広島カープブログ

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     昨季、広島でプレーしたネイト・シアーホルツ外野手について、地元紙「デトロイト・フリー・プレス」が特集を組んだ。タイガースとマイナー契約を結び、メジャーキャンプに招待選手として参加している元助っ人は、日本でのプレー経験について「勉強になった」と振り返っている。


     シアーホルツは昨年4月に広島に加入。大きな期待を寄せられたが、コンディション不良もあり、65試合で打率.250、10本塁打、30打点と結果を残せず、1シーズンで退団した。

     しかし、32歳の外野手は日本での経験によってアメリカの野球をより深く理解できるようになったという。

    「明らかに向こう(日本)でプレーされている試合は少し違う。向こうで外国人選手として対処しなければならないことは、ここで対処しなければならないことに比べてもっとたくさんあった」

     記事の中でそう振り返っているシアーホルツは「最初のひと月で最も難しかったのは、どう人とコミュニケーションを取り、どこで食べるかを学ぶことだったかもしれない。自分には何の見当もつかなかった」とも振り返り、「そういう状況下に置かれたことは初めてだったから、勉強になった」と日本での経験に感謝している。

     プロとして野球をプレーすることの素晴らしさを改めて実感したというシアーホルツはスプリングキャンプで充実した日々を過ごしているようだ。

     【球界ここだけの話】

     25年ぶりの優勝を目指す広島だが、外国人選手の整備はほぼ完了。昨季からブラッド・エルドレッド内野手(35)、クリス・ジョンソン投手(31)が残留。新たにジェーソン・プライディー外野手(32)、エクトル・ルナ内野手(35)、ジェイ・ジャクソン投手(28)、ブレイディン・ヘーゲンズ投手(26)が加入することが決まった。

     6人のうち4人が新外国人。ここで気になるのが昨季活躍した助っ人の進路だ。「ここだけの話」広島編で最多登場を誇ったのがポッチャリ体形で人気を誇ったマイク・ザガースキー投手(32)だが、いまだに所属するチームが決まっていないようだ。

     米国で家族とともにつかの間のオフを楽しんでいる左腕に今季の契約について問うと「いくつかの日本のチームと話をしたが契約には至らなかった。だから、2016年は米国でプレーすると思う。二、三の選択肢から最高のものを選びたい」と明かしてくれた。15年は19試合の登板で防御率2・40と助っ人としては物足りない成績に終わっていただけに、日本でリベンジを果たしたい気持ちがあったに違いない。

     「日本の素晴しい野球ファン、特に広島のファンが恋しいね」と最後にメッセージも送ってくれた。昨季は日本の野球ファンを楽しませてくれたが、33歳となる今季は母国のファンを楽しませてほしい。(玉木充)

    <さよならプロ野球>

     2015年も多くの選手が球界に別れを告げた。「さよならプロ野球」で新たな人生を歩み出した元選手を紹介する。

     2016年4月から学生に戻る。15年オフ、広島から戦力外通告された鈴木将光(28)は、鍼灸(しんきゅう)師を目指し、来春から広島市内の専門学校へ通う。夜間課程で、昼間は治療院でアルバイトをしながら生計を立てる。最低でも3年間、受講をしなければならない地道な道のり。それでも現役時代ケガに泣かされた男は、第2の人生でアスリートを支えていく覚悟を決めた。

     球団から戦力外を通告された15年10月26日以降、多くの人にいくつか企業を紹介された。だが「ビビッとくるものがなかった」。答えを出せないまま11月中旬を迎えた。「せっかくプロで10年やれた。次のステップでも何とか生かすことはできないか。つなげていくことはできないかと思っていた」。ビビッと来たのが鍼灸師だった。

     現役時代、ケガで始まりケガに終わった。遊学館から広島入りした06年春に右肩痛、秋にはヘルニアの手術を受けた。その後も度重なるケガに見舞われ、15年も終盤に左太ももを肉離れ。「サポートする側に回って、今度はケガをしないように選手を支えていきたい。野球をして、ケガをした僕だからできることがあると思う」。学生からプロ、そして再び学生となる。両親の理解もあり、ゼロからのスタートを切る。

     不思議と不安はない。「ドラフトで指名された直後のような気持ち。よし、やってやるぞってね。いつか信頼される治療師になりたい」。その目は、広島から指名を受けたあの日のように輝いていた。【前原淳】

     ◆鈴木将光(すずき・まさみつ)1987年(昭62)4月8日、富山県富山市生まれ。05年高校生ドラフト1巡目で遊学館から入団。7年目の12年に1軍初昇格。初打席初安打を記録し、翌13年のWBC日本代表強化試合では内海(巨人)から本塁打を放った。通算6試合出場、11打数2安打。182センチ、85キロ。右投げ右打ち。

     今季は日本プロ野球の広島東洋カープでプレーしたネート・シアーホルツ外野手が、デトロイト・タイガースとマイナー契約で合意したことが分かった。米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』が23日に報じた。

     同サイトによると、同選手は春季キャンプに招待選手として参加する予定とのこと。

     31歳のシアーホルツは、2007年にサンフランシスコ・ジャイアンツでメジャーデビュー。その後は、フィラデルフィア・フィリーズやシカゴ・カブスなどにも所属し、8年間の通算成績は打率.253、52本塁打、228打点となっている。

     今シーズンは、3月にテキサス・レンジャーズから解雇となり、4月に広島入り。65試合の出場で打率.250、10本塁打、30打点の成績だった。

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