

     「黒田イズムだと思います。投手と野手が互いに尊重し合い、一つにまとまるという考え方が根付いている。一時的に感情的になることがあっても、引きずらない。投手が抑えても、野手が点を取らなければ負ける。投手が打たれても、野手が取り返して勝つ試合もある。持ちつ持たれつですから」

     ――昨季務めた4番を譲り、先発を外れる機会も増えた。代打や終盤の守備固めと献身的になれるのはなぜ?

     「やっぱりカープが好きだからね。復帰した時、あれだけの声援を頂いた。あの感動は忘れられない。今度は周りの人に喜んでもらいたい。試合に出たい気持ちは当然あります。ただ、出なくてもチームが勝てばいい。昨季より出場試合は減っていますが、カープの今後を考えたらいいこと。僕にとってもうれしいこと」

     ――7月7日ヤクルト戦での代打逆転3ランは印象深い。

     「昨季より若干ですけど、技術は上がっているんじゃないですかね。低下している体力面を技術面で補っている感覚はあります。ボールに対する反応が昨季より若干良くなったかな…と。飛距離の面でも、よく飛んだと思える打球もあったし」

     ――新4番・鈴木はどう映った?

     「苦しんでいましたね。経験した者にしか分からない苦しみがある。孤独だし、(勝敗を)背負わないといけないし、背負わされる。でも、苦しみながらも成績を残した。誠也自身がワンランク上がったと思います」

     ――いろいろ声を掛けたのでは。

     「我慢です。我慢するしかないんだ…と。よく伝えたのは、その言葉。いろんなことを受け止めた上で、グッとこらえる。耐える。辛抱する。僕はありがたいことに、いろんな経験をさせてもらいましたからね(笑い)」

     ――昨季は日本一に届かなかった。今年こそ…という思いは?

     「もちろんあります。短期決戦は一つのミスで流れがガラッと変わるので、凡事徹底。そうすれば、結果は付いてくると思います」
    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170919-00000073-spnannex-base&pos=2

     「阪神2-3広島」(18日、甲子園球場)

     広島が2年連続8度目のリーグ制覇を果たした。

     黒田チルドレンが、レジェンドの一つの願いをかなえた。昨年、25年ぶりの優勝に貢献し、日本シリーズ前に現役引退を表明した黒田博樹投手は、日本シリーズで2勝4敗で敗れたため、第7戦で先発予定だったが、マウンドに上がることなく、ユニホームを脱いだ。

     第6戦が終了後、ベンチ裏で大勢の報道陣に囲まれた黒田が最後に「来年、ぜひセ・リーグを連覇して、日本一になれなかったので、日本一になってほしい。今のチームは本当にいいチームだと思うので、来年は陰ながら応援したい」と後輩に夢を託した。

     精神的支柱であり、戦力的にも10勝を挙げた右腕の引退は、25年ぶりの優勝に沸くチームの中、連覇に向け大きな不安材料だった。しかし、レジェンドの背中を見てきた若鯉たちが躍動した。

     マウンドへ万全の準備をして上がる黒田の姿を見てきた薮田がチーム最多の14勝。昨年4勝に終わった岡田は開幕からローテーションを守り12勝を挙げ大きく飛躍した。大瀬良も開幕から7連勝の活躍。昨年最多勝を挙げた野村は、勝ち星こそ昨年に及ばないが、先発の柱として週頭の火曜日に登板を続けた。救援陣も同じだ。中継ぎ陣は、救援失敗や過酷な場面でも勇気をもってマウンドに上がり続けた。

     攻撃陣も黒田の影響を受けた。シーズン終盤にケガをして戦列を離れた鈴木は、シーズン中に4番を任され好成績を残した。昨年、ガムをかんでグラウンドに出ていた若武者は黒田に「かっこいいと思うか」と問いかけられたことがあった。プレーだけではない。日米通算203勝を挙げたレジェンドの野球に対する姿勢、言葉は重い。

     黒田の願いの一つである連覇を達成した。もう一つの頂、黒田をもってしても達成できなかった日本一。CSを突破し、1984年以来33年ぶりの快挙に挑む。
    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170918-00000105-dal-base

     セ・リーグは広島が2連覇を決めた。野球評論家の西本聖氏に広島の強さの理由を聞いた。

     -開幕前の予想は2位だった

     西本氏 連覇というのは簡単にできるものではないし、大黒柱の黒田が抜けた。さらに巨人があれだけの大補強をした。今季は厳しいだろうと2位にした。

     -それでもふたを開けたら巨人の調子が上がらず結果的には独走した

     西本氏 黒田が抜けてもエースのジョンソンが出遅れてもその穴を埋める若手投手がしっかり出てきた。薮田、岡田らがしっかり育ってきた印象。野手にしても鈴木誠也が故障で離脱しても松山が4番の穴をしっかりと埋めた。層の厚さというものをものすごく感じた。しっかりとしたチーム作りができているから、3連覇、4連覇という可能性もあるかもしれない。

     -広島のゲームを見て感じることは

     西本氏 「野球をやっているな」と感じる。勝つためには頭を使わないといけない。ただ打って、投げて、捕るだけでは勝てない。状況に応じた野球がしっかりできているなと思う。

     -具体的な場面は

     西本氏 14日のDeNA戦。4-4の8回表に無死満塁の大ピンチがあった。こういう場面でどうするか。投手は低めに投げてゴロを打たせるか、三振を取らないといけない。結果、二ゴロ、三振、遊直で無失点で切り抜けた。去年は菊池、田中の二遊間など高い守備力で失点を防いだイメージが強かったが、今季はさらに頭を使った野球ができているなと感じる。そこには去年の日本シリーズで日本ハムに敗れた悔しさがあると思う。

     -緒方監督の采配について

     西本氏 野球は7~8割が投手。そういう意味で先発投手に1イニングでも長くというのを感じた。投手というのは負けの中で得るものがある。次の登板につながることがある。先発が少しでも長く投げれば中継ぎ陣を休めさせることもできる。1年間の長い戦いの中で先発投手を育てるという緒方監督の意図というものが伝わってきた。
    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170918-00004259-nksports-base

    <明治安田生命J1:新潟2-4鹿島>◇第26節◇16日◇デンカS

     首位鹿島アントラーズが最下位のアルビレックス新潟に4-2で勝って連勝を4に伸ばした。前半に2失点したが、後半にMFレアンドロ(24)の3得点などで鮮やかに逆転した。プロ野球セ・リーグで首位を独走する広島と同じく、ベテランと若手が融合。DF昌子源(24)は残り8試合を全勝して2連覇すると宣言した。

     左腕に主将マークを巻いた昌子の口調は、普段より早口で強かった。それほど2点のビハインドを覆して得た勝ち点3は大きかった。「良い経験が出来た。チームとしても、個人としても、キャプテンとしても。これからもっと強くなれる確信を得た」。残り8節で2位川崎Fとは勝ち点6差。「このまま残り全勝で優勝する」と言い切った。

     マークの受け渡しの連係ミスから前半の2失点に絡んでいた。ハーフタイムには大岩監督からゲキが飛び、MF小笠原から「勝ちたい気持ちが新潟の方が出てる。そこで負ける」と言われ、目が覚めた。昌子は「正直、みんなフワフワした感じはあった。最初からやらないといけない」。後半4得点の逆転勝ちにも、20日の天皇杯で対戦する浦和やJ1終盤戦で対戦する上位を意識し、反省を忘れなかった。

     試合前日、昌子はプロ野球の広島と鹿島が「似ている」と言った。「ただのベテランではない、大ベテランがいる。若手とのバランスがとれていることが強さとなっていると思う」。38歳の小笠原は「(昨季引退した)黒田さんみたいに背中で男(おとこ)気みせて引っ張ってくれる」。同じ38歳のGK曽ケ端は「新井さんみたいに、若手からいじられる時もあって雰囲気をつくってくれる」。「ナオ(DF植田)は中心を担っているし(FW鈴木)優磨や(安部)裕葵の活躍が激しい競争を生んでいる」と若手への信頼も口にしていた。

     この日もベテランの言葉に刺激を受け、18歳のFW安部もドリブル突破などで好機を演出するなど鹿島は、しっかりとベテランと若手が融合している。助っ人のレアンドロには“3発”も飛び出した。広島は最下位ヤクルトに逆転負けして優勝はおあずけになったが、鹿島は最下位を退けて勢いを増した。【鎌田直秀】

     ▼ハットトリック 鹿島MFレアンドロ(24)が、16日の新潟戦(デンカS)で達成。今季J1で3度目、通算224度目。鹿島では12年10月6日の東京戦でMFドゥトラが達成して以来、5年ぶり15度目。
    引用元 https://www.nikkansports.com/soccer/news/201709170000088.html

     最下位に低迷する真中ヤクルトを攻守で圧倒した首位の緒方カープ。30日の17回戦(マツダ)は、マジック点灯を目前にする赤ヘル軍団の強さを際立たせた。4番・鈴木が守備で同点を阻止するレーザービームを繰り出し、打っても21号3ランを含む4安打5打点と大爆発。元4番の新井も先制打に8号3ランの4打点と奮起した。今季最多タイの14得点を叩き出した超強力打線をバックに2年目・岡田もスイスイと9勝目。夏バテが心配される8月戦線だが、リーグ連覇に突き進む軍団には全く関係なさそうだ。

     もちろん、鈴木を中心とする打線が今年の快進撃を支えているのは間違いない。しかし、OBの野球評論家・横山竜士氏は一人の中継ぎ右腕に注目する。「彼の存在が本当に大きいと思うんです」と最大限の評価をしたのはプロ9年目の27歳・中田廉。その存在感をいかんなく発揮した場面が、30日の17回戦にあった。

     六回裏に一挙8点を奪い、9-0とリードして迎えた七回表。先発・岡田に代わり、2番手として一岡がマウンドに上がった。しかし、先頭・藤井の打球が左ひざ下を直撃。わずか1球で降板すると、へーゲンズが緊急登板したが、アップ不足からか2者連続四球で無死満塁とされた。大量得点差で余裕のスタンドから笑みが消え、にわかにざわめき出した。そんな中、火消し役に指名されたのが中田だった。

     「普通なら『満塁の走者全部返してもいいや』と思って投げるんですが、中田にそんな思いはかけらもなかったんでしょうね。それほど鬼気迫る表情をしていたし、また気持ちの込もった球を投げてました。実際、あの場面で2、3点入っていれば試合はどう転んだかはわからなかったと思います。なんせ前の中日戦で10点差を終盤にひっくり返しているんですから」

     横山氏が言うように、中田は最少得点差を必死で守ろうとする守護神の様相を呈していた。無死満塁から代打・リベロを空振り三振に仕留めると、好調の坂口は浅い中飛に抑え、さらに山崎を遊ゴロに切って取った。最後は難しいバウンドのゴロだったが遊撃・田中が懸命にダッシュしショートバウンドで好捕、素早い投球で間一髪一塁に刺した。中田の魂の込もった投球が田中を突き動かしたのだった。

     「田中もナイスプレーでしたが、やはり廉(中田)の『絶対に1点もやらん!』という投球でしょうね。どんな状況でもスイッチを入れられる彼のような投手が中継ぎにいるのは本当に大きいし、心強いですよ」

     同じ中継ぎ投手として長年カープを引っ張ってきた横山氏と中田は、中田が入団した2009年から横山氏が現役を引退した14年までの6シーズンで苦楽を共にしてきた。期待されながら結果を残せない中田の苦しみを間近で見てきただけに、プロ9年目を迎えた今年にかける決意と覚悟を感じるという。今季はすでに39試合に登板し、キャリアハイだった2014年(66試合)に次ぐ数字をマーク。速球の威力が戻り、なおかつスライダー、フォークに磨きがかかって防御率1・91と安定感が増した。ここまで満塁のピンチで7度登板しているという事実も、緒方監督の大きな信頼感を表している。

     “男気”と形容され、カリスマ的存在だった黒田博樹氏が現役を引退し、その後継者が注目された今シーズン。安定度からすれば野村が最右翼で、数字だけをみれば薮田や岡田、大瀬良が候補に挙がるだろう。だが、チームを精神的にも支える存在-という意味では苦労人・中田ではないだろうか。“男気2世”中田の踏ん張りがなければ今日の独走もなかった。これは決して言い過ぎではない。(デイリースポーツ・中村正直)
    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170731-00000070-dal-base

    【赤坂英一 赤ペン!!】「たとえ優勝できても、今年のCSは去年のように簡単には勝ち抜けないかもしれない。投手陣をもう一度抜かりなく整備しておく必要がある」

     1979、80年以来、37年ぶりの連覇を目前に控えた広島の内部から、こう先行きを危惧する声が聞こえてくる。昨季のCS最終ステージはDeNAを4勝1敗と一方的に破ったものの、ここにきて投手陣が先発もリリーフも不安を露呈。首脳陣の間では「この勝負どころで“黒田ロス”の影響が出てくるとは」という声も上がっている。

     マジックが点灯したり消えたりしていたころに目立ったのが、今村や中崎ら抑えが打ち込まれた場面。8月22~24日、3試合連続で逆転サヨナラ負けしたDeNA3連戦では、この2人と中田が敗戦投手となっている。

     今村で思い出すのは2011年、長野の顔面に死球をぶつけ、左頬骨を骨折させたあと、しばらく内角を突けなくなったことだ。当時の大野投手コーチが「勝負の世界なんやから遠慮するな」と励まし、ふたたび長野を打ち取るまでに約2か月を要している。

     翌12年は自己最多の26ホールドを挙げるも14、15年は長い二軍暮らしを強いられた。今年こそ盤石の信頼を得るためにもCS、日本シリーズに向けて、しっかり再調整してもらいたい。

     中崎はヒゲを伸ばすのも結構だが、リリーフで使われ始めたころの鋭い目つきをまた取り戻してほしい。もともと童顔で迫力に欠けるため、野村前監督が「マウンドではもっと怖い顔をしろ」と助言。当時は常に、眉間にしわを寄せて打者をにらみつけていたものだ。

    “黒田ロス”の影響が最も大きいのは先発の大瀬良かもしれない。今季は8勝を挙げて1年目の14年以来の2桁勝利も見えていたのに、8月は月間防御率6・49と打ち込まれ、8月30日の巨人戦で負け投手となって二軍落ち。一軍復帰した10日の中日戦では打線の援護もあり、約1か月ぶりの9勝目を挙げたが、真価を問われるのは次回の登板だろう。

     黒田が復帰した15年の沖縄キャンプ、真っ先にツーシームの伝授を願い出たのが大瀬良だった。懇切丁寧に指導した黒田は「ツーシームばかりじゃなく、ツーシームを生かす球種も投げるように」と教えている。いまこそ“男気”から伝授された技術と精神を思い出す時だろう。
    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170912-00000030-tospoweb-base

     地元Vで全員集合! 広島は10日の中日戦(ナゴヤドーム)に4―3で今季39度目の逆転勝利。2点を追う7回、松山竜平外野手(31)の12号2ランで同点とすると、さらに二死一、三塁から代打・西川の二塁内野安打で勝ち越した。

     緒方監督は「松山はすごいね。あんなところで打って絶好調。西川も嫌らしい安打でつないでくれた」と殊勲者をねぎらった。これで連勝を9に伸ばした赤ヘルは、いよいよ優勝マジックを「5」とした。

     1年前のこの日、25年ぶりのリーグ優勝を飾ったものの、場所は敵地・東京ドーム。チーム内からは「今年こそ本拠地で優勝を決めたい」という声が多いなか、大きなチャンスが巡ってきた。チームは12日からDeNAと3連戦、16日からはヤクルトと2連戦といずれもマツダスタジアムで迎え撃つ“本拠地ウイーク”に突入する。指揮官は「地元に帰って一試合、一試合やっていくだけ」と平常心を貫いている。

     それでも地元で優勝を達成した場合には、あるプランを温めている。球団幹部は「まだ、具体的なことは決めていないけど、マツダ(スタジアム)で優勝するようなら、人数の都合で一軍メンバーから漏れた人たちにも来てもらって優勝の輪に入ってもらおうと思っている。状況にもよるけど、誠也や赤松にも来てもらえたら」と、昨季の功労者で胃がんからの復活を目指す赤松と、今季98試合で4番を務め、現在は右足首骨折で離脱中の鈴木を招集する計画が浮上している。

     最短では14日にも優勝が決まる。「こればっかりは相手もあることだし、自分たちではコントロールできない部分もある」(チーム関係者)が、本拠地での“オールスター”集結はナインもファンも待ち望んでいる。
    引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170911-00000029-tospoweb-base

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